ブラジルカップ直後
2019年10月20日 ブラジルカップ ダート2100m 東京競馬場
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やや立ち遅れた発馬だったが、鞍上が直後から追って前のポジションを取りに行ったサトノティターン。道中はそのお陰かスムーズにレースの流れに乗れ、7番手から前を見据える形に。勝負どころで脚を使って進出して行くと、直線では持続性の高い末脚で突き抜け後続を寄せ付けない走りを披露。気が付けば2着メイプルブラザーに3馬身半差を付ける圧勝劇でリステッド競走のブラジルカップを制覇して見せた。
エルムステークス直後
2019年8月11日 エルムステークス ダート1700m 札幌競馬場
1着:モズアトラクション 牡5 (藤岡康太)
2着:ハイランドピーク 牡5 (横山和生)
3着:サトノティターン 牡6 (藤岡佑介)
レースタイム:1:41.9(良)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
2着:ハイランドピーク 牡5 (横山和生)
3着:サトノティターン 牡6 (藤岡佑介)
レースタイム:1:41.9(良)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
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後方待機はいつもの事、特に小回りでは逆に小細工無しで外を回してどこまで前に迫れるかという競馬に徹したサトノティターン。幸い、かなりペースが流れて先行勢は脚が止まってしまう展開となった。勝負どころでポジションを押し上げて行くと、直線で大外に持ち出し懸命に追って行った。最後まで脚を伸ばして最後は粘るリアンヴェリテを差し切り3着に入線。ある程度、重賞馬の格好は付けた内容だっただろう。
エルムステークス直前
脚質的にどうしても成績にはムラが出てしまうサトノティターン。しかも、取り分け大型馬であり下手に狭い所で競馬が出来ないというリスクも毎回併せ持つ1頭だ。マーチステークスは見事にハマった感があるが、今回のエルムステークスも先行勢がびっしりと揃った様子で、小回りと言えど追い込みが届く展開になりそうな予感だ。全く競馬は違えど、全兄マチカネニホンバレと同レースの兄弟制覇も現実味は十分あるだろう。
平安ステークス直後
2019年5月18日 平安ステークス ダート1900m 京都競馬場
1着:チュウワウィザード 牡4 (川田将雅)
2着:モズアトラクション 牡5 (藤岡康太)
3着:オメガパフューム 牡4 (M.デムーロ)
レースタイム:1:58.1(良)
レース上がり3ハロン:37.4
勝ち馬上がり3ハロン:36.5
2着:モズアトラクション 牡5 (藤岡康太)
3着:オメガパフューム 牡4 (M.デムーロ)
レースタイム:1:58.1(良)
レース上がり3ハロン:37.4
勝ち馬上がり3ハロン:36.5
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本来は先行力もあるサトノティターン。前回ほど後ろで競馬をせず、中団よりやや前目の位置でレースを進めた。流れ的には一番良いポジショニングだったのだが、やはり強引にでも後ろからオメガパフュームが捲って来るとその煽りを受けて馬を動かさないと行けない形になった4コーナー。とは言え、そこまで器用にすぐギアを替えられる馬でもなく、後手を踏んで直線コースへ。そこから盛り返す事が出来ず、ジワジワと伸びるだけの脚になってしまい9着という結果に終わってしまった。
平安ステークス直前
大型馬でややズブい面を見せて来たサトノティターンだが、今回の追い切りでは非常に敏感な反応で鞍上の意のままに伸びを見せた。成長曲線が急カーブを描き、馬自身も変わり身をしっかりと走りで体現してくれているのだろう。本来なら東京や中京などのコースが向いているのだが、前走の中山でも快走した様に、京都コースでも十分走ってくれそうなイメージか。鞍上は引き続き、石橋脩騎手がスタンバイだ。
マーチステークス直後
2019年3月24日 マーチステークス ダート1800m 中山競馬場
1着:サトノティターン 牡6 (石橋脩)
2着:ロンドンタウン 牡6 (吉田隼人)
3着:リーゼントロック 牡8 (松岡正海)
レースタイム:1:52.3(良)
レース上がり3ハロン:37.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.6
2着:ロンドンタウン 牡6 (吉田隼人)
3着:リーゼントロック 牡8 (松岡正海)
レースタイム:1:52.3(良)
レース上がり3ハロン:37.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.6
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スタートはまずまず、前に行こうと思えば行けるタイプだが今回は意図的な形で控える競馬に出たサトノティターン。石橋脩騎手が展開を読み切っていたのか、前で有力どころがやり合う流れとなってペースは後方待機組にお誂え向きの1戦となった。4コーナーでエンジンをふかして行くと、直線では大外に持ち出して一気にスパート。先に抜け出したロンドンタウンめがけてゴール前で強襲、最後は1馬身以上の差を付けてあっさりと初重賞の壁を超えて見せた。鞍上もその能力の高さを再認識した事だろう。
サトノティターン
ダートで5連勝、エルムステークスなどを制したマチカネニホンバレの全弟にあたるサトノティターン。更に紐解けば、マチカネキンノホシや種牡馬Lear Fanなどがいる優秀な牝系でもある。その上のマチカネニホンバレも大型馬で迫力のある馬だったが、本馬は更にそれを超える580kgに届きそうな巨漢。それでいて、いつでも先行できるなど脚質は自在で想像以上に器用な1頭だ。
血統背景
シンボリクリスエス | Kris S. | Roberto | Hail to Reason |
Bramalea | |||
Sharp Queen | Princequillo | ||
Bridgework | |||
Tee Kay | Gold Meridian | Seattle Slew | |
Queen Louie | |||
Tri Argo | Tri Jet | ||
Hail Proudly | |||
マチカネチコウヨレ | Deputy Minister | Vice Regent | Northern Dancer |
Victoria Regina | |||
Mint Copy | Bunty's Flight | ||
Shakney | |||
Alysbelle | Alydar | Raise a Native | |
Sweet Tooth | |||
Bel Sheba | Lt. Stevens | ||
Belthazar |
兄弟馬
近親馬
血統評価:2.3pt
アリダーにデビュティミニスターの母は、マチカネキンノホシの半妹、産駒で上の兄弟には全兄の重賞馬がいるものの他ははしっていない。とはいえ、血統構成は一流でダートであれば実績十分の父を考えれば良血といえる。
前評判
1歳時のセレクトセールで、約4000万円の高額落札をされているサトノティターン。全兄がダートで一応の結果を出している点、主が里見治会長だった事を考えれば妥当な範囲か。デビューから数戦はその父名義であったが、途中から息子の里見治紀名義に変わって勝負服も緑から赤に移行している。その真意がどこにあるかは不明である。
馬名の意味
冠名+巨大な体を持つ神
まさに名は体を表す、と言わんばかりのネーミングだろう。
2着:メイプルブラザー 牡5 (宮崎北斗)
3着:クロスケ 牡4 (北村宏司)
レースタイム:2:08.0(重)
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり3ハロン:36.2