ステイヤーズステークス2018の結果

 

ステイヤーズステークス2018の動画

 

レース回顧

 
まさかの大本命アルバートがレース前に出走取消。代わって1番人気に押し出されたのはリッジマンだった。2000mまではカレンラストショーが作る超スローペースの中、各馬牽制し合いながらの膠着状態。番手にいたヴォージュが前に絡む様にして徐々にペースアップして行くと、先行集団が一気に前へ流れ出してロングスパート戦となった。アドマイヤエイカンが押して上がって行くも、外から抜群の手応えで4コーナーを回ったリッジマンが直線鮮やかに抜け出し完勝のゴールイン。3着にはモンドインテロが差し込み、結果として上位人気馬による手堅い決着となった。
 

勝ち馬リッジマン

 
リッジマン

リッジマン

牡馬

父馬:スウェプトオーヴァーボード
母馬:アドマイヤモンロー
母父:Caerleon
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:辻牧場
馬主:辻牧場

通算成績:25戦6勝(6-4-0-15)
主な戦績:ステイヤーズステークスなど
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昨年半ばの長距離路線転向後、安定した走りで着実に勝ち上がって来たリッジマン。今回のステイヤーズステークスも4角での手応えが他馬とは雲泥の差、つまりはスタミナ面でまだまだ余裕があったという事だろう。それだけ抜群の長距離適性があったのだから、アルバートが仮に出走していても好勝負になったのではないだろうか。基本、3000m超えの距離は上がりがかかる事も多く、GⅠクラスでもある程度のスタミナを担保出来ていれば戦える可能性は高い。そういう意味でも来春の天皇賞では要注目の1頭だろう。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎アルバート
◯リッジマン
△アドマイヤエイカン
ヴォージュ
モンドインテロ
×ララエクラテール
コウキチョウサン
 

馬連:想定7点:◯勝利、三連単:想定40点:◯勝利

 
本命は結果取消もアルバート、対抗は本格化したリッジマン。アルバートがいたので単穴想定不要で連下に単勝5倍未満、紐に単勝15倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:97.8 ※想定RR:101.9

 
                   
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 河本 浜野 道永 単勝オッズ
1 11 リッジマン 56.0 蛯名 105.3 3:45.2 3.9
2 12 アドマイヤエイカン 56.0 田辺 102.5 2.1/2 × 4.1
3 3 モンドインテロ 56.0 Wビュ 104.8 クビ × 4.9
4 8 マサハヤダイヤ 56.0 大野 97.0 2 41.6
5 14 アルター 56.0 石川 97.7 クビ 75.6
6 7 ララエクラテール 56.0 戸崎 91.0 2 9.4
7 4 コウキチョウサン 56.0 北村宏 95.0 クビ × × 10.5
8 13 メドウラーク 56.0 丸田 99.1 ハナ × × 26.4
9 10 マイネルミラノ 56.0 柴田大 101.7 2.1/2 × 44.2
10 9 ネイチャーレット 56.0 野中 99.0 2.1/2 182.3
11 2 ヴォージュ 56.0 丸山 98.2 2.1/2 4.7
12 6 カレンラストショー 56.0 内田 94.3 1/2 26.8
13 5 トウシンモンステラ 56.0 三浦 99.2 10 184.4
取消 1 アルバート 57.0 Jモレ ----- ----- -----


 

危険な人気馬結果 リッジマン→1着(1人気)

 
中山が初コースという点に着目して凡走の危険性を問いてはみたが、むしろ相性抜群の走りで快勝したリッジマン。スタミナは現役トップクラスでロングスパートもお手の物だろう。今後、アルバートが停滞した場合の長距離路線は同馬が牽引して行く事になる筈だ。
 

穴馬予想結果 メドウラーク→8着(7人気)

 
中団追走から見せ場無くそのまま流れ込んだメドウラーク。ズブい分、スタミナがあると仮定してのピックアップだったが、一流どころのステイヤー陣と比べるとそうでもなかった様である。やはり、雨が降ったり馬場自体が相当荒れた様な条件下でないと好走は難しい。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ①⑪-②③⑫ 的中
単勝 11 390円 枠連 7-7 730円
複勝 11 150円 ワイド 11-12 320円
12 140円 3-11 460円
3 160円 3-12 430円
馬連 11-12 760円 馬単 11→12 1,430円
三連複 3-11-12 1,490円 三連単 11→12→3 5,760円


 

編集部の回顧

 
本命アルバートが取り消し時点で馬券絞ってたので終わってしまったがリッジマンの勝ち方考えると出ててもいい感じだったように判断する。でワンツーで馬券的にはとれていたとおもっておきたい。対抗ヴォージュは地力考えると負けすぎなので距離適性なかったと判断。(大川)
 
アルバートを本命に馬券を組んでいたため、小頭数に絞ったが、まさかの回避で3着馬モンドインテロを拾えていなかった。勝ち馬リッジマンは長距離適性が高いため、今後につながるレースだったと思われる。(河本)
 
まさかのアルバート出走取り消し。さすがにこれは読めませんでしたねぇ(笑)。おかげで1番人気、2番人気、4番人気の決着なのに、予想上の結果は皆さん難しいものになっていましたね。その中で、なんとか▲△〇で三連単が引っ掛かってくれて良かったです。リッジマンは不安要素だった斤量を見事に克服。2周目4コーナーの手応えも1頭だけ違いました。ただ、もはやオープン特別みたいなメンバーになりましたから、次走以降、これをG2勝ちと評価してしまうと痛い目にあいそうですね。(浜野)
 
本命アルバートがまさかの取り消し。リッジマン、アドマイヤエイカンは順当に直線抜け出し接戦を演じたが、結果アルバートが絡んでいてもマイナス。連に推したメンバーは三着想定で良かった。勝利に繋げる予想を心がけたい。(道永)
 

ステイヤーズステークス2018の予想

 

◎アルバート

 
アルバート

アルバート

牡馬

父馬:アドマイヤドン
母馬:フォルクローレ
母父:ダンスインザダーク
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:林正道

通算成績:32戦9勝 (9-2-3-18)
主な戦績:ステイヤーズステークス、ダイヤモンドステークスなど
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前馬未踏のステイヤーズステークス4連覇を狙うアルバート。無類のスタミナを誇り、ラストの末脚も鋭く3000m以上のレースでは抜群の安定感を誇る。今年はJ.モレイラ騎手を背にするが、R.ムーア同様にスペシャルなジョッキー、そうそう騎乗ミスする事は考えられずメンバー構成を見ても圧勝だろう。
 

○リッジマン

 
リッジマン

リッジマン

牡馬

父馬:スウェプトオーヴァーボード
母馬:アドマイヤモンロー
母父:Caerleon
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:辻牧場
馬主:辻牧場

通算成績:24戦5勝(5-4-0-15)
主な戦績:丹頂ステークスなど
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今年のダイヤモンドステークス2着馬リッジマン。前走の丹頂ステークスも道中捲り気味に上がって行きコルコバード以下を振り切って快勝するなど、スタミナ比べならアルバートにも劣らない。後は展開や条件次第にはなるが、アルバートを除くメンバー同士なら上位の実力評価で良いだろう。
 

▲ヴォージュ

 
ヴォージュ

ヴォージュ

牡馬

父馬:ナカヤマフェスタ
母馬:ギュイエンヌ
母父:タニノギムレット
所属:西村真幸厩舎(栗東)
生産:明治牧場
馬主:杉山忠国

通算成績:22戦6勝(6-1-2-13)
主な戦績:札幌日経オープンなど
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今年に入って目黒記念、アルゼンチン共和国杯と2500mの重賞で立て続けに強豪と差のない競馬をして来たヴォージュ。祖父ステイゴールドの血を考えればスタミナは豊富の筈、上がり勝負に弱いだけにタフな競馬で持続力で戦えるステージの方がより持ち味が活きて来るだろう。
 

▲アドマイヤエイカン

 
アドマイヤエイカン

アドマイヤエイカン

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ペルヴィアンリリー
母父:フレンチデピュティ
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤利一

通算成績:16戦4勝(4-3-2-7)
主な戦績:札幌2歳ステークスなど
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明らかに2000mでは距離が足りない印象のアドマイヤエイカン。こちらもどちらかと言えばスパッとキレる脚は無く、ジワジワと脚を使って行ってロングスパートによる持久力勝負が好走のポイントとなって来るだろう。ハーツクライ産駒だけに距離は幾らあっても問題ない。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:101.9

 
とてもGⅡとは言えないレベルだけにさすがにアルバートが圧倒的だろう。アルバートから人気どころ中心への流しでいいだろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 河本 浜野 道永 予想オッズ
1 アルバート 57.0 Jモレ 109.9 1.7
2 ヴォージュ 56.0 丸山 100.8 16.0
3 モンドインテロ 56.0 Wビュ 103.8 × 6.7
4 コウキチョウサン 56.0 北村宏 97.0 × × 28.9
5 トウシンモンステラ 56.0 三浦 99.5 276.2
6 カレンラストショー 56.0 内田 96.0 141.0
7 ララエクラテール 56.0 戸崎 90.0 24.7
8 マサハヤダイヤ 56.0 大野 90.0 269.5
9 ネイチャーレット 56.0 野中 100.0 334.8
10 マイネルミラノ 56.0 柴田大 102.9 × 74.8
11 リッジマン 56.0 蛯名 99.0 5.5
12 アドマイヤエイカン 56.0 田辺 99.0 × 4.2
13 メドウラーク 56.0 丸田 99.3 × × 51.7
14 アルター 56.0 石川 97.5 70.2


 

危険な人気馬 リッジマン(想定3人気)

 
能力的にはここでも上位に事足りるリッジマンだが、唯一の不安は中山競馬場での好走歴が無い点。特にコーナリングなど含めて得手不得手が顕著に出るコースだけに、もしかすると相性が悪い可能性もある。こればかりはやってみないと分からないが、案外の凡走リスクも高い。
 

穴馬予想 メドウラーク(想定8人気)

 
何と言っても重賞勝ち馬メドウラーク。キャラクター的にいつになっても人気にならないが、同馬も長く良い脚を使うタイプでとにかくズブい印象。得てしてこの手のタイプは距離が延びれば更にパフォーマンスを上げて来るイメージで合っている筈。ここでも波乱演出の立役者となるか。
 

編集部の見解

 
斤量差がないので本命はアルバート。信用していいだろう。対抗はヴォージュは、距離はわからないが戦ってきた相手がよいのでここでは上位とみた。単穴にリッジマン。前層は強かったが相手も相手で単穴まで。3着まで考えると人気薄もありえると判断。(大川)
 
メンツを見る限り人気上位の順当な結果になると予想。その中でもこのレース3連覇中のアルバートを本命。前走はトップハンデを背負い惨敗してしまったが、今回は57㎏、モレイラ騎手とのコンビなら巻き返しは可能とみる。対抗はリッジマン、休み明けであるが鉄砲が効く馬でダイヤモンドステークス、2着と長距離の適性は高い。以下、ヴォージュ、アドマイヤエイカンはレース展開によってはチャンスあり。(河本)
 
これだけ手薄なメンバーであれば実績断然のアルバートが◎です。京都大賞典くらい走れば楽勝でしょう。自身の4連覇もそうですが、堀厩舎の12年連続重賞勝ちもかかっており、勝負気配も濃厚です。ノーザンファームの外国人騎手で〇はモンドインテロにしました。▲リッジマンは斤量の克服がカギになります。ノーザンファームの有力馬2頭に△をうちました。(浜野)
 
そのレース名通り最長距離のこのレース。なかなか◎アルバートに台頭してくる馬が見つからない。○リッジマンはダイヤモンド二着の実績からここでもやれるはず。▲アドマイヤエイカンは怪我明けから長距離レースで安定のある走り。上位はこの三頭。(道永)

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