2017年 シュヴァルグラン

 

2017年11月26日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=①シュヴァルグラン 牡5 57 (H.ボウマン) 5番人気
2着=②レイデオロ 牡3 55 (C.ルメール) 2番人気
3着=④キタサンブラック 牡5 57 (武豊) 1番人気

タイム=2:23.7(良)
レース上がり3ハロン=35.1
勝ち馬上がり3ハロン=34.6

3連複=1,300円
3連単=13,440円
 

レース回顧

 
予想通りのキタサンブラック単騎逃げ。ペースも平均で完全にキタサンブラックの独壇場と思われた道中だったが、直線で意外にも突き放せず後続に掴まってしまう。インコースでジッと脚を溜めたシュヴァルグランが鮮やかに抜け出すと、最後は2着にあがるレイデオロに1馬身差を付ける完勝で念願のGⅠタイトルを獲得した。尚、キタサンブラックは落鉄していた模様。
 

2016年 キタサンブラック 

 

2016年11月27日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=①キタサンブラック 牡4 57 (武豊) 1番人気
2着=⑫サウンズオブアース 牡5 57 (M.デムーロ) 5番人気
3着=⑰シュヴァルグラン 牡4 57 (福永祐一) 6番人気

タイム=2:25.8(良)
レース上がり3ハロン=35.3
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=8,050円
3連単=36,260円
 

レース回顧

 
1枠1番から抜群のスタートを切ったキタサンブラック。そのまま無理なく先頭に立つと、前半1000m61秒台のスローペースに落とし込んだ。直線コースに入っても余力は十分で、後続を軽々と突き放し圧巻の内容でGⅠを勝利した。2着はシルバーコレクターのサウンズオブアース、3着にシュヴァルグランが入線。
 

2015年 ショウナンパンドラ

 

2015年11月29日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑮ショウナンパンドラ 牝4 55 (池添謙一) 4番人気
2着=⑥ラストインパクト 牡5 57 (R.ムーア) 7番人気
3着=①ラブリーデイ 牡5 57 (川田将雅) 1番人気

タイム=2:24.7(良)
レース上がり3ハロン=35.3
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=6,350円
3連単=53,920円
 

レース回顧

 
レースはスローペースのまま直線での末脚勝負。宝塚記念、天皇賞秋を快勝して来たラブリーデイが先行抜け出しを図るも、それを目標に後続勢が一気に襲いかかった。中でもキレ味抜群で追い込んだショウナンパンドラが男馬の強豪たちを一蹴し1着でゴールイン。2着には天才ムーア騎乗のラストインパクトが内から伸びて入線。1番人気のラブリーデイは僅差の3着に惜敗した。
 

2014年 エピファネイア

 

2014年11月30日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=④エピファネイア 牡4 57 (C.スミヨン) 4番人気
2着=①ジャスタウェイ 牡5 57 (福永祐一) 3番人気
3着=⑮スピルバーグ 牡5 57 (北村宏司) 6番人気

タイム=2:23.1(良)
レース上がり3ハロン=35.2
勝ち馬上がり3ハロン=35.0

3連複=19,750円
3連単=91,790円
 

レース回顧

 
ジェンティルドンナ、ジャスタウェイ、ハープスターなど個性的な最強馬たちが集った1戦。その中で圧倒的なパフォーマンスを見せたのは何とエピファネイアだった。名手スミヨンを背にハイペースの展開を番手で進めた同馬は、直線に向いても抜群の手応えで内めの馬場を独走。世界一のジャスタウェイを相手に4馬身差の大差を付けてGⅠ2勝目を飾った。
 

2013年 ジェンティルドンナ

 

2013年11月24日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑦ジェンティルドンナ 牝4 55 (R.ムーア) 1番人気
2着=⑨デニムアンドルビー 牝3 53 (浜中俊) 7番人気
3着=⑤トーセンジョーダン 牡7 57 (W.ビュイック) 11番人気

タイム=2:26.1(良)
レース上がり3ハロン=34.1
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=63,800円
3連単=224,580円
 

レース回顧

 
超スローペースの中、馬群が一団となって直線へ。内から鋭く抜け出したジェンティルドンナが、前年覇者の貫禄を見せて辛勝ながら連覇を達成。そのハナ差の2着には軽量牝馬のデニムアンドルビーが大外から脚を伸ばして入線し、3着には11番人気の古馬トーセンジョーダン。3連単は22万円台となかなかの高配当となった。
 

2012年 ジェンティルドンナ

 

2012年11月25日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑮ショウナンパンドラ 牝3 53 (岩田康誠) 3番人気
2着=⑰オルフェーヴル 牡4 57 (池添謙一) 1番人気
3着=⑬ルーラーシップ 牡5 57 (C.ウィリアムズ) 2番人気

タイム=2:23.1(良)
レース上がり3ハロン=34.7
勝ち馬上がり3ハロン=32.8

3連複=1,010円
3連単=5,550円
 

レース回顧

 
ビートブラックがハイペースで集団を引き離して直線へ入るも、牡牝3冠馬が内外から馬体を並べて壮絶なマッチレースとなった。馬体をぶつける程の激しい叩き合いで、最後は斤量で分のあるジェンティルドンナがオルフェーヴルを競り落としてビッグタイトルを手中に収める。3着には実力馬のルーラーシップが大外から脚を伸ばして3着に入り、上位人気勢での決着。
 

2011年 ブエナビスタ

 

2011年11月27日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=②ブエナビスタ 牝5 55 (岩田康誠) 2番人気
2着=⑯トーセンジョーダン 牡5 57 (C.ウィリアムズ) 6番人気
3着=①ジャガーメイル 牡7 57 (四位洋文) 14番人気

タイム=2:24.2(良)
レース上がり3ハロン=34.5
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=80,800円
3連単=324,680円
 

レース回顧

 
直線でトーセンジョーダンが番手から早目先頭に立つ競馬。そのまま後続を突き放し勝利するかに見えたが、馬群を縫って割って出たのはブエナビスタ。ジリジリと脚を伸ばして馬体を並べ、最後は首の上げ下げでかろうじて先着し前年降着の無念を晴らした。3着には14番人気のジャガーメイルだ入り、3連単は30万円を超える大波乱となった。
 

2010年 ローズキングダム

 

2010年11月28日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑥ローズキングダム 牡3 55 (武豊) 4番人気
2着(降)=⑯ブエナビスタ 牝4 55 (C.スミヨン) 1番人気
3着=②ヴィクトワールピサ 牡3 55 (M.ギュイヨン) 8番人気

タイム=2:25.2(良)
レース上がり3ハロン=34.4
勝ち馬上がり3ハロン=34.2

3連複=4,940円
3連単=25,110円
 

レース回顧

 
現役最強馬のブエナビスタが直線外から余裕の抜け出しで快勝。…したかに見えたが、直線半ばで2着馬ローズキングダムの進路を妨害したとして降着処分を受け、繰り上がりでそのローズキングダムがジャパンカップを制する事となる。3着にはヴィクトワールピサが入線。何とも後味の悪い決着となった。
 

2009年 ウオッカ

 

2009年11月29日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑤ウオッカ 牝5 55 (C.ルメール) 1番人気
2着=⑩オウケンブルースリ 牡4 57 (内田博幸) 2番人気
3着=⑥レッドディザイア 牝3 53 (四位洋文) 6番人気

タイム=2:22.4(良)
レース上がり3ハロン=35.1
勝ち馬上がり3ハロン=34.8

3連複=2,460円
3連単=11,690円
 
歴代最強牝馬の呼び声が高いウオッカが直線抜群の手応えで抜け出し一気に後続を引き離し、外から猛烈な末脚で追い込む2番人気オウケンブルースリをハナ差凌いでジャパンカップのタイトルをもぎ取った。3着には後方からしぶとく脚を伸ばしたレッドディザイアが入線。ほぼ人気通りの決着となった。
 

2008年 スクリーンヒーロー

 

2008年11月30日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑯スクリーンヒーロー 牡4 57 (M.デムーロ) 9番人気
2着=⑨ディープスカイ 牡3 55 (四位洋文) 1番人気
3着=④ウオッカ 牝4 55 (岩田康誠) 2番人気

タイム=2:25.5(良)
レース上がり3ハロン=34.4
勝ち馬上がり3ハロン=34.0

3連複=6,410円
3連単=68,950円
 

レース回顧

 
歴代のダービー馬を撫で切った上がり馬のスクリーンヒーローがアルゼンチン共和国杯からの連勝でGⅠ初勝利を飾った。直線でマツリダゴッホが先頭に立つも、その外からスクリーンヒーローとディープスカイ、内からウオッカが襲いかかり三つ巴ならぬ四つ巴の戦いに。僅かながらデムーロの必至の追いに応えたスクリーンヒーローが各GⅠ馬を撃破。9番人気の低評価を覆して見せた。
 

2007年 アドマイヤムーン

 

2007年11月25日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=④アドマイヤムーン 牡4 57 (岩田康誠) 5番人気
2着=②ポップロック 牡6 57 (O.ペリエ) 4番人気
3着=⑩メイショウサムソン 牡4 57 (武豊) 1番人気

タイム=2:24.7(良)
レース上がり3ハロン=34.3
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=1,450円
3連単=15,980円
 

レース回顧

 
圧倒的1番人気のメイショウサムソンが道中外から上がって行き直線での末脚勝負となる。横一線に広がった馬群の内から手応え抜群でいち早く抜け出したアドマイヤムーンが、メイショウサムソンと真ん中から突っ込んで来たポップロックの猛追をアタマ差振り切ってGⅠ2勝目を飾った。3歳牝馬のウオッカは最後方のポジションから伸びるも4着入線が精一杯だった。
 

2006年 ディープインパクト

 

2006年11月26日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑥ディープインパクト 牡4 57 (武豊) 1番人気
2着=⑦ドリームパスポート 牡3 55 (岩田康誠) 5番人気
3着=③ウィジャボード 牝5 55 (L.デットーリ) 3番人気

タイム=2:25.1(良)
レース上がり3ハロン=34.3
勝ち馬上がり3ハロン=33.5

3連複=1,400円
3連単=3,830円
 

レース回顧

 
この年は11頭という少頭数での開催。凱旋門賞帰りのディープインパクトがどういった競馬を見せるかに焦点が集まったが、最後方からいつも通りの末脚で難なく勝利。凱旋門賞は負けたが、国内では敵無しという所をファンに見せつけた。2着には善戦マンのドリームパスポート、3着には海外馬のウィジャボードが入線した。
 

2005年 アルカセット

 

2005年11月27日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑭アルカセット 牡5 57 (L.デットーリ) 3番人気
2着=⑯ハーツクライ 牡4 57 (C.ルメール) 2番人気
3着=⑧ゼンノロブロイ 牡5 57 (K.デザーモ) 1番人気

タイム=2:22.1(良)
レース上がり3ハロン=36.3
勝ち馬上がり3ハロン=34.8

3連複=1,850円
3連単=15,450円
 

レース回顧

 
タップダンスシチーが後続を大きく引き離してハイペースの逃げ。直線で早くも捕まる形となるが、その中で馬場の真ん中から突き抜けたのがアルカセット。外から迫るゼンノロブロイを振り切ると、内目でグングン伸びて来るハーツクライとの叩き合いもハナ差制してGⅠ制覇。デットーリ騎手の神騎乗が唸った1戦だった。
 

2004年 ゼンノロブロイ

 

2004年11月28日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑨ゼンノロブロイ 牡4 57 (O.ペリエ) 1番人気
2着=⑩コスモバルク 牡3 55 (C.ルメール) 2番人気
3着=⑦デルタブルース 牡3 55 (安藤勝己) 7番人気

タイム=2:24.2(良)
レース上がり3ハロン=35.0
勝ち馬上がり3ハロン=34.3

3連複=3,460円
3連単=14,770円
 

レース回顧

 
平均よりやや速めのペースで馬群は縦長の展開。直線での末脚勝負となったレースで躍動したのは1番人気ゼンノロブロイだった。中団から一気に突き抜けた同馬は坂を駆け上がってもその勢いがとどまらず、最後は2着コスモバルクに3馬身差を付ける完勝で天皇賞秋に続くGⅠ連勝。3着は菊花賞馬デルタブルースが差し込んだ。
 

2003年 タップダンスシチー

 

2003年11月30日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=①タップダンスシチー 牡6 57 (佐藤哲三) 4番人気
2着=⑩ザッツザプレンティ 牡3 55 (安藤勝己) 5番人気
3着=⑤シンボリクリスエス 牡4 57 (O.ペリエ) 1番人気

タイム=2:28.7(重)
レース上がり3ハロン=37.4
勝ち馬上がり3ハロン=37.4

馬単=15,660円
3連複=4,210円
 

レース回顧

 
重馬場の中、気持ち良さそうにタップダンスシチーが一人旅。番手のザッツザプレンティに大きく差を付けたまま直線コースに入ると、更にその差を広げて圧巻の9馬身差V。3着に圧倒的1番人気シンボリクリスエスが入線した。GⅠでもこの決着差はそうそう見られないだろう。
 

2002年 ファルブラヴ

 

2002年11月24日 ジャパンカップ 芝2200m 中山競馬場

1着=①ファルブラヴ 牡4 57 (L.デットーリ) 9番人気
2着=⑧サラファン セ5 57 (C.ナカタニ) 11番人気
3着=⑤シンボリクリスエス 牡3 55 (O.ペリエ) 1番人気

タイム=2:12.2(良)
レース上がり3ハロン=36.0
勝ち馬上がり3ハロン=35.6

馬単=45,850円
3連複=35,730円
 

レース回顧

 
この年は中山競馬場での代替開催となり、コース形態上の都合で芝2200mでの施行。マグナーテンが平均ペースで逃げ、馬群もある程度凝縮される形で直線の攻防へ。いち早く抜け出したのはデットーリ騎乗のファルブラヴ。シンボリクリスエスも迫るがその差は縮まらず、逆に内から上がって来たサラファンが並んでゴールイン。僅かにハナ差前に出たのはファルブラヴだった。
 

2001年 ジャングルポケット

 

2001年11月25日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑥ジャングルポケット 牡3 55 (O.ペリエ) 2番人気
2着=④テイエムオペラオー 牡5 57 (和田竜二) 1番人気
3着=⑩ナリタトップロード 牡5 57 (渡辺薫彦) 5番人気

タイム=2:23.8(良)
レース上がり3ハロン=35.7
勝ち馬上がり3ハロン=34.9

馬連=710円
 

レース回顧

 
前の出入りが激しい展開で中団以下の馬による攻防戦。テイエムオペラオーが絶好の手応えで直線独走態勢に入るも、ジャングルポケットがそこに強烈な脚で迫る。坂を駆け上がってグングン伸びると、最後はクビ差際どく差し切って日本ダービーと同舞台のタイトルをゲットした。離れた3着にナリタトップロードが入線。
 

2000年 テイエムオペラオー

 

2000年11月26日 ジャパンカップ 芝2400m 東京競馬場

1着=⑧テイエムオペラオー 牡5 57 (和田竜二) 1番人気
2着=⑬メイショウドトウ 牡5 57 (安田康彦) 5番人気
3着=⑩ファンタスティックライト 牡5 57 (L.デットーリ) 2番人気

タイム=2:26.1(良)
レース上がり3ハロン=35.6
勝ち馬上がり3ハロン=35.2

馬連=810円
 

レース回顧

 
ステイゴールドが意表を突く逃げで前半1000m63秒台の超スローペース。直線コースに入って各馬一列に並んでの末脚勝負となったが、先に抜け出したメイショウドトウをテイエムオペラオーがきっちり捉えると、最後は外からファンタスティックライトが迫り3頭並んでゴールイン。勝負根性で勝るテイエムオペラオーが2頭を競り落として2000年無敗のままビッグタイトルを手にした。
 

まとめ

 
以上、ジャパンカップの過去18年分レースまとめ。

見ての通り、国際レースとは言え近10年間で馬券圏内に入った外国馬は皆無。基本的によっぽどの実力馬でない限りは軽視して大丈夫だろう。それだけ日本競馬のレベルが上がって来ている証拠だ。自身を持って日本馬を軸に展望して良い。

後は3歳馬の活躍も目立つ。斤量が軽くなるのにも加えて、活きの良い馬が活躍しやすい舞台設定なのだろう。たまにだが、勝ち上がって来た勢いそのままに好走する上がり馬もいるので要注意だ。

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