調整中の故障で無念の引退
全米に衝撃のニュースが走った。今年のアメリカ3冠を圧倒的な強さで制し、無敗のトリプルクラウンホースとなったジャスティファイがまさかの引退…。ブリーダーズカップ・クラシックを目標に調整が進められていたが、足首に故障を発症し大事を取ってそのまま現役を退く形となった。管理するバファート調教師も『また走る姿を見たかったが、レースまでに間に合う確信が無い』とコメントを残している。非常に残念だが、今度は産駒に父以上の活躍を期待しつつ彼の栄光を心に刻み続けたい。
シアトルスルー以来の無敗の3冠
2018年06月09日 ベルモントステークス ダート2400m ベルモントパーク競馬場
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圧倒的1番人気で迎えたベルモントステークスは、スタートから気合を付けてハナへ。道中一度も先頭を譲る事なく淡々とレースを運び、4コーナーでは既に引き離し気味の態勢で直線コースに。内からスルスルと上がって来たグロンコウスキーの追撃を難なく振り切って圧巻の逃げ切り勝ち。1997年のシアトルスルー以来となる無敗の3冠馬となり、同年2月デビューからたった4ヶ月で世代No.1の座に輝いた。まさにスーパースターホースの誕生と言えるだろう。
Justify
2月にデビューして3戦目でGⅠ制覇、そこから無類の強さでアメリカのクラシックを勝ち抜き見事に無敗の3冠馬となったジャスティファイ。父はスキャットダディ、母父はゴーストザッパーと完全なるアメリカ血統と言える。ベルモントステークス後は、ブリーダーズカップ・クラシックを目標に調整を進めていた。種牡馬入り後は、Storm Cat系の主力サイアーとしてアメリカ競馬を席巻する事だろう。
血統背景
Scat Daddy | ヨハネスブルグ | ヘネシー | Storm Cat |
Island Kitty | |||
Myth | オジジアン | ||
Yarn | |||
Love Style | Mr.Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | |||
Likeable Style | Nijinsky | ||
Personable Lady | |||
Stage Magic | Ghostzapper | Awesome Again | Deputy Minister |
Primal Force | |||
Baby Zip | Relaunch | ||
Thirty Zip | |||
Magical Illusion | Pulpit | A.P. Indy | |
Preach | |||
Voodoo Lily | Baldski | ||
Cap the Moment |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
馬名の意味
(人の行為・言葉などを)正しいとする,正当だと理由づける
英語に関しては幾つか候補があるが、最も適正なのはこの意だろう。
2着:グロンコウスキー 牡3 (J.オルティス)
3着:ホフバーグ 牡3 (I.オルティスJr)
レースタイム:2:38.18(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明