ジャパンカップ2018の結果

 

ジャパンカップ2018の動画

 
予想通り、キセキが楽逃げの展開。後方も無理に追い掛けずそのまま隊列は決まって来るが、番手にアーモンドアイが付ける事は想定外の流れとなった。1000m=59秒9の平均ペース、馬場状態を考えれば前有利のスローペースと解釈して良いレース運びだろう。そのまま直線コースに入ると、絶好の手応えでキセキに並びかけるアーモンドアイ。ラスト200mで追い出しを開始するとスッと単独先頭に出て楽々とゴールイン。それでも何とタイムは従来の記録を1秒5も上回る驚異的な世界レコードで走破。まさに歴史的名馬誕生の瞬間となった。離れた3着にはスワーヴリチャードが入線。
 

勝ち馬アーモンドアイ

 
アーモンドアイ

アーモンドアイ

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:7戦6勝(6-1-0-0)
主な戦績:牝馬三冠、ジャパンカップなど
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牝馬3冠を達成し、古馬勢と初対決となったアーモンドアイ。キセキの番手に付ける予想外の位置取りも問題にせず、直線馬なりで並びかける姿はまさに圧巻のひと言だった。並み居る強豪たちを寄せ付けず、且つ世界レコードで勝ち切る走りはもはや日本に敵無しを印象付ける1戦だった。来年はドバイ、香港、果ては凱旋門賞制覇という壮大なプランが現実味を帯びて来ただろう。とにかくこのまま無事に行って欲しい。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎アーモンドアイ
◯キセキ
△スワーヴリチャード
サトノダイヤモンド
シュヴァルグラン
×カプリ
サンダリングブルー
ミッキースワロー
 

馬連:想定7点:△的中、三連単:想定48点:△的中

 
本命アーモンドアイ、対抗キセキ1択だっただろう。アーモンドアイの負けは想像しにくかったので単穴なしで連下は単勝20倍未満、紐は単勝70倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:116.1 ※想定RR:114.8

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 河本 浜野 道永 単勝オッズ
1 1 アーモンドアイ 53.0 Cルメ 124.4 2:20.6R 1.4
2 8 キセキ 57.0 川田 119.8 1.3/4 9.2
3 11 スワーヴリチャード 57.0 Mデム 118.0 3.1/2 6.5
4 9 シュヴァルグラン 57.0 Cデム 115.9 ---- 12.9
5 5 ミッキースワロー 57.0 横山典 113.0 2 × × 62.6
6 3 サトノダイヤモンド 57.0 Jモレ 118.4 クビ 7.1
7 2 [地]ハッピーグリン 55.0 服部茂 ---- 1.3/4 341.2
8 14 ウインテンダネス 57.0 内田 108.0 クビ 89.3
9 4 サトノクラウン 57.0 Wビュ 113.6 2 87.4
10 6 [外]サンダリングブルー 57.0 Fベリ ---- 5 52.0
11 12 [外]カプリ 57.0 Rムア ---- 1.3/4 31.8
12 10 ガンコ 57.0 蛯名 101.0 3.1/2 218.7
13 13 ノーブルマーズ 57.0 高倉 102.6 3 241.9
14 7 サウンズオブアース 57.0 田辺 106.4 2.1/2 246.5


 

危険な人気馬結果 スワーヴリチャード→3着(2人気)

 
スタートから前に出して行ってポジションを取りに行ったスワーヴリチャード。馬場状態を見極めたM.デムーロ騎手の好判断だっただろう。それでも、やはり完全復調とまでは行かずいつもの手応えが見られないまま、直線で3番手を何とか死守した印象だ。昨年のアルゼンチン共和国杯時の状態ならもっと走れていた筈。
 

穴馬予想結果 ミッキースワロー→5着(8人気)

 
道中は死んだふりの最後方待機、直線外からグングン加速し最速の上がりで5着に入ったミッキースワロー。初の左回りでもパフォーマンスは落ちる事なく、上位勢に食い込む走りで能力を示した1戦だった。昨年のセントライト記念で見せた内容から考えればGⅠをいつ取ってもおかしくない逸材だろう。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ①⑪-③⑤⑥⑧⑨⑫ 的中
単勝 1 140円 枠連 1-5 600円
複勝 1 110円 ワイド 1-8 230円
8 160円 1-11 240円
11 150円 8-11 470円
馬連 1-8 590円 馬単 1→8 700円
三連複 1-8-11 960円 三連単 1→8→11 2,690円


 
2018年のジャパンカップの的中馬券

2018年のジャパンカップの的中馬券

 

編集部の回顧

 
前半が極端に速かったわけではない中、キセキが好タイムで逃げ粘る中、それをきっちり差し切った本命アーモンドアイの強さは、この時点で歴代最強牝馬は確定といっていいパフォーマンスだっただろう。あとは古馬斤量になってもかわらず結果をだしてくれる事を願う。対抗キセキは、おもったよりつよかったし予想としては少し手広くいきすぎたが本命対抗のワンツーなのでトリガミも後悔はない。(大川)
 
◎アーモンドアイ…懸念していたスタートであったが、最高なスタートを切り好位でポジションを取り、あとはキセキの後方で待機、ここまで来たら勝ちパターン。ただレコード勝ちには驚き、凄すぎるの一言。現役最強馬の証明したレースとなった。○スワーヴリチャード…スタートも決まり、勝ち馬の後ろにつけたが、最後は思ったより伸びなかった。やはり、このメンバーであれば上位。スローペースになればチャンスはあったか。▲キセキ…勝ってもいいくらい強い競馬をしたが、勝ち馬が強すぎた。斤量差は大きく、最後は離されてしまった。成績も安定しており、来年が楽しみな一頭。(河本)
 
アーモンドアイを無印にして勝負を挑み、見事に砕け散りました...。でも、あれほどの馬にお茶を濁すような印をうつのは失礼ですからね、敗れても清々しい気持ちです。それにしても、本当に素晴らしい競馬を観ることができました。◎スワーヴリチャードはアーモンドアイをマークする形で勝負を挑み敗れ3着。〇キセキはペースを落とさずに精密機械のようなラップを刻み完璧な競馬をして敗れ2着。それをものともしなかったアーモンドアイ含めて、予想や馬券を超えて「いいものみたなぁ」と思える競馬をしてくれたことに感謝ですね。(浜野)
 
従来の記録を1.5秒更新する化け物ぶりを見せた本命が人気に応えワールドレコードで勝利。先行次第で頭もあるとみたキセキも予想通りの走り。何より今回の6着までがレコード更新で走る舞台を演出したのはキセキだろう。スワーヴリチャードも順当。ただし予想としては点数が多過ぎて勝利ならず。(道永)
 

ジャパンカップ2018の予想

 

◎アーモンドアイ

 
アーモンドアイ

アーモンドアイ

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:6戦5勝(5-1-0-0)
主な戦績:牝馬三冠など
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いよいよ強豪古馬勢と初対戦となるアーモンドアイ。しかし、それすら壁になるとも思わせない驚異的なパフォーマンスに加えて、その古馬たちとは4kg差の斤量とくれば本命にせざるを得ないだろう。ここで躓く様なレベルの馬ではなく、難なく勝ちきって年度代表馬の座を射止めて欲しい。
 

◯スワーヴリチャード

 
スワーヴリチャード

スワーヴリチャード

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ピラミマ
母父:Unbridled's Song
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:NICKS

通算成績:11戦5勝(5-3-0-3)
主な戦績:大阪杯など
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前走の天皇賞秋はまさかの出遅れ、マカヒキに馬体をぶつけられスタート時点で終わってしまったスワーヴリチャード。ある意味でレースに参加していない分疲れも無く、ひと叩きされた万全の状態でジャパンカップに臨めるのはプラスと考えたい。一つだけ気掛かりなのは、その後遺症で馬が走る気を無くしていないかという点だけ。
 

▲サトノダイヤモンド

 
サトノダイヤモンド

サトノダイヤモンド

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:マルペンサ
母父:Orpen
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:里見治

通算成績:16戦8勝(8-1-3-4)
主な戦績:菊花賞、有馬記念など
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京都大賞典で久々の勝利を飾ったサトノダイヤモンド。まだ全盛期の頃のパフォーマンスには程遠いが、馬に活気が戻って来たのは何よりだろう。普通に走れば現役最強の座は同馬だっただけに、ここでもう一度復活劇を果たしてその政権を取り戻してもらいたい。
 

▲キセキ

 
キセキ

キセキ

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場
馬主:石川達絵

通算成績:12戦4勝(4-1-3-4)
主な戦績:菊花賞など
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秋の毎日王冠、天皇賞秋といずれも3着に入線したキセキ。サトノダイヤモンド同様に、ようやく本来の走りに近付いて来たと言って良いのではないだろうか。先手を奪って持続性の高い脚を使う走りに安定感も増して来た印象だ。確たる逃げ馬もいない今回、ペースの主導権を握ればあわやのシーンも演出出来るのではないだろうか。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:114.8

 
ジェンティルドンナはオルフェーヴル相手に3歳で斤量込みでガチンコ勝負に勝った。アーモンドアイの相手はそれに比べると手薄。ここを勝ってもジェンティルドンナには並べないだけにここは完勝してもらいたいしその実力はあると考えている。2番手以降は、意外と混戦で海外馬含めて難解なレースだろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 河本 浜野 道永 予想オッズ
1 アーモンドアイ 53.0 Cルメ 119.5 1.3
2 ハッピーグリン 55.0 服部茂 ----- 104.0
3 サトノダイヤモンド 57.0 Jモレ 119.5 7.7
4 サトノクラウン 57.0 Wビュ 113.8 62.5
5 ミッキースワロー 57.0 横山典 109.8 × × 60.1
6 サンダリングブルー 57.0 Fベリ ----- 47.1
7 サウンズオブアース 57.0 田辺 110.8 × 94.2
8 キセキ 57.0 川田 114.1 14.9
9 シュヴァルグラン 57.0 Cデム 113.8 23.0
10 ガンコ 57.0 蛯名 104.8 100.8
11 スワーヴリチャード 57.0 Mデム 116.9 7.7
12 カプリ 57.0 Rムア ----- 21.7
13 ノーブルマーズ 57.0 高倉 106.3 105.1
14 ウインテンダネス 57.0 内田 106.7 54.1


 

危険な人気馬 スワーヴリチャード(想定2人気)

 
前述にもあるが、天皇賞秋でのアクシデントが尾を引いている可能性もあるスワーヴリチャード。馬のメンタル面はそう簡単に立ち直れる訳でも無く、もし少しでも走る気に影響している様なら前走の様に大敗という事も想定しておかなくてはならない。
 

穴馬予想 ミッキースワロー(想定9人気)

 
初の左回りがどうかだが、ある意味で未知の魅力に賭けてみたいミッキースワロー。父トーセンホマレボシ、母父ジャングルポケットといずれも東京2400mのGⅠで結果を残して来た馬たち。その血を継いでいるのであれば、パフォーマンスはむしろ上がって来るかもしれない。
 

編集部の見解

 
アーモンドアイは古馬牡馬相手でも今の現役メンバー相手なら現役最強だろう。レイデオロがいないとなれば絶対信用でいいだろう。相手はキセキ、復調確実なのでこちらにうった。単穴は必要ない。スワーヴリチャードは、前走負けすぎだし元々過剰人気馬、世代最強でもないので軽視。サトノダイヤモンド、シュヴァルグランも全盛期の勢いがないとなると宝塚のように海外馬の方が魅力的だろう。(大川)
 
3世代による三強対決とみるジャパンカップ。その中でも牝馬三冠を達成したアーモンドアイを本命。1枠1番が不安材料ではあるが、好位につけることができれば最後は伸びてくると思われる。4㎏の斤量差は大きい。対抗スワーヴリチャード、前走はスタート直後にマカヒキと接触し、競馬ができず終わってしまったが、その後の追い切りも順調に終えている。あとは精神面が気になるところだが、外枠に入ったこともプラスと考える。抑えておきたいのはサトノダイヤモンド、キセキ。両頭とも最終追い切りの動きは良く、あとは騎手の手腕に期待するしかない。(河本)
 
予想のポイントは何と言ってもアーモンドアイを無印にしたことです。秋華賞は展開不向きの中で勝ったとはいえ、それほど差もつけておらず、メンバーも薄かったですからね。加えてロードカナロア産駒の2200m以上の実績を考えると...。確かに強くて圧勝するかもしれないですが、しかし、一気の相手強化とオークスを勝っているとはいえ距離もいいとはいえず、そう考えると過剰な人気でもあり、ここは嫌って勝負です。◎スワーヴリチャードの天皇賞は完全に度外視していい競馬。スタートで終わってしまいましたからね。ここはメイチの勝負がかりでしょう。単勝で勝負したいところです。4歳馬かつ天皇賞組を上位にとってキセキが〇で、去年の勝ち馬シュヴァルグランが▲です。少し良くなってきたサトノダイヤモンドと4歳馬ミッキースワローが△です。(浜野)
 
◎アーモンドアイ、ここはもう最強牝馬の躍進に期待したい。初古馬混合でも充分のポテンシャルとみる。○サトノダイヤモンド、久々の復活を果たした今回。さらに調子を上げてる。元々の地力を考えれば連勝もある。▲キセキ、この馬も復調組。安定した位置取りの走りを覚え、今のが怖い存在。距離も2400ぐらいのが良いだろう。(道永)

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