セントウルステークス2018の結果

 

セントウルステークス2018の動画

 

レース回顧

 
好発を決めたラブカンプーが一時先頭に立つも、外からネロが何が何でもの姿勢でハナへ。2頭が競り合う形で後続を引き離し前半3ハロン33秒3というペースで流れた1戦。重馬場で各馬動きが鈍いまま4コーナーへ、直線では伸びあぐねる馬も多数いる中で外から強烈な決め手で差し切ったのはファインニードルだった。58kg、大外枠の不利も何のそのの競馬で完勝しスプリンターズステークスに向け幸先の良い復帰戦勝利を飾った。3着には大外から鋭く追い込んだグレイトチャーターが入線、湿った馬場の得手不得手が大きく結果に影響したレース。
 

勝ち馬ファインニードル

 
ファインニードル

ファインニードル

牡馬

父馬:アドマイヤムーン
母馬:ニードルクラフト
母父:Mark of Esteem
所属:高橋義忠厩舎(栗東)
生産:ダーレージャパンファーム
馬主:ゴドルフィン

通算成績:26戦9勝 (9-2-2-13)
主な戦績:高松宮記念など
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海外からの帰国初戦で休み明け、大外枠の58kgと不安要素が揃いも揃った1戦の中で他馬を寄せ付けない走りを見せたファインニードル。特に2着ラブカンプーとは6kgの斤量差を考えればまさに完勝と言って良いだろう。まだ完調手前の仕上げでこの内容なら、次の本番では更にパフォーマンスが上がる見込み。春秋のスプリントGⅠ連覇に向けて好発進を切った。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ファインニードル
◯ラブカンプー
▲ネロ
×ダイアナヘイロー
アンヴァル
アサクサゲンキ
グレイトチャーター
レジーナフォルテ
ラインスピリット
アドマイヤゴッド
 

馬連:想定3点:◯勝利、三連単:想定48点:◯勝利

 
本命はファインニードル1択。対抗単穴はラブカンプーとネロで。連下なしの紐は、単勝50倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:102.3 ※想定RR:102.9

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 道永 田中 結城 浜野 単勝オッズ
1 14 ファインニードル 58.0 川田 108.8 1:08.8 3.4
2 2 ラブカンプー 52.0 Mデム 100.0 1.1/2 × 3.9
3 13 グレイトチャーター 56.0 100.5 1/2 × 20.0
4 4 コウエイタケル 56.0 小牧 97.3 1/2 69.7
5 8 ラインスピリット 56.0 森一 102.0 アタマ 28.2
6 9 ネロ 56.0 福永 103.7 アタマ 5.0
7 12 ブラヴィッシモ 56.0 和田 102.5 アタマ 144.2
8 3 アドマイヤゴッド 56.0 北村友 102.8 クビ × 36.0
9 10 フミノムーン 56.0 国分優 102.3 1.1/4 84.0
10 11 アンヴァル 52.0 松若 96.4 1.1/4 9.7
11 7 ダイアナヘイロー 54.0 武豊 101.9 クビ 8.7
12 6 アサクサゲンキ 54.0 松山 99.6 ハナ × 11.3
13 5 レジーナフォルテ 54.0 杉原 95.8 1.1/4 × 20.8
14 15 ウインソワレ 54.0 菱田 92.5 3.1/2 187.3
15 1 マッチレスヒーロー 56.0 荻野極 94.3 クビ 151.2


 

危険な人気馬結果 ラブカンプー→2着(2人気)

 
結果として『湿った馬場も大丈夫だった』とのM.デムーロ騎手のコメントにもある様に重馬場をこなしたラブカンプー。しかも、前半はネロにがっつり絡まれハイペースだった事を含めるとかなり強い内容の2着と言えるのではないだろうか。斤量差のあったファインニードルを逆転するのは至難の業だが、スプリンターズステークスでも面白い存在と言える。
 

穴馬予想結果 フミノムーン→9着(12人気)

 
道中は中団待機から直線勝負に徹したフミノムーン。しかし、いつもの鋭い末脚は不発でそのまま流れ込む形の9着入線となった。重馬場自体は得意とするタイプだけに、今回の走りは単純に仕上がり面での問題ではないだろうか。いずれにせよ、このメンバーではやはり諸々の歯車がピッタリ噛み合わなければ上位進出は難しいのか。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑨⑭-②⑥⑦⑧⑪ 不的中
単勝 14 340円 枠連 2-8 670円
複勝 14 150円 ワイド 2-14 340円
2 170円 13-14 1,040円
13 350円 2-13 1,290円
馬連 2-14 730円 馬単 14→2 1,400円
三連複 2-13-14 4,010円 三連単 14→2→13 15,660円


 

編集部の回顧

 
やはりGⅠ馬は頭一つ上だった。ラブカンプーも圏内には絡む馬。グレイトチャーターは後ろ一辺倒で嫌ったが、まさかあの位置から突っ込んでこれるハイペース予想は出来なかった。三連単まで取れなかったのは悔しいところ。3着落としが続くので反省。(道永)
 
他に有力馬が見つからず一応の本命馬にしたファインニードルが、予想以上に強いパフォーマンスで快勝。高松宮記念から完全に覚醒した印象で、次のスプリンターズステークスでは更なる強さを見せてくれるだろう。対抗ネロはラブカンプーとの競り合いで脚を使ってジ・エンド。単穴は想定していなかったのでこれでも良しだが、グレイトチャーターを拾えなかったのは痛恨のミス。(田中)
 
GⅠ馬の力を見せた◎ファインニードルの完勝。2着×ラブカンプーにはミルコだからヒモの印を回したが本音は無印でも良かっただけに、この馬場での連確保には驚いた。狙った○グレイトチャーターが2着に届いたら良かったのだが勝てばサマースプリント制覇のモチベーションの高さに負けてしまった。(結城)
 
ファインニードルが力の違いを見せつけてくれました。外枠だったこともありアクシデントが無いようにと、リズムを崩さないようにということを意識した乗り方でしたね。展開的には前半3Fよりも上がり3Fが2.2秒かかるハイペースでした。そう考えると開幕週とはいえ、絡まれながらも2着のラブカンプーはよく粘ったといえます。使い詰めを理由に無印にしてしまったことが間違いでした。本命にしたアドマイヤゴッドはペースが速く、出ムチを入れたように、テンに置かれ気味でした。コーナーワークで詰めて終いもジリジリと伸びてはいるのですが、直線で少しスムーズさを欠いた競馬になってしまったのも痛かったですね。馬場も少し堪えたかもしれません。(浜野)
 

セントウルステークス2018の予想

 

◎ファインニードル

 
ファインニードル

ファインニードル

牡馬

父馬:アドマイヤムーン
母馬:ニードルクラフト
母父:Mark of Esteem
所属:高橋義忠厩舎(栗東)
生産:ダーレージャパンファーム
馬主:ゴドルフィン

通算成績:25戦8勝 (8-2-2-13)
主な戦績:高松宮記念など
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香港GⅠからの帰国初戦となるファインニードル。斤量58kg含めて厳しい戦いにはなるだろうが、とは言え他のメンバーでスプリンターズステークスを勝ち切れそうな馬も見当たらない。そうなれば幾ら叩き台でも格好は付けてくれる筈だ。ここで連覇を達成する様なら短距離戦線の不動の主役となる。
 

○ネロ

 
ネロ

ネロ

牡馬

父馬:ヨハネスブルグ
母馬:ニシノタカラヅカ
母父:サンデーサイレンス
所属:森秀行厩舎(栗東)
生産:本桐牧場
馬主:西山茂行

通算成績:42戦8勝 (8-9-2-23)
主な戦績:京阪杯など
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週末は天気が崩れる事濃厚、そうなれば重馬場得意の前に行けるネロが急浮上するのは当然だろう。加えてスタート抜群の福永祐一騎手が乗れば先ず持って先手は楽に取れると踏んだ。キャリア豊富でもまだまだ馬は若い、スピードに乗って開幕週の利を大いに活用出来れば面白い1頭だ。
 

▲アンヴァル

 
アンヴァル

アンヴァル

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:アルーリングボイス
母父:フレンチデピュティ
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:8戦3勝(3-0-1-4)
主な戦績:福島2歳ステークスなど
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巻き返しを図った前走の北九州記念では、直線で全く追えず不完全燃焼の1戦だったアンヴァル。荻野極騎手もレース後に反省の弁を述べていた様にあのレースはノーカウント。今回は松若風馬騎手に乗り替わって穴気配プンプン。不良馬場で圧勝している事から馬場が渋れば更に良い。頭候補まであると見た。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:102.9

 
ファインニードルが斤量背負っているとはいえ断然の力差なので対低斤量組という図式だろう。あとはレーティング的にはネロとアドマイヤゴッド以下人気がない馬を逆ばりしてもいいだろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 道永 田中 結城 浜野 予想オッズ
1 マッチレスヒーロー 56.0 荻野極 97.0 421.6
2 ラブカンプー 52.0 Mデム 98.6 × 3.2
3 アドマイヤゴッド 56.0 北村友 103.0 × 42.2
4 コウエイタケル 56.0 小牧 94.5 227.5
5 レジーナフォルテ 54.0 杉原 97.0 × 14.4
6 アサクサゲンキ 54.0 松山 101.3 × 8.5
7 ダイアナヘイロー 54.0 武豊 102.1 5.1
8 ラインスピリット 56.0 森一 102.0 29.3
9 ネロ 56.0 福永 104.7 12.7
10 フミノムーン 56.0 国分優 102.4 84.7
11 アンヴァル 52.0 松若 97.8 43.8
12 ブラヴィッシモ 56.0 和田 98.6 155.7
13 グレイトチャーター 56.0 99.0 × 39.2
14 ファインニードル 58.0 川田 108.4 2.3
15 ウインソワレ 54.0 菱田 94.0 278.8


 

危険な人気馬 ラブカンプー(想定2人気)

 
スピード決着に強いラブカンプー、軽い芝での走りが身上と来れば逆に重馬場だと持ち味が消される恐れもある。良馬場経験しか無い分、どちらに転ぶか分からないが他の上位馬が湿った馬場で実績をあげているため同馬が飛ぶ可能性は極めて高い。
 

穴馬予想 フミノムーン(想定11人気)

 
重馬場巧者と言えばフミノムーン。一昨年のネロが勝った京阪杯では、ドッロドロに泥濘んだ状態で最速の上がりを叩き出し3着。不良馬場のマーガレットステークスでも同じく後方から最速の脚で突き抜けている様に鬼の部類だろう。馬場次第では一発を秘めた存在か。
 

編集部の見解

 
◎アサクサゲンキ、低迷スプリントだけに面子がパッとしなく昨年の覇者も叩き濃厚。となれば台頭出来そうなのはこの馬。正直スタートさえ良ければもっと絡んでいいはず。そろそろポーンと出て欲しい。○ファインニードル、実績は段違い。しかし海外から休み明けで、目標は先。斤量も58。勝っても頷けるが、負けても頷けるので対抗まで。▲ネロ、正直手を出し辛い馬だが、今回馬場が渋りそうなので、タフな争いとなった場合この馬が気持ちよく前に行ったら怖い。(道永)
 
ここは期待値込みでファインニードルに勝って欲しい。対抗にネロ、良馬場でも重馬場でも前に行って粘り込めるイメージが容易に付く。単穴無しだが面白いのはアンヴァルか。これは前走の北九州記念が残念過ぎる内容でもう一度見直せばならない1頭だろう。後は手広く連下流しで。(田中)
 
逃げ候補はラブカンプー、ウインソワレ、ネロ、ダイアナヘイローあたり。逃げ先行有利なこのレースだが、ファインニードルの動き一つでゴール前様相一変か。本命ファインニードル。ここでは力が二枚は抜けており、海外帰りの休養明けで斤量58kgでも格好はつける。対抗にグレイトチャーターを狙う。週末の雨予報は追い風で、阪神1200mは3戦して全て3着内。単穴にアンヴァル。この馬も2歳時に不良馬場で強い勝ち方を見せており、スタートの上手い松若騎手で先行勢の直後を取りたい。(結城)
 
酷暑の7月8月を2度使ってきた馬は余力無しとみて軽視します。◎アドマイヤゴッドは去年は0.2秒差の5着でしたが、今年も昨年同様UHB杯0.5秒差からの参戦で、斤量を考えると逆転できる計算になります。〇ファインニードルは次があるとはいえそれなりに仕上げてあり、はずせません。3歳馬で魅力があるのは北九州記念で脚を余した▲アンヴァルです。おさえには夏に無理せず余力がありそうな△ダイアナヘイローと△ラインスピリットです。(浜野)

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