みやこステークス直前

 
2週続けて自己ベストを更新したスマハマ(左)

2週続けて自己ベストを更新したスマハマ(左)

via google imghp
 
打倒インティに向けてスマハマが絶好の仕上がりを見せた。先週の自己ベストを更に最終追い切りでも更新する絶好調ぶりを見せ、休み明けの心配も何のその。完全に近い状態で強敵にぶつかり、一気に重賞タイトルを獲得したい。インティよりも3kg軽い分、最後の脚にも余裕が出て来る筈。相手はマークされるだろうから、その漁夫の利を得て直線は出し抜けを狙いたいところだ。全戦手綱を取る藤岡佑介騎手も仕掛けどころは熟知しており、金星をあげるならまず間違いなくこの馬だろう。
 

名鉄杯直後

 

2019年7月14日 名鉄杯 ダート1800m 中京競馬場

1着:スマハマ 牡4 (藤岡佑介)
2着:ジョーダンキング 牡6 (川田将雅)
3着:ローズプリンスダム 牡5 (西村淳也)

レースタイム:1:47.6R(重)
レース上がり3ハロン:35.7
勝ち馬上がり3ハロン:35.7
 
最内枠から押して先頭に立ったスマハマ。他に競りかける馬もなく、そのまま道中は楽なペースで流れるかに見えた。しかし、後方からジョーダンキングが外を捲くる様にして上がって行くと、そのまま2頭が並ぶ様にして後続を引き離しにかかり、完全なマッチアップとなった。そこから直線もう一度盛り返したスマハマが最後まで僅かのリードを守って逃げ切り勝ち。重馬場という事もあったが、何と1800mの日本レコードを叩き出した。
 

名鉄杯直前

 
前走時より動きも軽快で調子は上向きのスマハマ

前走時より動きも軽快で調子は上向きのスマハマ

via google imghp
 
さすがに東海ステークスでは上位2頭に離された形となったが、それでも長期休養明けで初重賞3着なら上々の結果だっただろう。その後は反動を懸念してじっくりと調整し直す慎重さ。甲斐あってか、馬自身も確実に良化して更にパフォーマンスを上げられる態勢は整ったと言える。今回の名鉄杯では、クイーンマンボやジョーダンキングなどの骨っぽい相手が揃ったものの、秋の大舞台を目標にする本馬にとって通過点レベルにしなければならない1戦。復帰後の初勝利をあっさりとモノにして、ダート戦線の注目馬に返り咲きたい。
 

東海ステークス直前

 
故障明けでも動きは絶好のスマハマ

故障明けでも動きは絶好のスマハマ

via google imghp
 
半年以上の間隔が空くスマハマだが、稽古の動きを見る限りはその心配も必要無さそう。レースで騎乗予定の藤岡佑介騎手も問題無いとしており、後の懸念としては実戦の勘だけだろう。そこは走ってみないと分からないレベル。能力だけなら同世代のトップクラスと互角の戦いを繰り広げていただけに、ここでいきなり通用しても何ら驚かない。当然ながら馬体も大きくなり、当日は大幅な馬体増で出て来るだろうがそこは成長分だろう。チュウワウィザードと並んで楽しみな1頭である。
 

スマハマ

 
スマハマ(サウンドザビーチ2015)

スマハマ(サウンドザビーチ2015)

牡馬

父馬:ネオユニヴァース
母馬:サウンドザビーチ
母父:アフリート
所属:高橋亮厩舎(栗東)
生産:千代田牧場
馬主:山紫水明

通算成績:7戦4勝(4-1-1-1)
主な戦績:ヒヤシンスステークスなど
via google imghp
 
母サウンドザビーチ、その祖母ナギサと両頭が重賞で活躍した実績のある牝馬。更に遡れば日本競馬に広く根を生やすチヨダマサコ一族に行き着く母系だけに、スマハマには繁栄力と底力が既に備わっている。母父アフリートの肌にネオユニヴァースを配合し、完全にダート適性を伸ばす意図が見られ本馬はその想定通りの作りに仕上がっているのだろう。距離適性は古馬になってから定まって来るが、少なくとも一介の短距離馬になる事は有り得ない。
 

血統背景

 
ネオユニヴァース サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ポインテッドパス Kris Sharpen Up
Doubly Sure
Silken Way Shantung
Boulevard
サウンドザビーチ アフリート Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
Polite Lady Venetian Jester
Friendly Ways
ナギサ マークオブディスティンクション Known Fact
Ghislaine
ミデオンルビー ノーザリー
ワールドソロン


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ビクトリアクラウン(ワールドハヤブサ1979)

ビクトリアクラウン(ワールドハヤブサ1979)

牝馬

父馬:ファバージ
母馬:ワールドハヤブサ
母父:ダイハード
所属:稲葉幸夫厩舎(美浦)
生産:千代田牧場
馬主:飯田正

通算成績:14戦6勝(6-1-0-7)
主な戦績:エリザベス女王杯など
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
ナギザ、サウンドザビーチと続く準重賞級の母系だが血統構成や兄弟など強調材料はない。
 

前評判

 
新馬でそこそこの人気を集めていただけに、デビュー前の動きはある程度良かったのだろう。折返しの未勝利からヒヤシンスステークスまで怒涛の3連勝を飾り、一躍ダート戦線の主役候補に。青竜ステークスで重賞勝ち馬グリムと接戦を演じた後に骨折、長期休養を余儀なくされた。とは言え、大事な成長期をゆっくりと休めたという事で今後大化けする可能性は十分にある。
 

馬名の意味

 

須磨浜

 
一見ハワイ語かと思えるも、何と直球で意外なネーミング。母名から連想。

関連記事

関連タグ

著者