グリーンチャンネルカップ直後

 

2019年10月6日 グリーンチャンネルカップ ダート1400m 東京競馬場

1着:アディラート 牡5 (A.シュタルケ)
2着:ショーム 牡4 (津村明秀)
3着:ワンダーリーデル 牡6 (戸崎圭太)

レースタイム:1:23.4(稍重)
レース上がり3ハロン:37.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.6
 
スタートはそこそこに、自らの定位置とも言える中団後方の位置に陣取ったショーム。前がかなり飛ばしてくれて隊列もバラける中、本馬はインベタの経済コースを通ってレースの動向を見守る。勝負どころでもジッと我慢の連続で、直線に入ると内からスルスル上がって行く脚色。先に抜け出したアディラートを目標にすると、そこから外に持ち出して一気にゴール前で迫って行った。僅かに届かずも昇級初戦の走りとしては上々の内容だったと言えるだろう。
 

ショーム

 
ショーム(パイクーニャン2015)

ショーム(パイクーニャン2015)

牡馬

父馬:エスポワールシチー
母馬:パイクーニャン
母父:フレンチデピュティ
所属:鈴木伸尋厩舎(美浦)
生産:隆栄牧場
馬主:西森鶴

通算成績:14戦4勝(4-6-1-3)
主な戦績:安達太良ステークスなど
via google imghp
 
母パイクーニャンはフレンチデピュティ肌で優良繁殖牝馬の1頭。産駒には本馬の他にもパイメイメイ、パイルーチェ、デアフルーグなど3勝以上をあげる産駒が計4頭もいる。しかも、それがファルブラヴ、ナカヤマフェスタ、エスポワールシチー、ベーカバドといういずれも違うB級種牡馬で達成している記録なのだから恐れ入る訳である。元を辿ればカノヤザクラを輩出したウッドマンズシックの牝系にあたる。Sadler's Wells→Woodman→Cozzene→フレンチデピュティという代重ねで、これだけのアベレージを叩き出せるのも血統構成を見れば納得は出来る。
 

血統構成

 
エスポワールシチー ゴールドアリュール サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ニキーヤ Nureyev
Reluctant Guest
エミネントシチー ブライアンズタイム Roberto
Kelley's Day
ヘップバーンシチー ブレイヴェストローマン
コンパルシチー
パイクーニャン フレンチデピュティ Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
パイアン Cozzene Caro
Ride the Trails
ウッドマンズシック Woodman
ラディカルチック


 

兄弟馬

 
パイメイメイ(パイクーニャン2011)

パイメイメイ(パイクーニャン2011)

牝馬

父馬:ファルブラヴ
母馬:パイクーニャン
母父:フレンチデピュティ
所属:鈴木伸尋厩舎(美浦)
生産:隆栄牧場
馬主:西森鶴

通算成績:36戦4勝(4-4-5-23)
主な戦績:3歳上1000万下など
via google imghp
 
パイルーチェ(パイクーニャン2014)

パイルーチェ(パイクーニャン2014)

牝馬

父馬:ナカヤマフェスタ
母馬:パイクーニャン
母父:フレンチデピュティ
所属:鈴木伸尋厩舎(美浦)
生産:隆栄牧場
馬主:西森鶴

通算成績:23戦4勝(4-4-4-11)
主な戦績:河口湖特別など
via google imghp
 
デアフルーグ(パイクーニャン2016)

デアフルーグ(パイクーニャン2016)

牡馬

父馬:ベーカバド
母馬:パイクーニャン
母父:フレンチデピュティ
所属:鈴木伸尋厩舎(美浦)
生産:隆栄牧場
馬主:西森鶴

通算成績:6戦3勝(3-1-0-2)
主な戦績:伏竜ステークスなど
via google imghp
 

近親馬

 
カノヤザクラ(ウッドマンズシック2004)

カノヤザクラ(ウッドマンズシック2004)

牝馬

父馬:サクラバクシンオー
母馬:ウッドマンズシック
母父:Woodman
所属:橋口弘次郎厩舎(栗東)
生産:浜本牧場
馬主:神田薫

通算成績:27戦6勝(6-2-4-15)
主な戦績:セントウルステークスなど
via google imghp
 

血統評価:1.7pt

 
重賞勝ちこそないもののカノヤザクラの半姉で重賞クラスだったパイアンが祖母。そこにフレンチデビュティの母は良血といえる。B級以下種牡馬で3勝以上馬を4頭も出している優秀な母といえる。S級種牡馬産駒もみてみたい1頭だろう。
 

前評判

 
上のファルブラヴ、ナカヤマフェスタ産駒だった姉たちに比べると、エスポワールシチーに変わってよりダート適性が上がり能力自体が上位互換されているイメージは容易に付く。実際、その通りの走りを見せており、直線での豪快な末脚は産駒でも随一。姉弟初の5勝目へ向けて邁進あるのみだが、展開さえハマれば東京ダートで重賞タイトルも視野に入って来るだろう。
 

馬名の意味

 

勝無

 
勝ち以外は無い、という常勝の想いを込めてネーミング。

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