霜月ステークス直前

 
前走のNST賞はまさに完勝の走りだったストロベリームーン

前走のNST賞はまさに完勝の走りだったストロベリームーン

via google imghp
 
これまでのキャリアでダートは14戦、その内13戦で3着以内に入っているストロベリームーン。スタートから道中のレース運び、最後の脚も確かでそうそう崩れるイメージがない本馬。1200mまでなら鉄板級の1頭なのだが、今回の霜月ステークスは如何せん1400mなのである。そう、唯一着外に敗れた1戦がこの距離なのである。しかし、それも2017年当時の話であり、直近の同距離の1戦では3着と好走している。勢いと充実度で一気にクリアしても何ら不思議ではない。
 

ストロベリームーン

 
ストロベリームーン(エヴァディングタンペット2014)

ストロベリームーン(エヴァディングタンペット2014)

牝馬

父馬:キンシャサノキセキ
母馬:エヴァディングタンペット
母父:Dubai Destination
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:NICKS

通算成績:18戦6勝(6-4-4-4)
主な戦績:NST賞など
via google imghp
 
母エヴァディングタンペットはイタリア1000ギニー勝ち馬。日本に持ち込まれてキンシャサノキセキを付けられたのがこのストロベリームーンだが、正直血統的構成から推せる要素は何一つ見当たらない。実際に輸入した社台ファームですら、ダイワメジャー→キンシャサノキセキ→ディープインパクト→ハーツクライ→ジャスタウェイと配合相手に一貫性はなく手探りの状態で産まれた当たり馬というイメージか。
 

血統構成

 
キンシャサノキセキ フジキセキ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ミルレーサー Le Fabuleux
Marston's Mill
ケルトシャーン Pleasant Colony His Majesty
Sun Colony
Featherhill Lyphard
Lady Berry
エヴァディングタンペット Dubai Destination Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
Mysterial Alleged
Mysteries
Late Summer Gone West Mr.Prospector
Secrettame
Sun and Shade Ajdal
Shadywood


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
母は伊クラシック馬でゴーンウエストにドバイディスティネーションなので良血といえ、期待されてディープインパクト含む種牡馬の産駒がデビューしたがほぼ未勝利でおわっている。その中でキンシャサノキセキ産駒ではまってダート馬にでるのだから血統とは不思議である。血統構成からの強調材料はない。
 

前評判

 
当歳時のセレクトセールで2000万円超えの落札額で取引されたストロベリームーン。購入者は相馬眼に定評のあるスワーヴの冠名でお馴染みのNICKSである。前述にもあるが、血統から見る上での強調材料は全くない。その中である程度の価格まで高騰したのは、紛れもなく馬自身の作りが良かったという事以外に他ならないだろう。
 

馬名の意味

 

イチゴ色に輝く満月

 
響きから来るネーミングだろう。

関連記事

関連タグ

著者