サウジアラビアロイヤルカップ直後

 

2019年10月5日 サウジアラビアロイヤルカップ 芝1600m 東京競馬場

1着:サリオス 牡2 (石橋脩)
2着:クラヴァシュドール 牝2 (藤岡佑介)
3着:アブソルティスモ 牡2 (戸崎圭太)

レースタイム:1:32.7R(良)
レース上がり3ハロン:33.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.1
 
スタートを決めて道中は3番手を追走となったサリオス。前にアブソルティスモ、後ろにクラヴァシュドールを見ながらの道中で人気を背負った立場としては少々やり辛い展開だったのではないだろうか。そうこうしている内に直線コースへ入ると、後方からクラヴァシュドールが一気に押し上げて一時は前に出られてしまう不利な流れ。しかし、そこから馬体を並べて行くと更に内から加速してゴール前では突き放す余裕さえ見せた。終わってみれば最後は驚異のレコード勝ちでフィニッシュしデビューから無敗の2連勝。これで一気に来春のクラシックが視野に入って来た。
 

サウジアラビアロイヤルカップ直前

 
グンと沈み込むフォームが独特のサリオス(右)

グンと沈み込むフォームが独特のサリオス(右)

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いよいよ大物の走りが生で見られると思うとワクワクするばかり。6月のデビュー戦で圧倒的なパフォーマンスを見せたサリオス。その後、幾つもの新馬戦を見て来たが本馬を超えるインパクトのレースは1つも無かった。当時負かした2着アブソルティスモが次の未勝利を快勝している事から考えても、ここでの優位は変わらないだろう。稽古も順調そうで、後は初騎乗となる石橋脩騎手がどうエスコートするかという点のみ。少頭数だけに下手な事が無い限りは上位争いに加わる筈だ。
 

2歳新馬直後

 

2019年6月2日 2歳新馬 芝1600m 東京競馬場

1着:サリオス 牡2 (D.レーン)
2着:アブソルティスモ 牡2 (C.ルメール)
3着:オーヴァル 牡2 (松岡正海)

レースタイム:1:37.1(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.1
 
スタートでやや後手を踏み後方からの競馬となったサリオス。評判馬で良血のアブソルティスモが楽逃げをしている分、展開的には明らかに相手の方が有利なレースとなった。しかし、直線に向くとあっという間にそのアブソルティスモに並びかけ、ステッキ無しで更に加速。気が付けば、最後は流す余裕の走りを見せて圧勝のデビュー戦勝利を飾った。500kgを超える馬体で33秒1という脚はレベルの違うパフォーマンスだろう。
 

サリオス

 
サリオス(サロミナ2017)

サリオス(サロミナ2017)

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:サロミナ
母父:Lomitas
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:サウジアラビアロイヤルカップなど
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サロミナ一族で一番馬の呼び声が高いサリオス。姉のサロニカ、サラキアはクラシック戦線に乗るもののそれぞれ確たる結果を出せずに3歳シーズンを終えてしまっている。しかし、このサリオスは既に5月時点で順調に乗り込めており、時計も上々。何より馬体重が500kgを優に超える大型馬ながら機敏な動きでしっかりと走れているのだから驚きだ。ハーツクライ産駒でまだ本格化は先だろうが、2歳戦から大いに楽しめそうな予感。
 

血統背景

 
ハーツクライ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
アイリッシュダンス トニービン カンパラ
Severn Bridge
ビューパーダンス Lyphard
My Bupers
サロミナ Lomitas Niniski Nijinsky
Virginia Hills
La Colorada Surumu
La Dorada
Saldentigerin タイガーヒル デインヒル
The Filly
Salde Alkalde
Saite


 

兄弟馬

 
サロニカ(サロミナ2014)

サロニカ(サロミナ2014)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:サロミナ
母父:Lomitas
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田勝己

通算成績:11戦2勝(2-1-1-7)
主な戦績:エルフィンステークスなど
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サラキア(サロミナ2015)

サラキア(サロミナ2015)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:サロミナ
母父:Lomitas
所属:池添学厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:11戦2勝(2-3-0-6)
主な戦績:ローズステークス2着など
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
現状はディープインパクト産駒の牝馬だけは結果出している印象か。ハーツクライ産駒の牡馬でどこまでやれるかはあまり期待できないのが現状だろう。母は独G1馬だが血統背景からの強調材料としてはやや不足。
 

前評判

 
前評判としては、実際に動かせ始めてからの評価が急上昇。大型馬で時間が掛かるものと思われていたが、想像以上にシャープな走りを見せて6月早々にデビューする見込みだ。サロニカもサラキアも牝馬で今回の牡馬替わりが良い方向に出れば、2歳戦はもちろん、3歳のクラシック戦線も大いに期待できる好素材である。堀厩舎だけに、早期勝ち上がりを決めて一旦休養する方向で考えているだろう。
 

馬名の意味

 

ローマ神話に登場する戦闘の踊りの発明者

 
母名より連想でネーミング。

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