セントウルステークス2019の結果

 

セントウルステークス2019の動画

 

レース回顧

 
想定通り、マテラスカイがハナを切る形となるもラブカンプーが競りかける様にペースは速くなり前半33秒0のハイペースとなった。勝負所で各馬出して行くものの、直線でそれら他馬を置き去りにする程の瞬発力で抜け出したタワーオブロンドンがレコードタイムで快勝。2着ファンタジストに3馬身という圧倒的な差を付けての完勝で次走のスプリンターズステークスも引き続き注目だ。3着争いはペイシャフェリシタとの叩き合いを制したイベリスが入線。
 

勝ち馬タワーオブロンドン

 
タワーオブロンドン(スノーパイン2016)

タワーオブロンドン(スノーパイン2016)

牡馬

父馬:Raven's Pass
母馬:スノーパイン
母父:Dalakhani
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ダーレー・ジャパン・ファーム
馬主:ゴドルフィン
通算成績:13戦6勝(6-3-2-2)
主な戦績:京王杯スプリングカップ、京王杯2歳ステークス、アーリントンカップ、セントウルステークスなど
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前々走の函館スプリントステークスで初の1200mを経験、前走のキーンランドカップでペースにも慣れ、今回のセントウルステークスで完全にスプリント戦に対応出来た走りを見せたタワーオブロンドン。直線の抜け出し方は尋常なレベルではなく、やはりスピード決着には滅法強い事を証明した。重賞4勝の内に3勝がレコード勝ち。スローよりもある程度ペースが流れた上での末脚勝負というのがベストなレース展開なのだろう。とにかくポテンシャルは既にGⅠ級というのは間違いない。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎タワーオブロンドン
◯ミスターメロディ
△イベリス
ダイメイプリンセス
マテラスカイ
アンヴァル
ファンタジスト
 

馬連:想定11点:◯勝利、三連単:想定60点:◯勝利

 
本命タワーオブロンドン、対抗ミスターメロディ、単穴なしで連下は単勝20倍未満、紐はなしが理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:105.6 ※想定RR::105.2

 
                             
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 石川 道永 坂入 田中 単勝オッズ
1 7 タワーオブロンドン 57.0 Cルメ 113.6 1:06.7R 2.7
2 6 ファンタジスト 54.0 和田 108.3 3 17.8
3 4 イベリス 54.0 浜中 103.3 1/2 × 5.2
4 1 ペイシャフェリシタ 54.0 103.4 クビ × × 37.3
5 3 キングハート 56.0 小崎 101.3 1.1/2 238.8
6 8 ダイメイプリンセス 54.0 川田 104.7 ハナ 7.6
7 2 マテラスカイ 56.0 武豊 108.2 クビ 8.1
8 12 ミスターメロディ 58.0 福永 108.3 3/4 4.7
9 10 モーニン 57.0 岩田康 102.9 2.1/2 102.2
10 9 カイザーメランジェ 56.0 江田 97.4 1.1/2 × × 89.6
11 5 ラブカンプー 54.0 川須 99.2アタマ 74.7
12 13 タマモブリリアン 54.0 太宰 98.7 3/4 339.2
13 11 アンヴァル 54.0 藤岡康 100.2大差 8.7


 

危険な人気馬結果 ミスターメロディ→8着(2番人気)

 
休み明けで馬がピリッとしていなかったのか、勝負どころでの反応、直線の伸びなど全く良いところ無しのミスターメロディ。2番人気ながら8着と予想以上の大敗を喫してしまったが、藤原英昭廐舎だけに次のスプリンターズステークスではきっちり立て直しを図って来るだろう。
 

穴馬予想結果 マテラスカイ→7着(5番人気)

 
2歳以来の芝の実戦でもハナを譲らずハイペースで飛ばしたマテラスカイ。それでも直線大きくタレる事もなく、好タイムの7着と善戦したイメージの内容だった。それでも、武豊騎手は『いつものマテラスカイではなかった』と言っている様に、本調子ならもっと良い走りが出来たのではないだろうか。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑦⑫-②④⑥⑧⑪ 的中
単勝 7 270円 枠連 5-5 2,070円
複勝 7 130円 ワイド 6-7 780円
6 340円 4-7 350円
4 180円 4-6 1,300円
馬連 6-7 2,220円 馬単 7→6 3,380円
三連複 4-6-7 4,060円 三連単 7→6→4 19,570円


 

編集部の回顧

 
勝ち馬タワーオブロンドンについて、1200メートルを完全にものにしたか。これまでのレースよりもスムーズに流れに乗れており、先行勢のやや後ろで素晴らしい手応え、外に出してからの伸びも抜群でありタイムも非常に優秀。能力をフルに発揮したらここまで強いものかと改めてこの馬の強さをみせてくれた。2着馬ファンタジストについて、前走が久しぶりの1200メートルだったので流れに乗れず、2走目の今レースはしっかりと流れに乗って変わり身をみせた。先行から押し切ろうという強い競馬であったが勝ち馬が強すぎた。この内容なら上出来であろう。3着馬イベリスについて、1200メートルは合っている。狭いところから割って伸びているし内容としては良いものがある。次走が楽しみな存在。(石川)
 
人気1.2での勝負だと思ったので、勝ったのがどちらかであって良かったがミスターメロディの手応えの無さは久々の影響か?タイムの影響か?勝ったタワーオブロンドンは完璧な差し。レコード決着のペースも味方したか。和田Jの時に善戦するのはやや寂しいが、ファンタジストは本来強いのでこれぐらいやれていい。イベリスも今後どうなるか楽しみだ。予想的にも一応全種で勝利出来たので良しとしよう。(道永)
 
勝ったタワーオブロンドンは中1週ながら見事な勝利だった。馬場が速いせいか、いつもよりもやや前での競馬になったが直線は見事に弾けた。レコードタイムのおまけつきで、3馬身差は凄いの一言。現状1200mがベストではないか。(坂入)
 
ダイメイプリンセス、アンヴァルと夏の勢いは全く通用しなかった。一方、開幕週のレコード勝ちという実力馬タワーオブロンドンにとってベストな条件の1戦。重賞2勝馬ファンタジストも結局はスプリントから1400mが適正の舞台だろう。イベリスは軽斤量もあったが走り自体に迫力が見て取れ収穫のある内容と言えるのではないだろうか。ミスターメロディは藤原英昭厩舎の叩き1戦目か。(田中)
 

セントウルステークス2019の予想

 

◎ミスターメロディ

 
ミスターメロディ

ミスターメロディ

牡馬

父馬:Scat Daddy
母馬:Trusty Lady
母父:Deputy Minister
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:Bell Tower Thoroughbreds(米)
馬主:グリーンフィールズ

通算成績:10戦4勝(4-3-0-3)
主な戦績:高松宮記念など
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春の高松宮記念を完勝してGⅠ馬となったミスターメロディ。秋の目標をスプリンターズステークス一本に絞って、先ずはセントウルステークスから始動する。レースセンスが高く先行力もあり、終いの脚もしっかりしており全体的な能力バランスが整った優等生タイプ。休み明けで仕上がりは万全じゃないにしても、きっちりと結果は残してくれるだろう。
 

○タワーオブロンドン

 
タワーオブロンドン

タワーオブロンドン

牡馬

父馬:Raven's Pass
母馬:スノーパイン
母父:Dalakhani
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ダーレー・ジャパン・ファーム
馬主:ゴドルフィン
通算成績:12戦5勝(5-3-2-2)
主な戦績:京王杯スプリングカップ、京王杯2歳ステークス、アーリントンカップなど
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夏の函館スプリントステークス、キーンランドカップで1200m戦のメドを立てて来たタワーオブロンドン。道中はやや置いて行かれる形も直線では必ず脚を使って見せ場を作る辺り、さすが重賞3勝馬だろう。今回は阪神競馬場である程度広いコースからもレースは幾分しやすくなる筈。もう少し好位で進められれば、差し切りまで十分にあるのではないだろうか。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:105.2

 
G1馬ミスターメロディ、連戦で距離適性上げてきているタワーオブロンドン、スピード自慢のマテラスカイが芝でどうかの3頭から実績のあるダイメイプリンセス、アンヴァルあたりまでが上位中心か。それほどあれそうにない印象なので点数少なくて良さそうだろう。
 
   
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 石川 道永 坂入 田中 予想オッズ
1 ペイシャフェリシタ 54.0 102.2 × × 75.1
2 マテラスカイ 56.0 武豊 108.4 16.3
3 キングハート 56.0 小崎 100.1 94.9
4 イベリス 52.0 浜中 102.0 × 11.8
5 ラブカンプー 54.0 川須 98.3 36.4
6 ファンタジスト 54.0 和田 99.8 13.5
7 タワーオブロンドン 57.0 Cルメ 108.0 3.6
8 ダイメイプリンセス 54.0 川田 105.7 8.4
9 カイザーメランジェ 56.0 江田 98.5 × × 41.6
10 モーニン 57.0 岩田康 103.0 54.2
11 アンヴァル 54.0 藤岡康 102.6 7.3
12 ミスターメロディ 58.0 福永 109.4 3.2
13 タマモブリリアン 54.0 太宰 98.8 112.8


 

危険な人気馬 ミスターメロディ(想定1人気)

 
外枠、休み明け、58kgと凡走する要素もしっかりと揃っているミスターメロディ。そもそもで言えば、藤原英昭厩舎の特徴としても、本番がしっかりと定まっている馬の前哨戦は本当に仕上げて来ない。叩き一変で馬を仕上げるケースが多く、逆を言えば叩き台はかなり軽視しても良い傾向にある。
 

穴馬予想 マテラスカイ(想定7人気)

 
ダートスプリントの雄マテラスカイがセントウルステークスに参戦。芝は京王杯2歳ステークスの時以来だが、その時は後ろから行って差す競馬で参考になりにくいレース運びだった。馬が本格化し、現状の能力でハナを切れれば案外残れる可能性は高い。何より開幕週で前残り必至の馬場というのも味方に付けれれば。
 

編集部の見解

 
本命はミスターメロディ、前走の内容が素晴らしい。メンバーをみてもここは実績上位であり、次の舞台に向けても良いパフォーマンスを見せてほしいところ。馬場が悪くなっても大丈夫な面も心強い。対抗はマテラスカイ、追い切りの動きが素晴らしい。スピードはかなりのものを持っており、久しぶりの芝のレースになるが成長した今なら自分のかたちに持ち込めば期待できるものがあるであろう。課題はあるが立ち回りひとつ。▲はタワーオブロンドン、追い切りの動きをみても前走の反動を感じる。能力はあるがその分ここは少し評価を落としたい。(石川)
 
ここは本番前の叩き組とここを取りに来てる馬との兼ね合いを考慮し選びたい。春のスプリント王◎ミスターメロディから素直に入る。叩きなのは承知だが、久々でもここで勝てない様なら年間スプリント王への道は厳しい。長らく不在だったスプリントのスターになる為にもここも落とせない。○タワーオブロンドンが相手。馬券的にカチカチなのは不本意だがこの馬の印は落とせない。正当な本命のライバルはこの馬だけ。逆も然り。▲アンヴァルが三番手。もしかしたら人気1.2.3かもしれないが、この馬は前走は本命。下げ過ぎた位置と外を回した分を考えれば勝ちもあった。(道永)
 
本命はやはりミスターメロディだろう。高松宮記念以来となるが、今週の追い切りでほぼ体勢は整った。他馬との斤量差が兼ね合いだがG1馬として格好はつけるのではないか。開幕週の馬場も味方する。対抗はアンヴァル。前走は上がり最速で勝ち馬とは0.2秒差。本来中位でも競馬ができるので流れに乗れればいい競馬ができるだろう。タワーオブロンドンはここでは力差は上位だが札幌からの中1週と輸送が鍵。(坂入)
 
前走の内容と勢い、使っている強みを考えてダイメイプリンセスを本命としたい。完全復調の気配を見せた北九州記念の走りならここでも通用。その時、不利のあったアンヴァルと共に牝馬の2頭で上位予想。ミスターメロディはまだ半信半疑な上にここで仕上げ切る筈もなく良くて連下まで。タワーオブロンドンは単に使い過ぎで、それなら前走全く走っていないファンタジストを単穴にして高配当を狙いたい。(田中)

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