新潟記念直後
2019年9月1日 新潟記念 芝2000m 新潟競馬場
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内から好発を決めて先行集団の一角にポジションを取ったジナンボー。ハイペースの前半をある程度付いて行きつつも、手応えは常に引っ張りきりの状態でそのまま4コーナーへ。直線では進路を内から外目に出して行くと、未だ持ったままで先頭へ並びかける強気の走り。そこからいざ追い出しを図ると、インを突いて伸びて来たユーキャンスマイルと併走する形で一緒にゴールへ入って行った。僅かにクビ差届かず負けてしまうものの、初重賞挑戦で堂々とした内容は評価の高いものだっただろう。
新潟記念直前
まだキャリア6戦のジナンボー。走る度に力を付けて来ている印象で、さすがにその成長力は両親から受け継いだDNAによるものなのだろう。前走のジューンステークスも不良馬場ながら力強い脚取りでハナを切ってそのまま後続を完封。変幻自在の脚質から、多頭数の重賞でもある程度の展開に対応出来る器用さもある。ここで連勝を飾れば一気に秋の大きな舞台に弾みが付く1戦となるだろう。
ジューンステークス直後
2019年6月15日 ジューンステークス 芝2000m 東京競馬場
1着:ジナンボー 牡4 (D.レーン)
2着:シンギュラリティ 牡5 (石橋脩)
3着:サトノソルタス 牡4 (津村明秀)
レースタイム:2:05.0(不良)
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
2着:シンギュラリティ 牡5 (石橋脩)
3着:サトノソルタス 牡4 (津村明秀)
レースタイム:2:05.0(不良)
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
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やや出負けしてスタート直後は後方に下げるかと思われたジナンボー。しかし、そこから掛かる様にして前へグングン進んで行くとあっさりと先手を取り返して逃げの手に打って出た。不良馬場という事もあり各馬静かにレースを運ぶ道中。ペースも当然ながら落ち着いて前有利の展開となった。そのまま絶好の手応えで直線コースを迎えると、下を気にする事なくスイスイと伸び続け、シンギュラリティ以下を寄せ付けず完勝で逃げ切り勝ちをおさめた。いよいよこれでオープンクラス入り、後は重賞タイトルを目指すのみ。
富里特別直後
2019年2月23日 富里特別 芝1800m 中山競馬場
1着:ジナンボー 牡4 (M.デムーロ)
2着:トータルソッカー 牡5 (柴田善臣)
3着:ケルフロイデ 牡6 (F.ミナリク)
レースタイム:1:47.2(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
2着:トータルソッカー 牡5 (柴田善臣)
3着:ケルフロイデ 牡6 (F.ミナリク)
レースタイム:1:47.2(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.4
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外枠からスッと好位置に付けるジナンボー。道中は前に馬を置いて折り合いに専念し脚を溜める、レース自体は平均ペースで流れベストなポジションから勝負どころへ。直線入り口では他馬と違う手応えで上がって行くと、あっさりと突き抜け最後まで余裕の脚色をキープ。トータルソッカーが迫るも、自身は抑えながらのゴールで格の違いを見せつける内容だった。鞍上のデムーロ騎手も同馬の能力を高く評価しており、今後の成長次第では重賞戦線に名を連ねて来る可能性は高い。
富里特別直前
南部特別はさすがに距離が合わず全くの参考外と言って良い1戦だった。道中の行きっぷりを見ても、もしかしたらマイル辺りが適正に近い可能性もあり、今回の1800mはそういう意味でもベストの距離設定だ。今回は2連勝時に騎乗したM.デムーロがスタンバイ。無敗の最強コンビで1000万クラスはあっさりと突破したいところ。初の中山コースが不安材料に挙げられている様だが、器用な立ち回りは出来る方で何ら問題ないだろう。
3歳上500万下直後
2018年10月13日 3歳上500万下 芝2000m 東京競馬場
1着:ジナンボー 牡3 (M.デムーロ)
2着:パルクデラモール 牝3 (戸崎圭太)
3着:フラットレー セ3 (C.ルメール)
レースタイム:2:00.2(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
2着:パルクデラモール 牝3 (戸崎圭太)
3着:フラットレー セ3 (C.ルメール)
レースタイム:2:00.2(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
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1年以上のブランクがあり大幅な馬体増で迎えた復帰初戦。ジナンボーは最内枠から先手を取りいつでも前を捉えられる様な位置での追走となった。抜群の手応えで直線に入ると、スッと反応しあっさりと前をかわす走り。最後は外から相手が来るとまたその分伸びて圧倒的な力差を感じさせるパフォーマンスだった。成長分はあれどあくまで余裕残しで臨んだ1戦だろう、次走以降の内容にも更に注目したい。これでデビューから2連勝。
3歳上500万下直前
骨折とも屈腱炎とも言われていない中、謎の長期戦線離脱となったジナンボー。本来なら1番クラシックに出てもらいたい存在だったが、過ぎてしまった事は仕方ない。1年以上の休養を経て、両親が三冠馬のDNAをどこまで覚醒させているかに注目しよう。帰厩後はしっかりと乗り込まれ、馬自身の出来は申し分ない筈。堀厩舎だけに中途半端な状態では出走させないだろう。ここでまたあっさりと楽勝する様なら、いよいよ次男坊の本領発揮だ。
2歳新馬直後
2017年06月11日 2歳新馬 芝1800m 東京競馬場
1着:ジナンボー 牡2 (M.デムーロ)
2着:ダンシングチコ 牡2 (丸田)
3着:ジェネラルシップ 牡2 (田辺裕信)
レースタイム:1:49.9(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
2着:ダンシングチコ 牡2 (丸田)
3着:ジェネラルシップ 牡2 (田辺裕信)
レースタイム:1:49.9(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
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スタートを決めて2番手でレースを進めたジナンボー。スローペースでもしっかりと折り合いが付き鞍上の指示に素直な印象で上手く流れに乗っていた。直線入り口では早くも先頭に立つと、後は後続が来るのを待つかの様にデムーロ騎手も追い出しを我慢する競馬となった。最後までステッキを使わずに楽々と2着ダンシングチコに2馬身半差を付ける快勝。父母に続く偉大な道の一歩目を鮮やかな勝利で飾った。
ジナンボー
全体的にボリューム感のある馬体は母父キングカメハメハの影響か。既に馬体はある程度仕上がっている様に見え、後はトモ部分が力強さが出て来れば申し分ない。全兄は走らなかったが、本馬自身の競走能力を裏付ける下地は揃っているのではないだろうか。問題は気性面の方とも言える。馬体重は春の取材時点で475kg。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
アパパネ | キングカメハメハ | KIngmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
ソルティビッド | Salt Lake | Deputy Minister | |
Take Lady Anne | |||
Piper Piper | Spectacular Bid | ||
Alvarada |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
オークス同着含む牝馬三冠馬の母ではあるがレベル的には疑問の世代だけに産駒もあまり期待できるイメージがない。血統背景としてもファミリー的には母アパパネ以外は微妙なのでアパパネ好きでない限り魅力的な血統ではない。
前評判
『ここまで気性的な問題もなく順調に来ています。まだ幾分の緩さもあってトモなどはひ弱な部分もありますが、走りの動きを見る限り持っているバネは相当でかなりやれそうな手応えを感じています。馬体はもう少し大きくなるのではないでしょうか』との事。兄は性格で手こずっていたが、弟は乗り手の言う事を聞いてくれている様だ。デビューは秋を予定している。
馬名の意味
次男坊
アパパネの次男という事からの命名。かなりストレートなネーミングでセンスなどの問題でも無い。ある意味これで走れば金子真人氏の神通力である。
2着:ジナンボー 牡4 (M.デムーロ)
3着:カデナ 牡5 (武藤雅)
レースタイム:1:57.5(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.6