スプリンターズステークス2019の結果

 

スプリンターズステークス2019の動画

 

レース回顧

 
想定通りモズスーパーフレアが逃げ、マルターズアポジーが絡む展開となった1戦。入りの3ハロンが32秒台という速いペースとなるも、モズスーパーフレアにとってはこれが理想的な形だったのだろう。有力馬はそれぞれ中団で追走するも、勝負どころで早めに仕掛けて行くとポジションを上げつつ直線コースへ。先行勢を振り切ったモズスーパーフレアが逃げ切るかと思われた所に、外からタワーオブロンドンが強襲。ゴール前で見事に差し切ってGⅠ初制覇を飾った。3着に4コーナーで一瞬行き場を失ったダノンスマッシュが入線している。上位人気3頭での決着。
 

勝ち馬タワーオブロンドン

 
タワーオブロンドン

タワーオブロンドン

牡馬

父馬:Raven's Pass
母馬:スノーパイン
母父:Dalakhani
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ダーレー・ジャパン・ファーム
馬主:ゴドルフィン
通算成績:14戦7勝(7-3-2-2)
主な戦績:スプリンターズステークスなど
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完全にスプリントのペースに慣れ、中団から前を見据える形で楽にレースを進めて行ったタワーオブロンドン。特に鞍上が促してからの反応の早さはピカイチで、操縦性の高さから勝機を逸する事は少ない。今回の競馬でもダノンスマッシュの行き場に蓋をする様にして直線に入り、そこから前のモズスーパーフレアを計算するかの如くゴール前できっちり差し切っている。今後はチャンピオンとして短距離路線を牽引して行ってくれるだろう。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎タワーオブロンドン
◯ダノンスマッシュ
△モズスーパーフレア
ディアンドル
リナーテ
ミスターメロディ
×ファンタジスト
セイウンコウセイ
レッツゴードンキ
イベリス
アレスバローズ
ダイメイプリンセス
 

馬連:想定9点:◯勝利、三連単:想定100点:△的中

 
本命タワーオブロンドン、対抗ダノンスマッシュ、単穴なし1択で連下は単勝20倍未満、紐は単勝100倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:110.5 ※想定RR:107.9

 
                           
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 石川 道永 坂入 田中 単勝オッズ
1 8 タワーオブロンドン 57.0 Cルメ 113.9 1:07.1 2.9
2 7 モズスーパーフレア 55.0 松若 109.4 1/2 6.2
3 2 ダノンスマッシュ 57.0 川田 111.2 クビ 2.8
4 13 ミスターメロディ 57.0 福永 109.6 1 × × 15.7
5 5 レッツゴードンキ 55.0 岩田康 108.9 1/2 × 47.0
6 12 ダイメイプリンセス 55.0 秋山 105.9 ハナ × × 71.3
7 14 ハッピーアワー 55.0 横山典 104.0 3/4 × 194.4
8 6 ノーワン 53.0 内田博 99.8 1.1/4 195.9
9 4 リナーテ 55.0 三浦 106.4 1/2 14.9
10 1 アレスバローズ 57.0 菱田 105.1 3/4 × × 55.0
11 15 イベリス 53.0 浜中 102.0クビ 49.1
12 3 セイウンコウセイ 57.0 106.1 3/4 41.4
13 9 ディアンドル 53.0 藤岡佑 101.7 3 8.9
14 11 マルターズアポジー 57.0 丸山 102.8 3/4 205.6
15 10 ラブカンプー 55.0 酒井 99.1 クビ 219.9
16 16 ファンタジスト 55.0 武豊 99.3 3 × 26.5


 

危険な人気馬結果 モズスーパーフレア→2着(3番人気)

 
懸念していた馬体重はやや絞れ、ひと叩きされて馬自体が数字以上にシャープな作りとなっていたモズスーパーフレア。レースでは一目散にハナを奪って行くと、ハイペースを悠々と作り出しゴール前まで先頭を死守して見せた。勝ち切るかに思われたが最後はタワーオブロンドンに差されて2着。非常に惜しい1戦。
 

穴馬予想結果 アレスバローズ→10着(11番人気)

 
全く良いところ無しで終わってしまったアレスバローズ。前走よりスタートは出たものの、鞍上のエスコートが上手く行かず道中はズルズルと後方に下がって行ってしまう。直線入り口でも後方から進めているにも関わらず前が詰まり行き場を失う始末。レースに参加出来ないまま終わってしまった。やはり競馬は騎手も相当に重要な要素。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ②⑧-③④⑤⑦⑨⑬⑮⑯ 的中
単勝 8 290円 枠連 4-4 1,250円
複勝 8 130円 ワイド 7-8 430円
7 180円 2-8 220円
2 120円 2-7 380円
馬連 7-8 1,260円 馬単 8→7 2,040円
三連複 2-7-8 1,070円 三連単 8→7→2 6,080円


 

編集部の回顧

 
勝ち馬タワーオブロンドンについて、これは本格化したの一言。鞍上のレース運びも上手かったがそれ以上に能力の高さがずば抜けている。厳しいローテーションであったがそれでもこのパフォーマンスであるのだから本当に強いし、もっと高いところへ挑戦してほしい。2着馬モズスーパーフレアについて、やはり中山コースは合っている。いいペースで運びこれで負けるなら勝ち馬を褒めるしかないであろう。現状の力はしっかりと出している、今後も中山なら大きく信頼していいだろう。3着馬ダノンスマッシュについて、今レースは内枠が仇になったかたちか。勝負どころで勝ち馬に蓋をされて厳しい展開だったが3着までしっかりと来るのだから能力は高いものがある。今後もこの距離なら大幅に信頼していいであろう。(石川)
 
今回の結果はルメール騎手の巧さが全てを物語った。川田騎手はいい勉強になっただろう。馬的には逆にダノンスマッシュの強さが目立ったが。そして中山ではやはり走るモズスーパーフレアはあわやの競馬。中山では侮れないと再確認。ディアンドルはもうちょいやれるかと思ったが、今後に期待したい。的中も勝利とはいかず、もっと絞って良いレースだった。(道永)
 
勝ったタワーオブロンドンは強かった。土日の中山は前が止まらない馬場だったのでどうかとは思っていたが力が違った。直線は外に出し一か八かだったと思うがルメール騎手も自信があったのだろう。一息いれると思うがこの先も楽しみだ。モズスーパーフレアは自分の競馬に徹して負けはしたがいい競馬だったと思う。ダノンスマッシュはもう一列前で競馬がしたかったのではないか。直線でタワーオブロンドンより後ろでは厳しかっただろう。(坂入)
 
やはり競馬は鞍上なのだろう。川田将雅騎手とC.ルメール騎手との争いだったと言っても過言ではない。4コーナーからの駆け引きは非常に面白く、直線入り口でタワーオブロンドンがダノンスマッシュの蓋をした瞬間にこの2頭の決着は付いていた。後は前をきっちり差し切る走りでGⅠを制したタワーオブロンドン。C.ルメール騎手の巧さが際立っていたレースだろう。川田将雅騎手は逆に残念な立ち回り。(田中)
 

スプリンターズステークス2019の予想

 

◎ダノンスマッシュ

 
ダノンスマッシュ

ダノンスマッシュ

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:スピニングワイルドキャット
母父:ハードスパン
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ケイアイファーム
馬主:ダノックス

通算成績:13戦6勝 (6-2-0-5)
主な戦績:シルクロードステークス、キーンランドカップなど
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休み明けのキーンランドカップでは危なげない走りでタワーオブロンドン以下を一蹴したダノンスマッシュ。やはりスプリント路線では以前主役級の扱いには変わり無し。鞍上も川田将雅騎手が務め、昨年ファインニードルで春秋連覇を達成した経験値も非常に有り難い。ロードカナロア産駒がスプリンターズステークスを制すれば父子制覇という偉大な記録を達成する事となる。
 

○タワーオブロンドン

 
タワーオブロンドン

タワーオブロンドン

牡馬

父馬:Raven's Pass
母馬:スノーパイン
母父:Dalakhani
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ダーレー・ジャパン・ファーム
馬主:ゴドルフィン
通算成績:13戦5勝(6-3-2-2)
主な戦績:京王杯スプリングカップ、京王杯2歳ステークス、アーリントンカップ、セントウルステークスなど
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セントウルステークスはまさに圧巻の走り、直線で一気の末脚を見せ2着に3馬身差を付けるまさに完勝の内容だったタワーオブロンドン。更にはレコードタイムで走破しており、現在最も勢いのある1頭ではないだろうか。元々大きなタイトルを期待されていた素質馬だけに、ファインニードルに続いてゴドルフィンのスプリンターズステークス連覇というシーンも十分に有り得る。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:107.9

 
スプリンターなれしてきたタワーオブロンドンとダノンスマッシュが中心でここから人気馬に流す感じがよさそうだろう。
 
     
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 石川 道永 坂入 田中 予想オッズ
1 アレスバローズ 57.0 菱田 105.1 × × 105.4
2 ダノンスマッシュ 57.0 川田 108.9 2.4
3 セイウンコウセイ 57.0 106.2 53.3
4 リナーテ 55.0 三浦 106.5 22.0
5 レッツゴードンキ 55.0 岩田康 108.9 × 42.5
6 ノーワン 53.0 内田 97.3 248.3
7 モズスーパーフレア 55.0 松若 105.5 5.4
8 タワーオブロンドン 57.0 Cルメ 113.6 3.0
9 ディアンドル 53.0 藤岡佑 105.5 8.8
10 ラブカンプー 55.0 酒井 99.2 269.4
11 マルターズアポジー 57.0 丸山 103.0 379.7
12 ダイメイプリンセス 55.0 秋山 104.7 × × 56.9
13 ミスターメロディ 57.0 福永 108.3 × × 11.9
14 ハッピーアワー 55.0 横山典 102.8 × 213.6
15 イベリス 53.0 浜中 103.3 26.3
16 ファンタジスト 55.0 武豊 102.0 × 16.1


 

危険な人気馬 モズスーパーフレア(想定3人気)

 
前走の馬体重から絞り切れれば更にスピードに磨きがかかり好走も期待できるモズスーパーフレア。しかしながら、今回はマルターズアポジーとラブカンプーという、厄介な先行馬が2頭もいるだけに、そうそう簡単には逃してくれなさそうである。道中しつこくまとわり付かれる様なら直線早々に逆噴射する可能性も。
 

穴馬予想 アレスバローズ(想定12人気)

 
前走の北九州記念は痛恨の出遅れから、4コーナーでかなりの大外をぶん回すという最悪の競馬。それでも最後まで脚を伸ばし、勝ち馬から0秒4差の内容なら何の文句もない。鞍上がそのままなだけに、また失態を犯す可能性は高いが、スムーズにレースを運べれば上位争いは十分に可能な実力馬である。CBC賞レベルの走りが出来れば楽しみ。
 

編集部の見解

 
本命はダノンスマッシュ、一週前、直前と追い切りの動きが素晴らしくローテーションも評価できるものがあり状態としては完璧に近い。高松宮記念はG1の壁ではなく外枠の分と早いペースを追いかけすぎてしまった分。能力的には相当のものがありここも不動の軸であろう。マイナス点としては初の中山コースへの対応。対抗はモズスーパーフレア、大幅に増えている馬体重が当日どうかだが太め感はなく、追い切りを見る限りでは一週前、直前と動きが良く馬体が引き締まり充実しているように感じる。中山は得意なコースであり、ハイペースが予想されるが流れが速い方がこの馬には合っているのでその点もプラス。大きく期待できる舞台であろう。(石川)
 
実績、強さを含めて◎ダノンスマッシュか、いくのが筋だろう。好意から確実に伸びてくる競馬も怪我をし難い。◯ディアンドルを対抗に持ってきた。古馬にはいってもやれそうな事は証明した。あとは一線級のここで好走すれば今後はかなり面白い一頭。応援も兼ねて。▲タワーオブロンドンが単穴。ここのところの確実な脚で恐らく人気も上位だろう。懸念があるならレコード後と、ここまで少し走り過ぎか。(道永)
 
好メンバーが揃った一戦。本命はタワーオブロンドン。前走はレコードでしかも3馬身差と圧勝だった。1200mでは3戦全て上がり最速で走っている。今の中山の時計が速い馬場なら良馬場前提だが間違いなく差してくるだろう。対抗はダノンスマッシュ。前走はタワーオブロンドンに勝っている。追い切りは抜群、高松宮記念は4着といえど0.2秒差。ここもいい競馬になるだろう。3番手以下は3歳馬牝馬2頭が面白い。(坂入)
 
叩き2走目、大幅に絞れている事を条件としモズスーパーフレアを本命に。前走あれだけ走れれば十分、ここを目標に厩舎も渾身の仕上げで臨む。本命ダノンスマッシュ、単穴タワーオブロンドンは必然的な印の順。後は面白いところで、内からスムーズに立ち回れた時のアレスバローズか。(田中)

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