函館記念直後

 

2019年7月14日 函館記念 芝2000m 函館競馬場

1着:マイスタイル 牡5 (田中勝春)
2着:マイネルファンロン 牡4 (丹内祐次)
3着:ステイフーリッシュ 牡4 (中谷雄太)

レースタイム:1:59.6(良)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.9
 
中谷雄太騎手と久々のコンビ結成で意欲的に前々の競馬を進めて行ったステイフーリッシュ。しっかりと逃げたマイスタイルをマークする形で理想的な位置取りとなった前半戦。しかし、予想以上にマイスタイルとマイネルファンロンの2頭が粘りを見せ、4コーナーで追い掛けるもその差はなかなか縮まらない。それでも自身しっかりと伸び続けて後続自体はシャットアウト。道中の位置取りのまま流れ込む様にして3着に入り、しっかりと自分の走りは完遂して見せた。
 

函館記念直前

 
現地の芝コースで追い切りを行うステイフーリッシュ

現地の芝コースで追い切りを行うステイフーリッシュ

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3歳時の共同通信杯以来となる中谷騎手とのコンビ。函館記念に参戦するステイフーリッシュが当初の主戦と共に2つ目の重賞タイトルを目指す。鳴尾記念で惜しい3着だった本馬だが、やはり最後の詰めが甘いのは確か。どうしてもキレ負けしてしまう所があり、そこを補う意味でも洋芝をプラス材料として好走の後押しにしたいところだろう。実際、追い切りで芝コースを走らせても良い動きを見せていただけに適正は心配なさそう。中谷騎手自身も初の重賞制覇へ人馬一体となって悔いのない騎乗を期待したい。
 

鳴尾記念直後

 

2019年6月1日 鳴尾記念 芝2000m 阪神競馬場

1着:メールドグラース 牡4 (D.レーン)
2着:ブラックスピネル 牡7 (三浦皇成)
3着:ステイフーリッシュ 牡4 (藤岡佑介)

レースタイム:1:59.6(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
 
スタートはひと息も前に付ける様に出して行ってポジションを取りに行ったステイフーリッシュ。ブラックスピネル、タニノフランケルに続く3番手の外目を気持ち良く追走すると4コーナーでは早めに仕掛けて行きロングスパート。そのまま勢いを付けて直線を迎えるも、外からギューンと突き抜けたメールドグラースにあっさりと差し切られる走り。結果として、逃げたブラックスピネルすら捕まえきれず、何とかギベオンの追い込みを防いで3着に入るのがやっとだった。
 

鳴尾記念直前

 
大阪杯からの巻き返しを誓うステイフーリッシュ

大阪杯からの巻き返しを誓うステイフーリッシュ

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大阪杯はスタート直後に不利を受け、道中10番手以降の後方追走を余儀なくされたステイフーリッシュ。前目に付けて早めのスパートから持久力勝負に持ち込みたかった同馬としては、さすがにGⅠの舞台であの競馬は厳しいものがあった。今回はしっかりと立て直しを図り、安定しているクラスのGⅢ戦。秋の飛躍に縣けても、ここはしっかりと結果を残しておきたいところだ。
 

大阪杯直前

 
藤岡康太騎手を背に坂路で追い切るステイフーリッシュ(左)

藤岡康太騎手を背に坂路で追い切るステイフーリッシュ(左)

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今週末の関西は土曜が雨模様、ダンビュライト同様にステイフーリッシュも上がり勝負よりはタフなレースの方が持ち味が活きるタイプなのは間違いない。雨がどこまで降って馬場に影響するかは、土日の競馬を見てからでないと判断できないが、そういった条件の好転を武器にすれば同馬も十分戦える1頭だろう。藤岡康太騎手は乗り替わりで仕事を果たすイメージも強く、ここは先週の勢いそのままにまた大波乱を演出して欲しい。
 

京都記念直後

 

2019年2月10日 京都記念 芝2200m 京都競馬場

1着:ダンビュライト 牡5 (松若風馬)
2着:ステイフーリッシュ 牡4 (藤岡佑介)
3着:マカヒキ 牡6 (岩田康誠)

レースタイム:2:14.8(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
中山金杯は後手から捲る競馬を見せたステイフーリッシュだったが、今回はスタートを決めて先行策を取っての道中。途中ブラックバゴが大きくペースを動かせる形で出入りの激しい1戦も落ち着いて対応、勝負所でしっかりと自分のリズムのまま上がって行った。しかし、先に抜け出したダンビュライトもしぶとく最後まで馬体を並べての叩き合いとなるも僅かに差し届かずの2着敗戦となった。藤岡佑介騎手も手応えを感じた内容だっただけに目に見える結果が欲しかっただろう。
 

ステイフーリッシュ

 
ステイフーリッシュ(カウアイレーン2015)

ステイフーリッシュ(カウアイレーン2015)

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:カウアイレーン
母父:キングカメハメハ
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:12戦2勝(2-2-4-4)
主な戦績:京都新聞杯など
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新馬を勝った直後のホープフルステークスで3着に入る激走を見せたステイフーリッシュ。ポテンシャルの高さは相当なもので、その後に京都新聞杯で好タイムで圧勝している事からもよく分かる。キレるというよりは、先行して抜け出し持続性の高い脚で後続を突き放すスタイルが得意な1頭。つまり、スローペースよりミドルからハイペースでのタフな競馬でこそ、その力を発揮するだろう。このまま本格化すればステイゴールド産駒晩年の傑作になる可能性は高い。
 

血統背景

 
ステイゴールド サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ゴールデンサッシュ ディクタス Sanctus
Doronic
ゴールデンサッシュ ノーザンテースト
ダイナサッシュ
カウアイレーン キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
シルバーレーン Silver Hawk Roberto
Gris Vitesse
Strait Lane Chieftain
Level Sands


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ブラックホーク(シルバーレーン1994)

ブラックホーク(シルバーレーン1994)

牡馬

父馬:Nureyev
母馬:シルバーレーン
母父:Silver Hawk
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:Watership Down Stud(英)
馬主:金子真人

通算成績:28戦9勝 (9-8-6-5)
主な戦績:安田記念、スプリンターズステークスなど
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ピンクカメオ(シルバーレーン2004)

ピンクカメオ(シルバーレーン2004)

牝馬

父馬:フレンチデピュティ
母馬:シルバーレーン
母父:Silver Hawk
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:パカパカファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:21戦4勝 (4-2-0-15)
主な戦績:NHKマイルカップなど
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グレイル(プラチナチャリス2015)

グレイル(プラチナチャリス2015)

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:プラチナチャリス
母父:Rock of Gibraltar
所属:野中賢二厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:カナヤマホールディングス

通算成績:8戦2勝(2-0-1-5)
主な戦績:京都2歳ステークスなど
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血統評価:1.0pt

 
シルバーレーンのファミリーで、母はブラックホーク、ピンクカメオの妹で父キングカメハメハという母はファミリーも血統構成も優秀といえる。兄弟ははしっていないので期待はできるが安定感はない血統だろう。
 

前評判

 
幾ら母系が優秀だからという理由で上2頭が走っていない母カウアイレーンに晩年の父ステイゴールド産駒で5000万円募集というのはなかなか高額な価格設定である。それだけ、馬自体の出来が良かったという事だろう。矢作芳人厩舎が手掛けるというのも、後の結果を見てみれば十分に納得出来る。京都新聞杯のパフォーマンスがベストであり、あの競馬が出来ればGⅠでも一発があっておかしくはない。
 

馬名の意味

 

常識に囚われるな

 
有名なスピーチから、父名より連想してのネーミング。

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