3歳上2勝クラス直後
外枠から好スタートを決めたソシアルクラブが道中は逃げたライオネルカズマをマークする様な形でレースで先行。37秒台に届きそうな超スローペースから押し出される形で直線先頭へ立つと、後続も横一線の激しい争いが繰り広げられた。それでも地力で何とか後続を振り切ったソシアルクラブが、最後に追い込んで来たミエノウインウインの追撃をハナ差残して2勝クラスを脱出。
3歳上2勝クラス直前
新馬戦、そして前々走の走りを見ても軽い馬場で弾ける様なパフォーマンスが本来の持ち味となるソシアルクラブ。それが不良馬場の前走では全て水の泡となってしまい、最低人気のメイショウハニーに差し切られる失態を犯してしまった。本来なら現級はノンストップでクリア出来る筈だっただけに、1戦足踏みをしてしまった印象だ。今回の2勝クラスは高速馬場の阪神コース、まさに2走前の快勝劇を再現してくれる事に期待したい。
堀川特別直後
2019年10月12日 堀川特別 芝1800m 京都競馬場
1着:メイショウハニー 牝4 (幸英明)
2着:ソシアルクラブ 牝4 (川田将雅)
3着:グラディーヴァ 牝3 (藤岡康太)
レースタイム:1:50.3(不良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
2着:ソシアルクラブ 牝4 (川田将雅)
3着:グラディーヴァ 牝3 (藤岡康太)
レースタイム:1:50.3(不良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
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6頭立てという事もあり単勝は1倍台のオッズとなったソシアルクラブ。スタートから先手を主張し逃げる形となるも、馬場状態やペースを考えれば当然の流れ。楽に主導権を握ってそのまま2連勝と行きたかったが、番手に付けた最低人気のメイショウハニーが道悪の鬼で想定外の激走を見せる。直線で粘るソシアルクラブだったが、そのメイショウハニーの出し抜けに遭いよもやの2着惜敗。とは言え、3着以下を5馬身も引き離しており現級勝ちの日は近いだろう。
3歳上1勝クラス直後
2019年9月22日 3歳以上1勝クラス 芝1600m 阪神競馬場
1着:ソシアルクラブ 牝4 (川田将雅)
2着:ナリス 牝4 (藤岡康太)
3着:リーゼントアイリス 牝4 (団野大成)
レースタイム:1:32.2(良)
レース上がり3ハロン:33.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
2着:ナリス 牝4 (藤岡康太)
3着:リーゼントアイリス 牝4 (団野大成)
レースタイム:1:32.2(良)
レース上がり3ハロン:33.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
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外枠から好発を決め、逃げ馬とほぼ併走する様な形でレースを進めた。結果としてほぼペースを牽引する様な流れから4コーナーへ差し掛かる展開。そこで逃げ馬を競り落とし、直線入り口では単独先頭の態勢に。後は鞍上が追い出すと、一気に後続を突き放しグングン加速。気が付けばゴールでは流す余裕の走りで、2着ナリスに3馬身以上の差を付けてゴール。タイムも優秀で、ほぼ自ら計時した時計と考えれば内容は特筆モノだろう。今後も相当な活躍が期待出来そう。
3歳上1勝クラス直前
秘めたるポテンシャルを考えれば、少なくとも1勝クラスにいる馬ではないソシアルクラブ。それを証明するかの様に、前走は翌日の重賞とほぼ同タイムでの2着と実力の片鱗を見せた。馬に走る気さえあれば、いつでもオープンまで行ける潜在能力は持ち合わせているだけに陣営としても歯痒い想いが続いているだろう。この辺りで急な覚醒があっても何ら不思議ではないが、今回は川田騎手が巧みにエスコートする筈だ。
3歳上1勝クラス直後
2019年7月20日 3歳上1勝クラス 芝1600m 中京競馬場
1着:アンドラステ 牝3 (岩田望来)
2着:ソシアルクラブ 牝4 (西村淳也)
3着:ハクサンフエロ セ4 (小牧太)
レースタイム:1:33.4(重)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
2着:ソシアルクラブ 牝4 (西村淳也)
3着:ハクサンフエロ セ4 (小牧太)
レースタイム:1:33.4(重)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
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好スタートから一旦はハナを切る姿勢を見せたソシアルクラブ。更に外からアンドラステが強引な競馬で先頭へ立つと2番手に控える形で追走となった。そのまま淀みない流れで直線へ入って行くとそのアンドラステとの一騎打ち。2頭が後続をグングン突き放して異次元の競馬を展開するも、アンドラステの方が軽量で勢いも勝り2馬身離された2着に敗れてしまった。とは言え、自身のタイムも翌日の中京記念より0秒1遅いだけ。かなりのハイレベルであったという事は間違いない。
阪神ジュベナイルフィリーズ直後
2017年12月10日 阪神ジュベナイルフィリーズ 芝1600m 阪神競馬場
1着:ラッキーライラック 牝2 (石橋脩)
2着:リリーノーブル 牝2 (川田将雅)
3着:マウレア 牝2 (戸崎圭太)
レースタイム:1:34.3(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
2着:リリーノーブル 牝2 (川田将雅)
3着:マウレア 牝2 (戸崎圭太)
レースタイム:1:34.3(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
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新馬戦同様、やや出遅れ気味のスタートとなったソシアルクラブ。道中は慌てず後方から競馬を進め、直線外に出して最後の末脚に賭ける。が、マイナス12kgの馬体減もあり本来の走りは見せられず8着に入線した。しかし、それでも最後までしっかりと伸びてはおりロックディスタウンに先着した事は評価しておきたい。体を戻して次走のパフォーマンスに注目したい。何と言ってもあの歴史的名牝ブエナビスタの仔なのだから。
阪神ジュベナイルフィリーズ直前
日本競馬最高峰の繁栄ファミリー、ビワハイジ一族からまた新たなニューヒロインが誕生の予感だ。新馬戦を後方から豪快な差し切り勝ちで一躍注目を浴びた同馬。僅かキャリア1戦ながら次走に選んだのは阪神ジュベナイルフィリーズだった。抽選を突破し導かれる様にして出走に漕ぎ着けたが、何と言っても近親含めて合計で同レース3勝の実績が心強い。対戦相手には強敵がいるものの、それらを退けて勝利すれば親子3代制覇という偉大な記録が達成され早くも競馬史に名を刻む事となる。
2歳新馬直後
2017年10月09 2歳新馬(牝) 芝1600m 京都競馬場
1着:ソシアルクラブ 牝2 (岩田康誠)
2着:ゴルトキルシェ 牝2 (M.デムーロ)
3着:ターフェルムジーク 牝2 (池添謙一)
レースタイム:1:36.9(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
2着:ゴルトキルシェ 牝2 (M.デムーロ)
3着:ターフェルムジーク 牝2 (池添謙一)
レースタイム:1:36.9(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
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スタートでやや立ち遅れたソシアルクラブ。人気馬のゴルトキルシェがマイペースで逃げていただけに、道中後方から追走で万事休すの状態だった。それでも、直線狭いスペースから外へ出すとそこから驚異的な追い込みを見せてゴール前寸前で粘るゴルトキルシェを差し切った。1頭だけ別の生き物の様な走りで圧倒、姉コロナシオン同様に1戦目でクラシックを意識させる様なパフォーマンスを発揮した。しかし、課題は2戦目以降で同じ走りが出来るか。そこに尽きるのである。
2歳新馬直前
時計は大きく特筆できるレベルのものではないが、それでも躍動感のあるフォームで常に一生懸命走るソシアルクラブ。血統が証明する様に、馬自身の潜在能力はピカイチだろう。後はメンタル面などの要素が整えば初戦から他馬を圧倒する走りをしても何ら驚かない。姉のコロナシオンが見せたデビュー戦のパフォーマンスは圧巻だったが、妹にはそれ以上の衝撃を期待したい。注目のレースは月曜日の京都3レースだ。
ソシアルクラブ
牝馬らしいスッキリとした馬体。しかし、母ブエナビスタも父キングカメハメハも出ておらず強いて挙げるならば母父スペシャルウィークに似た脚長の体型がポイントだ。勿論、これから更に成長して大きく変化もするだろうが、姉コロナシオンとはまた違ったタイプの馬になるのではないだろうか。馬体重は春の取材時点で482kg。
血統背景
キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector | Raise a Native |
Raise You | |||
Miesque | Nureyev | ||
Pasadoble | |||
マンフィス | ラストタイクーン | トライマイベスト | |
Mill Princess | |||
Pilot Bird | Blakeney | ||
The Dancer | |||
ブエナビスタ | スペシャルウィーク | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
キャンペーンガール | マルゼンスキー | ||
レディーシラオキ | |||
ビワハイジ | Caerleon | Nijinsky | |
Foreseer | |||
アグサン | Lord Gayle | ||
Santa Luciana |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
ファミリーは、ビワハイジやサトルチェンジの産駒が名を連ねる日本屈指のファミリー。その中でも大本命の実力馬である母ブエナビスタ。母父スペシャルウィークという点もシーザリオが結果をだしてくれているだけに近しい結果を期待できるとはおもうが現時点では、姉コロナシオンの結果からすると期待に答えれていない状態。彼女が母の繁殖力を証明できるか注目。
前評判
『コロナシオンのピッチ走法に比べると、こちらは大きなフットワークでゆったりと走るタイプですね。父は同じですが少し違う形で出ている様です。走る度に動きが良くなって来ていますし、性格は勝ち気で前向きに走るタイプですが、てこずるなどの心配はありません。この血統でタイトルを是が非でも獲りたいですね』との事。夏は成長期間に充て、涼しくなってからデビューを目指す方向。
馬名の意味
社交クラブ
恐らくは、アメリカのバンド『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』から連想したと思われる。同バンドの様な息の長い活躍をして欲しい。
2着:ミエノウインウイン セ4 (藤岡佑介)
3着:ハッシュゴーゴー 牝3 (北村友一)
レースタイム:1:34.7(良)
レース上がり3ハロン:33.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.3