追わずにレコードタイム快走と能力はGⅠ級
2017年06月24日 垂水ステークス 芝1800m 阪神競馬場
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全く異次元の走りでエテルナミノル以下の骨っぽい相手に楽勝。スピードの違いでハナへ押し出される形でのレースとなるも、それでも前半1000m59秒6と平均よりやや速いペース。そこから直線では一瞬手綱が動かされたが、ステッキは使わずほぼ持ったままの内容でレコードタイという内容だった。重賞クラスの能力は明らかで、このまま上手く行けばGⅠタイトル制覇も全く夢では無い。後は屈腱炎の再発に最新の注意を払いながら、今後のローテーションを間違わずに選択して行きたい所。
GIクラスの大物が復帰戦を快勝
2017年05月20日 オーストラリアトロフィー 芝1800m 京都競馬場
1着:シルバーステート 牡4 (福永祐一)
2着:オウケンブラック 牡6 (川田将雅)
3着:ディープウェーブ 牡7 (岩田康誠)
レースタイム:1:48.4(良)
レース上がり3ハロン:33.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.3
2着:オウケンブラック 牡6 (川田将雅)
3着:ディープウェーブ 牡7 (岩田康誠)
レースタイム:1:48.4(良)
レース上がり3ハロン:33.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.3
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2015年10月紫菊賞以来となる実戦復帰だったシルバーステート。約18ヶ月ぶりのレースでもその輝きは全く色褪せず、直線で軽く仕掛けれられると一気に加速して後続を突き放す。最後は抑える余裕の内容で競馬ファンを驚愕させるパフォーマンスで圧勝した。4コーナーにかけて下り坂になる京都競馬場とは言え、最後の2ハロン目が10秒5という数字を計測。これはやはり只者では無い。
そして満を持した2戦目は何と格上挑戦となる垂水ステークス。本来なら賞金面の関係でもう一度1000万クラスに出走出来るのだが、藤原英昭調教師は強気に1600万のレースを選択して来た。それだけ自信があるという事だろうが、今回の出走メンバーにはハクサンルドルフやミエノサクシード、エテルナミノルなどのオープンからの降級組もいるだけに決して楽な競馬とはならないだろう。しかし、ここでも前走の様な快勝を見せれば秋には一気にGIの舞台へと駒を進められる可能性は極めて高い。
そして満を持した2戦目は何と格上挑戦となる垂水ステークス。本来なら賞金面の関係でもう一度1000万クラスに出走出来るのだが、藤原英昭調教師は強気に1600万のレースを選択して来た。それだけ自信があるという事だろうが、今回の出走メンバーにはハクサンルドルフやミエノサクシード、エテルナミノルなどのオープンからの降級組もいるだけに決して楽な競馬とはならないだろう。しかし、ここでも前走の様な快勝を見せれば秋には一気にGIの舞台へと駒を進められる可能性は極めて高い。
シルバーステート
馬体はまさに究極の理想形。バランス、首~背中~トモにかけてのライン、胸前の作り、立ち姿に顔つきの品など、いずれも文句の付けようが無い競走馬である。“全身これバネ”といった柔らかい筋肉に、トモの張りから来る後躯の力強さと言いスピード&パワーを高いレベルで兼ね備えた1頭だ。G1レーシングの代表馬になれる素材だろう。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
シルヴァースカヤ | Silver Hawk | Roberto | Hail to Reason |
Bramalea | |||
Gris Vitesse | Amerigo | ||
Matchiche | |||
Boubskaia | Niniski | Nijinsky | |
Virginia Hills | |||
Frenetique | Tyrant | ||
Femina |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.7pt
母の姉デインスカヤもそれなりに日本実績あるので兄弟そろって現時点でそれなりの実績とすでによんで良いとは考える。兄に海外馬のGⅠ馬がおり、日本でもGⅠ格の期待がかかるシルバーステートと2頭成功馬を出してはいるが、未勝利馬もいるので絶対の信頼は出来ないが期待出来る血統背景とはいえる。
前評判
『全兄のオリハルコンは馬体が大きくもろにパワーが勝った印象でしたが、この馬はスピード色の強い馬でどちらも兼ね備えていますね。フィジカル以上にメンタル面での成長も見られ、日々進化しているのが手に取るように伝わって来ます』との事。注目された兄の分まで大きな活躍を期待したい。
馬名の意味
銀の州、ネバダ州の愛称
母名から連想してのネーミングか。アメリカとは言わずとも、世界にその名を知らしめる活躍をして欲しい。
2着:エテルナミノル 牝4 (C.ルメール)
3着:タツゴウゲキ 牡5 (川田将雅)
レースタイム:1:44.5(良)※レコードタイ
レース上がり3ハロン:33.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.5