馬体診断
撮影したシーズンが悪く冬毛でモッサリの印象だが、馬体自体のバランスは悪くない。ステイゴールド産駒らしいコロンとしたシルエットの中にも、何か大物の相が見え隠れする雰囲気を醸し出している。グッと重心の低い形で如何にも推進力のある走りをしそう。これは同産駒最後の怪物候補かもしれない。馬体重は春の取材時点で464kg。
血統背景
ステイゴールド | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ゴールデンサッシュ | ディクタス | Sanctus | |
Doronic | |||
ダイナサッシュ | ノーザンテースト | ||
ロイヤルサッシュ | |||
ツーデイズノーチス | ヘクタープロテクター | Woodman | Mr. Prospector |
プレイメイト | |||
Korveya | Riverman | ||
Konafa | |||
ユニバース | ダンシングブレーヴ | Lyphard | |
Navajo Princess | |||
ベルシェリー | Sovereign Edition | ||
Mia Bella |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:3.0pt
ファミリー的には日本実績はあんまりないが、兄弟2頭とも重賞勝ちはないものの重賞クラスの実績があり安定感は高い。期待出来る結果を出していると言える。
前評判
『幼い頃から雰囲気が違いましたね。これならダービーを狙えると思った馬。グッと伸び切ったフォームで首も低く、背中のパワーが全身に伝わる走りをするんです。でも、馬自体はまだまだ発展途上でここからの伸びシロはかなり大きいと思います。加速するとグッと沈み込むイメージが容易に出来ますね』と、代表の岡田牧雄氏も大絶賛。今回のツーデイズノーチス産駒は特に期待出来そうだ。
馬名の意味
3時30分の男
メインレースに登場する馬になる様に願って命名。響き、意味、オシャレ度含めて個人的には今期一番のネーミングと感じた次第。カッコいい。
編集部の評価
種牡馬も母の血統構成も地味でも結果出したので、種牡馬としては強化されて期待出来るのでオススメだが、馬体は上記写真に関してはかなり良くないので残念。(大川)
初仔ワンスインナムーン(アドマイヤムーン)、2番目がディバインコード(マツリダゴッホ)と、それぞれB級種牡馬で活躍馬を続けて出したツーデイズノーチス。ここに一発屋とは言え、ランク的にはS級のステイゴールドが配合と来ればかなりの確率で質の高い産駒を輩出する事になるのではないだろうか。厩舎さえ違えば間違いなく即指名していた1頭だろう。デビュー時期さえ上手く行けば検討したい。(田中)
父馬:ステイゴールド
母馬:ツーデイズノーチス
母父:ヘクタープロテクター
所属:斎藤誠厩舎(美浦)
生産:岡田スタッド
馬主:諸江幸祐