先行抜け出しからハナ差2着
2018年10月13日 2歳未勝利 芝1800m 東京競馬場
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少し立ち上がり気味のスタートで出遅れたソルドラード。道中でリカバリーする様に逃げ馬の直後まで進出し、手応え良く直線入り口へ。後続を待って追い出しにかかると加速、抜け出して勝ち切る競馬を見せたが最後にアドマイヤスコールが食らいつき壮絶な叩き合いのままゴール。どっちが勝ったか分からないくらいの入線だったが、僅かにハナ差競り負け痛恨の2着となってしまった。兄たちと違い勝ち上がりに苦労しそうな予感だ。
距離延長で走りは良化する筈
新馬戦の敗退から約2ヶ月の期間を経て立て直しを図ったソルドラード。初戦は子供っぽさが出てしまい、直線までは遊びつつ走っていた印象だった。最後の1Fでグンと加速した様に能力自体はやはり高い。レースを覚えつつ距離を延ばした今回、名手C.ルメール騎手が継続で乗ってくれるだけに取りこぼしという事は先ず無いだろう。それこそここを勝てなければ一族に汚名を被せる事となる。しっかりと1勝を手にしたい。
ラストは素質を感じる伸び
2018年08月04日 2歳新馬 芝1600m 新潟競馬場
1着:サムシングジャスト 牝2 (福永祐一)
2着:ラッキーアモン 牡2 (北村宏司)
3着:ソルドラード 牡2 (C.ルメール)
レースタイム:1:36.6(良)
レース上がり3ハロン:33.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
2着:ラッキーアモン 牡2 (北村宏司)
3着:ソルドラード 牡2 (C.ルメール)
レースタイム:1:36.6(良)
レース上がり3ハロン:33.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
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スタートひと息、道中もやや追い気味で追走するレースとなり置いていかれ加減のソルドラード。直線に入ってもまだ後方で、姿を見せ始めたのはラスト200mくらいから。馬群を割ってグイッと追い込むも、内からスルスルと差し込んだサムシングジャストに出し抜けを喰らい、逃げたラッキーアモンまでかわせず3着に終わってしまった。鞍上のC.ルメール騎手も『まだ走りが幼くスピードが付くまでに時間が掛かった。距離ももう少しあって良い』とコメント。血統とは裏腹に中距離あたりに適正がありそうな1頭。
兄とは違うタイプも素質は双璧
やはりロードカナロア産駒になって種類の違う馬なのだろう。兄たちとは違い普段も大人しく操縦性は高いと言う。キングカメハメハの系譜は変わりないが、それでもやはりロードカナロアの良い所を受け継いでいるのだろう。馬体も筋肉質で如何にも短距離に適正が高そうなイメージ。マイル前後で活躍する事が大前提となるが、抑えが効く分中距離までなら持つかもしれない。それも含めて新馬戦の走りでジャッジしたい。
ソルドラード
やはり父がロードカナロアに変わった影響か、レイデオロとはまた違ったタイプの馬体。適度にボリュームがあり、柔らかそうな良質な筋肉が無駄なく付いている印象で既に完成された様なイメージか。胴の詰まりやコンパクトにまとまったバランスなどを考えると、恐らくマイル前後に適正がありそうな1頭だろう。馬体重は春の段階で497kg。
血統背景
ロードカナロア | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
レディブラッサム | Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
サラトガデュー | Cormorant | ||
Super Luna | |||
ラドラーダ | シンボリクリスエス | Kris S. | Roberto |
Sharp Queen | |||
Tee Kay | Gold Meridian | ||
Tri Argo | |||
レディブロンド | Seeking the Gold | Mr.Prospector | |
Con Game | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | ||
Burghclere |
兄弟馬
近親馬
血統評価:4.7pt
ハイクレア一族の本線となったウインドインハーヘアのファミリー。ブラックタイド、ディープインパクトの姉で5戦5勝でスプリータズステークス不発でも4着だった超良血馬レディブロンドを祖母に持つ。レディブロンドは母ラドラーダ以外にもゴルトブリッツも輩出しているので完全に本線となっている。ラドラーダ自体は現役結果でなかったが父としては結果だせなかったシンボリクリスエスが母父として結果だしており上の兄弟レイデオロ、レイエンダ、ティソーナと全部走っているので父がキングカメハメハからロードカナロアに強化される事でさらなる期待が持てる。
前評判
牧場にいる頃から、古馬の様な風格で周りの状況に一切影響されないメンタルの持ち主。大舞台で活躍するには絶対的に必要な要素の1つで、血統や育成環境は今の所何の文句も無い。ロードカナロア自体が、初年度からアーモンドアイを輩出した様に距離適性のレンジも広く、決して短距離だけに留まる馬ではないだろう。1つ上の兄レイエンダも怪我さえ無ければ確実にダービーの有力候補だった事からも、同馬にかかる期待はかなり大きい。
馬名の意味
黄金の太陽(スペイン語)
太陽の様に輝く程の活躍を願ってのネーミング、母名より連想。
2着:ソルドラード 牡2 (C.ルメール)
3着:アナザークイーン 牝2 (戸崎圭太)
レースタイム:1:49.7(良)
レース上がり3ハロン:33.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.5