ディセンバーステークス直後

 

2019年12月15日 ディセンバーステークス 芝1800m 中山競馬場

1着:セダブリランテス 牡5 (石川裕紀人)
2着:ウインイクシード 牡5 (三浦皇成)
3着:イレイション 牡7 (北村宏司)

レースタイム:1:47.3(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
 
スタートから押して好位を取りに行ったセダブリランテス。内のイレイションと共に併走して逃げる様な形となった道中だったが、途中でスッと2番手に下げてスムーズな立ち回りを見せた。61秒台の平均ペース、抜群の手応えで追い掛けるセダブリランテスは直線入り口で早めに仕掛ける競馬。そこから楽々と先頭へ躍り出ると、追い上げたウインイクシード以下を寄せ付けない内容で1年以上の実戦を見事勝利で飾った。
 

ディセンバーステークス直前

 
稽古ではフィエールマンと併せて軽快な動きのセダブリラン...

稽古ではフィエールマンと併せて軽快な動きのセダブリランテス(手前)

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長期休養明けとは言え、慎重に馬を仕上げるイメージの手塚厩舎なら抜かりはないだろう。追い切りでもフィエールマン相手にしっかりと動けている点を見ても問題ない。後は実戦に行っての感覚だけだろうが、こればかりは走ってみないと分からないレベル。全盛期を良く知る石川裕紀人騎手も、レース前の気配としては合格点を与えていただけに好勝負が期待出来そうである。
 

セダブリランテス

 
セダブリランテス(シルクユニバーサル2014)

セダブリランテス(シルクユニバーサル2014)

牡馬

父馬:ディープブリランテ
母馬:シルクユニバーサル
母父:ブライアンズタイム
所属:手塚貴久厩舎(美浦)
生産:白老ファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:7戦5勝 (5-0-1-1)
主な戦績:中山金杯、ラジオNIKKEI賞など
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母系を遡れば、ナリタブライアンやビワハヤヒデを輩出したPacific Princessファミリーに行き着く名牝系の出自である。そのブライアンズタイム肌にディープブリランテというイレギュラーな配合も、ある種隔世のディープインパクトと考えれば兄モンドインテロとほぼ同様の血統構成となる。キレる脚はないものの、先行して長く良い脚を使えるタイプでどちらかと言えばパワーを要するコースが向いている。
 

血統構成

 
ディープブリランテ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
ラヴアンドバブルズ Loup Sauvage Riverman
Louveterie
バブルドリーム Akarad
バブルプロスペクター
シルクユニバーサル ブライアンズタイム Roberto Hail to Reason
Bramalea
Kelley's Day Graustark
Golden Trail
トロピカルサウンドII Fappiano Mr.Prospector
Killaloe
Pacific Princess Damascus
Fiji


 

兄弟馬

 
モンドインテロ(シルクユニバーサル2012)

モンドインテロ(シルクユニバーサル2012)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シルクユニバーサル
母父:ブライアンズタイム
所属:手塚貴久厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:29戦8勝(8-0-4-17)
主な戦績:ステイヤーズステークスなど
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近親馬

 
ビワハヤヒデ(パシフィカス1990)

ビワハヤヒデ(パシフィカス1990)

牡馬

父馬:シャルード
母馬:パシフィカス
母父:Northern Dancer
所属:浜田光正厩舎(栗東)
生産:早田牧場新冠支場
馬主:ビワ

通算成績:16戦10勝(10-5-0-1)
主な戦績:菊花賞、天皇賞春、宝塚記念など
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ナリタブライアン(パシフィカス1994)

ナリタブライアン(パシフィカス1994)

牡馬

父馬:ブライアンズタイム
母馬:パシフィカス
母父:Northern Dancer
所属:大久保正厩舎(栗東)
生産:早田牧場新冠支場
馬主:山路秀則

通算成績:21戦12勝(12-3-1-5)
主な戦績:牡馬3冠、有馬記念、朝日杯3歳ステークスなど
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血統評価:1.5pt

 
祖母がパシフィカス、キャットクイルと兄弟でそこにブライアンズタイムなので母はナリタブライアンやファレノプシスと近い血統構成、そこに日本でもG1馬を複数だしているバブルカンパニー一族の種牡馬でSS系のディープブリランテとなればバランスとしては悪くなく大物がでてもおかしくない構成だろう。それでも母産駒の安定感自体はややものたりない印象。
 

前評判

 
シルクホースクラブで2500万円の募集額だったセダブリランテス。新馬から3連勝でラジオNIKKEI賞を制覇し、石川裕紀人騎手に記念すべき重賞初勝利をプレゼントしている。血統的には晩成傾向にあるものの、父ディープブリランテの勝ち気な気性が仕上り早の性質を受け継がせているのだろう。成長力もある筈で、折り合いも効く事から距離は延びても対応しそう。
 

馬名の意味

 

鮮やかに輝くシルク(スペイン語)

 
父名、母名より連想したセンス抜群のネーミング。

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