デムーロ『抜かれる感じがしない』

 

2018年10月27日 萩ステークス 芝1800m 京都競馬場

1着:サートゥルナーリア 牡2 (M.デムーロ)
2着:ジャミールフエルテ 牡2 (C.ルメール)
3着:セグレドスペリオル 牡2 (池添謙一)

レースタイム:1:49.6(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
 
道中は逃げ馬の直後、インを追走しながらの競馬となったサートゥルナーリア。やや行きたがる面を見せるもしっかり折り合いを付けて直線コースへ。最内に進路を取ると、持ったままでグングン加速しあっという間に先頭に立つ圧巻のパフォーマンス。最後まで全く追うところなく、2着以下を寄せ付けずに大楽勝での勝利となった。鞍上も差される心配が無かったと言う位にここでは役者が違い過ぎたという事か。これはまさにGⅠ級、シーザリオ産駒からまたしても大物が登場だ。
 

ここは通過点の1戦

 
順調な調整を続けるサートゥルナーリア

順調な調整を続けるサートゥルナーリア

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新馬戦後、札幌2歳ステークスを目標に進められていたサートゥルナーリア。しかし、陣営としても先々のある馬を無理に使う必要もないとの判断で取りやめ。改めて、成長を促しながら馬の状態を見極めつつ次回のレースを選定して来た。そしてようやくその姿を今週末の萩ステークスで拝む事が出来るのである。『2歳とは思えない凄みがある』と調教スタッフから言われる程に、既に完成の域に達している馬体と走り。さすがにここは陣営も通過点と言わんばかりの認識で、強敵が揃おうがあっさり勝ち上がる所を拝見しよう。
 

教育的乗り方でデムーロも納得

 

2018年06月10日 2歳新馬 芝1600m 阪神競馬場

1着:サートゥルナーリア 牡2 (M.デムーロ)
2着:ディープダイバー 牡2 (岩田康誠)
3着:タガノジェロディ 牡2 (鮫島克駿)

レースタイム:1:37.2(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
想像以上の好スタートで先頭を窺うも、ウォーターエデンがハナを主張するとスッと下げて折り合いもOK。この時点のレースぶりで明らかにエピファネイアやリオンディーズとは全く違うタイプというのが分かる。気性はロードカナロアの影響かかなり従順なのだろう。そして迎えた直線では先に抜け出したディープダイバーを内から楽々とかわし、ほぼ馬なりに近い状態であっさりと抜け出す初戦としては完璧な競馬。勝つのは分かっていたかの如く、M.デムーロ騎手も先を見据えた競馬で馬に教育を施している様に見えた。
 

ペルシアンナイトと互角の動き

 
偶然ペルシアンナイトと併走の形になったサートゥルナーリ...

偶然ペルシアンナイトと併走の形になったサートゥルナーリア(左)

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安田記念の追い切りに臨んだペルシアンナイトに、たまたま追い付く形で併走するサートゥルナーリア。そこからマイルチャンピオンシップ勝ち馬へ煽る様に競りかけ、一瞬は互角の動きを見せ調教スタンドをどよめかせた。さすがに先着は出来なかったが、デビュー前の2歳馬がGⅠ馬に食らい付く事自体特筆すべきもの。さすがに他の厩舎スタッフも驚きの顔で、『あれは重賞クラス』と舌を巻いて見ていたそうだ。今週日曜の阪神芝1600mで驚きのパフォーマンスを見せ付けるか。鞍上はM.デムーロ騎手。
 

サートゥルナーリア

 
サートゥルナーリア(シーザリオ2016)

サートゥルナーリア(シーザリオ2016)

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:萩ステークスなど
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説明不要のシーザリオ産駒。上にはエピファネイア、リオンディーズのGⅠ馬がおり、新種牡馬として大活躍中のロードカナロアを掛け合わせた1頭がこのサートゥルナーリアだ。牧場時代から稽古の動きは相当なものだったが、入厩後に栗東で追い切られた際に併走していたペルシアンナイトを煽った事で人気も更に爆発。今年のPOGでは2位以下に指名数でダブルスコアを付けている事からもその期待の高さが窺い知れる。馬体に関しては可もなく不可もなくといった印象か。馬体重は春の段階で506kg。
 

血統背景

 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
シーザリオ スペシャルウィーク サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
キャンペーンガール マルゼンスキー
レディーシラオキ
キロフプリミエール Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
Querida Habitat
Principia


 

兄弟馬

 
エピファネイア(シーザリオ2010)

エピファネイア(シーザリオ2010)

牡馬

父馬:シンボリクリスエス
母馬:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:14戦6勝(6-2-1-5)
主な戦績:菊花賞、ジャパンカップなど
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リオンディーズ(シーザリオ2013)

リオンディーズ(シーザリオ2013)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:5戦2勝(2-1-0-2)
主な戦績:朝日杯フューチュリティステークスなど
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:2.7pt

 
父がロードカナロアに代わるが現時点ですでにキングカメハメハより種牡馬としてはロードカナロアのほうが安定感がありキングカメハメハの上位種牡馬と考えて良さそう。となるとキングカメハメハ産駒で結果を出している繁殖牝馬なら更に期待していいだろう。シーザリオ産駒は前半は体質的に順調にデビューしない馬が多々いたが、後半はしっかりと結果を出してきているので鉄板の血統だろう。
 

前評判

 
牧場スタッフ曰く、『こっちに来た時から他とは違うオーラを放っていましたね。坂路でもすぐに15秒を軽く出していたくらいですから。ポテンシャルの高さは“さすが”としか表現しようがありません』と絶賛のコメントを残している。ロードカナロア産駒になった事でこれまでの気性難が解消されるのか、その点が最大のポイントだろう。
 

馬名の意味

 

公現祭での行事の基礎ともなった古代ローマの祭り

 
母名より連想してのネーミング。

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