甲斐路ステークス直後

 

2019年10月20日 甲斐路ステークス 芝1800m 東京競馬場

1着:シュヴァルツリーゼ 牡3 (A.シュタルケ)
2着:ジークカイザー 牡6 (三浦皇成)
3着:スパイラルダイブ 牡5 (内田博幸)

レースタイム:1:46.5(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
 
スタートから行きたがる素振りを見せたシュヴァルツリーゼだが、すぐに馬群の中で落ち着き冷静さを取り戻した様子。道中、抑えを効かせてじっくり中団からの競馬となったが少頭数で馬群も凝縮した状態で4コーナーへ。直線入り口では前が壁になるも、強引に外へ持ち出して進路を確保すると一気のGOサイン。そこからグンと加速して、内で抜け出していたジークカイザーを余裕の脚色でかわしたところがゴールとなった。大物の相が出ているシュヴァルツリーゼ、ここからの快進撃に注目したい。
 

日本ダービー直前

 
デビュー戦での東京のパフォーマンスを見る限り、左回りの方が走りやすそうなシュヴァルツリーゼ。弥生賞は素質だけで走った印象だが、先ず持って広いコースの方が良いのは明らかである。下手な小細工は無しで、道中シンガリの位置から死んだふり。4コーナーで勢いを付けながら直線では大外を回してどこまで伸びるか、このイメージでダメなら仕方ないだろう。潜在能力は世代でもトップクラスなだけに、大舞台でその血が一気に覚醒して欲しい。
 

皐月賞直前

 
シュヴァルツリーゼが3戦目の皐月賞制覇へ挑む

シュヴァルツリーゼが3戦目の皐月賞制覇へ挑む

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堀厩舎のエース候補シュヴァルツリーゼが、よもやの3戦目というキャリアで皐月賞制覇を目論む。新馬戦勝利後、調整が上手く行かなかった時期もあったが立て直して臨んだ弥生賞でいきなり2着。しかも、スタートで他馬とぶつかり大きく出遅れる不利を跳ね除けての好走だっただけに余計価値が高い。潜在能力は上位人気勢と変わらないか、それ以上のものを感じる1頭だ。上手く展開がハマれば一気の差し切りまであると見て良い。
 

弥生賞直後

 

2019年3月3日 弥生賞 芝2000m 中山競馬場

1着:メイショウテンゲン 牡3 (池添謙一)
2着:シュヴァルツリーゼ 牡3 (石橋脩)
3着:ブレイキングドーン 牡3 (福永祐一)

レースタイム:2:03.3(重)
レース上がり3ハロン:37.0
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
 
スタート直後、隣のサトノラディウスに前を塞がれる不利を受け大きく遅れを取ったシュヴァルツリーゼ。それがかえってゆったりと走れる位置取りとなって外目を気分良く追走した。大飛びで重馬場がどうかという懸念があったものの、その不安を一蹴する走りで4コーナーではエンジン全開。ここでも外に振られる不利を受けたが、最後まで懸命に追い込んでメイショウテンゲンの2着に入って見せた。鞍上の石橋騎手もキャリアの浅い中で頑張った愛馬を讃えつつ、皐月賞への手応えをしっかりと掴んだ様子だった。
 

2歳新馬直後

 

2018年11月4日 2歳新馬 芝1800m 東京競馬場

1着:シュヴァルツリーゼ 牡2 (藤岡康太)
2着:エスコーバタハト 牡2 (田辺裕信)
3着:サンビンガムトン 牡2 (田中勝春)

レースタイム:1:53.4(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
 
道中は手応え抜群の状態で前進気鋭のある走り。騎手が抑えきれない位の勢いのまま前を捉えに行く形で直線コースへ、頭の高さは気になるもののフットワークは実に雄大で大物感のある1頭だ。ほとんどまともに追わないながら上がりは33秒6の最速を計時。レースすら分かっていない中でこのパフォーマンスは相当な能力があるからだろう。ハーツクライ産駒でもかなりの評価を与えたい怪物候補だ。
 

シュヴァツリーゼ

 
シュヴァルツリーゼ(ソベラニア2016)

シュヴァルツリーゼ(ソベラニア2016)

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ソベラニア
母父:Monsun
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦2勝(2-1-0-2)
主な戦績:甲斐路ステークスなど
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母ソベラニアはドイツで繁栄したSacarina一族の末裔で、自身も重賞で入着するなど活躍。繁殖力は相当なものを秘めるファミリーである。Monsunの肌はソウルスターリングやその他の馬でも、日本で対応できる事は証明済み。後はいつ大物が出て来るか次第ではあるが、特にこのハーツクライ産駒のシュヴァルツリーゼはかなり可能性を感じる1頭だ。本格化は古馬になってからだろうが、先ずは菊花賞を目標にしてじっくり調整して行って欲しい。
 

血統背景

 
ハーツクライ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
アイリッシュダンス トニービン カンパラ
Severn Bridge
ビューパーダンス Lyphard
My Bupers
ソベラニア Monsun Konigsstuhl Dschingis Khan
Konigskronung
Mosella Surumu
Monasia
Sasuela Dashing Blade Elegant Air
Sharp Castan
Sacarina オールドヴィック
Brave Lass


 

兄弟馬

 
ゼーゲン(ソベラニア2015)

ゼーゲン(ソベラニア2015)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ソベラニア
母父:Monsun
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:6戦2勝(2-0-0-4)
主な戦績:3歳上500万下など
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近親馬

 
シーザムーン(Sanwa2011)

シーザムーン(Sanwa2011)

牡馬

父馬:Sea the Stars
母馬:Sanwa
母父:Monsun
所属:Markus Klug厩舎(独)
生産:Gestut Gorlsdorf
馬主:Gestut Gorlsdorf

通算成績:5戦4勝(4-1-0-0)
主な戦績:独ダービーなど
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血統評価:1.0pt

 
ファミリーの近親には、独ダービーと独オークスで実績馬多数、ひとつ上のディープインパクト産駒の兄も軽くすでに2勝をあげており、当馬もある程度結果は出しているのではないだろうか。兄弟に未勝利馬もいるが期待していい血統だろう。
 

前評判

 
近親に独ダービーを11馬身差で圧勝したシーザムーンがいる血統。ソベラニア産駒は毎年人気になる程に馬の出来が良く、1つ上のゼーゲンも2戦2勝で菊花賞候補に名を連ねた程である。全体的に体質が弱く大成するまでに時間がかかる印象はあるものの、各馬の秘めたポテンシャルは重賞クラスというイメージは間違いないだろう。
 

馬名の意味

 

黒い巨人(ドイツ語)

 
母の出身にちなんでドイツ語から引用したネーミング。

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