武蔵野ステークス直後
2019年11月9日 武蔵野ステークス ダート1600m 東京競馬場
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発馬後、先行集団を前に行かせて中団の内目から追走したタイムフライヤー。逃げたドリームキラリが淀みない流れで後続を引っ張って行くと前半は息の入りにくいペースとなり、後方待機勢にとっては願ってもない展開。直線で絶好の手応えから外目に出すと、あっという間に前を捉えて外から追い込んだワンダーリーデルとの一騎打ちとなるも、最後は競り負けてしまい2着に敗れてしまった。とは言え、距離が短くなって一気に走りも良化、近い内にタイトルを増やす事も可能だろう。
シリウスステークス直後
2019年9月28日 シリウスステークス ダート2000m 阪神競馬場
1着:ロードゴラッソ 牡4 (藤岡佑介)
2着:アングライフェン 牡7 (川田将雅)
3着:メイショウワザシ 牡4 (松山弘平)
レースタイム:2:03.5(良)
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり3ハロン:36.4
2着:アングライフェン 牡7 (川田将雅)
3着:メイショウワザシ 牡4 (松山弘平)
レースタイム:2:03.5(良)
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり3ハロン:36.4
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道中は逃げたメイショウワザシから少し離れた位置でレースを進め、絶好位を取ったタイムフライヤー。前走同様に早めの仕掛けから進出を狙って行くも、後続の押し出しに対応も出来ず直線では早々に後退してしまった。気が付けば掲示板を外す6着に終わってしまい、人気を裏切る形となった。鞍上は『1800mまで伸びていたから距離が長かった』とコメント。今後は中距離以下でのレース選択が中心となって来るだろう。
シリウスステークス直前
近親にタイムパラドックスがいる血統で、陣営としても砂適正は高いと見越してのエルムステークス出走だったのだろう。しかし、予想以上の走りを見せてダートでも大きなタイトルさえ狙えるかもしれないタイムフライヤー。前走のペースで粘りきれる脚力はさすがのGⅠ馬という内容で、普通の展開で先行抜け出しから図ればシリウスステークスでは圧勝まであるのではないだろうか。今回の鞍上にはC.ルメール騎手。
エルムステークス直後
2019年8月11日 エルムステークス ダート1700m 札幌競馬場
1着:モズアトラクション 牡5 (藤岡康太)
2着:ハイランドピーク 牡5 (横山和生)
3着:サトノティターン 牡6 (藤岡佑介)
レースタイム:1:41.9(良)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
2着:ハイランドピーク 牡5 (横山和生)
3着:サトノティターン 牡6 (藤岡佑介)
レースタイム:1:41.9(良)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
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想像以上の行きっぷりで先行集団に取り付いて行ったタイムフライヤー。初ダートにも関わらず、強力な先行勢に競りかけて行く積極的な競馬で4番手を確保しレースを進めて行った。しかし、前半1000m58秒台という超ハイペースを追い掛ける無謀な形となってしまい展開は不利の一手。それでも、リアンヴェリテと共に直線では最後まで粘り切って掲示板争いを繰り広げる走りを見せた。負けはしたが砂の適正はかなり高いと見て良いだろう。今後、慣れて来れば重賞タイトルも十分に視野に入って来る。
タイムフライヤー
母タイムトラベリングは、ダートGⅠ5勝を誇るタイムパラドックスの全妹にあたる血統で、そこにハーツクライを配合した中長距離仕様のタイムフライヤー。2歳戦から芝で頭角を現し、GⅠ昇格後の初代ホープフルステークス覇者に輝いている。その後、重賞戦線で鳴かず飛ばずのスランプ期に入って行くが、徐々に走りにも活気が戻って来た様子。そのタイミングでダートに挑戦しやはり適正の高さを示しているのは非常に面白い所だ。
血統構成
ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
アイリッシュダンス | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ビューパーダンス | Lyphard | ||
My Bupers | |||
タイムトラベリング | ブライアンズタイム | Roberto | Hail to Reason |
Bramalea | |||
Kelley's Day | Graustark | ||
Golden Trail | |||
ジョリーザザ | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Bold Lady | ボールドラツド | ||
Tredam |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
母はタイムパラドックスの全妹だが兄弟は走っていないので血統構成からの強調材料としては弱い。
前評判
血統的見地から考えればハーツクライ産駒の牡馬で2600万円募集というのはかなり低価格な設定ではないだろうか。配合の成功例も少なく、白老ファーム生産という事も加味されての額だったと思われるが、それでも預託先は松田国英厩舎。ある意味、GⅠクラスに化けてもおかしくない要素は幾つも揃っていたと言える。
馬名の意味
時を超える者
母名から連想してネーミング。
2着:タイムフライヤー 牡4 (藤岡佑介)
3着:ダノンフェイス 牡6 (大野拓弥)
レースタイム:1:34.6(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.0