マンマークの競馬も完全な力負け

 

2018年12月01日 こうやまき賞 芝1600m 中京競馬場

1着:ダノンチェイサー 牡2 (津村明秀)
2着:マイネルウィルトス 牡2 (吉田隼人)
3着:スイープセレリタス 牡2 (池添謙一)

レースタイム:1:34.7(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
 
スタートからやや外を意識しつつ前に出してレースを進めたスイープセレリタス。鞍上の池添騎手が完全に1番人気のダノンチェイサーを後方に置いた競馬をイメージしていたのが分かる展開だった。直線もダノンチェイサーが追い出すのを待って馬体を並べにかかるも、あっさりとかわされ最後は後方のマイネルウィルトスにも差されての3着敗退を喫してしまった。とは言え、自信があるからこそのこの走りだろうから今後はやはり走って来る逸材なのだろう。
 

6月生まれで尻上がりに成長

 
8月の新馬こそ敗退してしまったが、折返しの未勝利戦は目の覚める様な走りで快勝したスイープセレリタス。その後も、厩舎で調整を続けているが、遅生まれのためか馬がどんどん良くなって行っているそうだ。父母の成長力を考えると本格化はもっと先だろうが、強い馬というのは急にグンと良化するもの。同馬もいつどこで急激な覚醒期に入るかは分からない。もしかするとそれが今回なのかも、いずれにせよ来春のクラシックには是が非でも間に合って欲しい。
 

前日の重賞より速いタイム

 

2018年10月07日 2歳未勝利 芝1600m 東京競馬場

1着:スイープセレリタス 牝2 (池添謙一)
2着:マジックリアリズム 牝2 (J.モレイラ)
3着:エンドーツダ 牝2 (岩部純二)

レースタイム:1:33.8(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
道中5番手追走から前を見据える競馬となったスイープセレリタス。直線に入って追われると瞬時に加速し先頭へ、外から圧倒的な1番人気マジックリアリズムが迫ると更に伸びを見せ完勝の内容だった。タイムは前日に行われた僚馬グランアレグリアのサウジアラビアロイヤルカップよりも速いタイムを計時。馬場差や展開の違いがあれど、スイープセレリタスも重賞クラスの器というのは間違いない。母スイープトウショウからようやく大物と言って良い候補が誕生。走りを見ても距離はまだ長くなっても良さそうだ。
 

血統馬らしい風格と動き

 
順調に調整を進めて来たスイープセレリタス

順調に調整を進めて来たスイープセレリタス

via google imghp
 
スイープトウショウ産駒からいよいよクラシックを狙える素材が登場か。2005年の宝塚記念でワンツーフィニッシュを飾ったハーツクライとの仔、スイープセレリタスがいよいよその姿をターフに現す。追い切りでは古馬と同等の動きを披露し関係者を納得させた。騎乗予定の池添謙一騎手も取材に対して、『稽古も無事に消化して来ているし、やっぱり能力は高そう。騎乗出来るというのは騎手冥利に尽きますね』と期待を寄せる口ぶりでコメントしていた。
 

スイープセレリタス

 
スイープセレリタス(スイープトウショウ2016)

スイープセレリタス(スイープトウショウ2016)

牝馬

父馬:ハーツクライ
母馬:スイープトウショウ
母父:エンドスウィープ
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:3戦1勝(1-0-1-1)
主な戦績:2歳未勝利
via google imghp
 
中央で未だ複数勝利の産駒がいないスイープトウショウ。そのジンクスを打ち破ってくれそうなのがこのスイープセレリタスだ。ハーツクライ産駒で長距離仕様となっているが、馬体もやはり長めの方が良さそう。6月の遅生まれでまだまだ成長は他馬よりもゆっくりめ、焦らずオークスを最大目標にして調整を進めて行く。如何にも切れそうな配合、馬体重は春の段階で467kg。
 

血統背景

 
ハーツクライ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
アイリッシュダンス トニービン カンパラ
Severn Bridge
ビューパーダンス Lyphard
My Bupers
スイープトウショウ エンドスウィープ フォーティナイナー Mr.Prospector
File
BroomDance Dance Spell
Witching Hour
タバサトウショウ ダンシングブレーヴ Lyphard
Navajo Princess
サマンサトウショウ トウショウボーイ
マーブルトウショウ


 

兄弟馬

 
レガッタ(スイープトウショウ2012)

レガッタ(スイープトウショウ2012)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:スイープトウショウ
母父:エンドスウィープ
所属:昆貢厩舎(栗東)
生産:トウショウ牧場
馬主:寺田千代乃

通算成績:3戦1勝(1-0-0-2)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
 
トウショウビクター(スイープトウショウ2013)

トウショウビクター(スイープトウショウ2013)

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:スイープトウショウ
母父:エンドスウィープ
所属:今野貞一厩舎(栗東)
生産:トウショウ牧場
馬主:藤田衛成

通算成績:5戦1勝(1-0-0-4)
主な勝鞍:3歳未勝利
via google imghp
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
牝系は無難に活躍馬を出し続けており、トウショウボーイ、ダンシングブレーヴ、エンドスウィープと消して悪くない血統構成で牡馬相手に勝負できた母は、繁殖としてもっと結果でそうな印象だったが結果、2勝馬がいない状況が続いている。産駒の勝ったレースの勝ち方自体は悪くないにも関わらず勝利が続かない感じだろう。さすがにこのあと活躍馬が出てくる確率は少なく強調材料はない。ただそれでも活躍馬の登場を期待はしたい。
 

前評判

 
『春頃からグングン馬が良くなって来ましたね。動かしても1番進んでいる組の馬と併せて遜色ない走りを見せてます。お母さんと同じく後方で脚を溜めて直線で一気に追い込む脚質になりそうですよ』とは牧場関係者のコメント。まだ産駒に顕著な実績を残せていないだけに、このハーツクライ産駒は陣営にとっても牧場にとっても要注目の1頭になるだろう。
 

馬名の意味

 

母名の一部+速さ(ラテン語)

 
スイープトウショウ産駒で初の“スイープ◯◯”というネーミング。これは是が非でも走って欲しい。

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