3歳未勝利直前
体質面でかなり調整の難しい部分があり、デビューがここまで遅れてしまったシークレットアイズ。血統的にも秘めたるポテンシャルは相当なものだろうが、何と言っても馬は心技体が揃って初めてパフォーマンスを発揮する生き物。同世代の馬より1年以上の使い出しがズレるという時点でかなりのビハインドなのだが、それを振り切っても上のクラスに行ければ大物としてサトノクラウン以上の活躍を期待したいところ。
シークレットアイズ
札幌2歳ステークスなどで2着に入ったファストアプローチを半兄に持つシークレットアイズ。近親にはあのサトノクラウンがいる血統馬で、その兄がドーンアプローチでそれなりの結果を出している事から、ディープインパクトに変わった本馬は更に能力の底上げが期待出来るのではないだろうか。別配合ではあるものの、“ディープインパクト×Marju”はマルセリーナというクラシック馬も誕生しており相性は◎。馬体重は469kg。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
ジョリージョコンド | Marju | ラストタイクーン | トライマイベスト |
Mill Princess | |||
Flame of Tara | アーテイアス | ||
Welsh Flame | |||
ジョコンダⅡ | Rossini | Miswaki | |
Touch of Greatness | |||
La Joconde | Vettori | ||
Lust |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
母は、サトノクラウンの全姉で半兄のファストアプローチは、日本馬場に対応したので父がディープインパクトにかわる当馬にはそれ以上の期待をしてもよいかもしれない。まだ信用できるだけの実績となるとないが期待はしたい。
前評判
『幼さはありますが、弾ける様なフットワークで能力はかなり高そう。重賞を狙えるレベルですね。かかる様な素振りは見せないので2000m以上でも問題ないでしょう』とは牧場の厩舎長談。兄を物差しにして考えれば、先ず持ってドーンアプローチよりもディープインパクトの方が種牡馬の能力は高い。という事は普通に行けば重賞クラスという判断でOKだろう。後は体質やメンタルの方が整えば。
馬名の意味
瞳の奥の秘密
冠名の無い山本英俊氏のネーミングは良く分からないが、可もなく不可もなくというイメージ。
父馬:ディープインパクト
母馬:ジョリージョコンド
母父:Marju
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:山本英俊
通算成績:0戦0勝(0-0-0-0)
主な戦績:特になし