愛チャンピオンSを2着が最後の勇姿
2018年09月15日 愛チャンピオンステークス 芝2000m レパーズタウン競馬場
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スタートで多少出遅れたものの、すぐにリカバリーして先行集団に取り付いたサクソンウォリアー。ペースも落ち着くと見るや、R.、ムーア騎手がすぐに番手までプッシュ。逃げ馬の直後でレースの進境を見る形で前半を追えた。馬群もひと塊となり硬直状態のまま直線コースへ。いち早く抜け出し独走態勢に入ったサクソンウォリアーだったが、外からロアリングライオンが襲い掛かりゴール前まで一騎打ちの様相。最後はクビ差かわされ、前々走のエクリプスステークスに続いて同じ相手に惜敗する悔しい結果となった。しかし、二度とリベンジを果たせぬままこれが同馬の最後のレースとなってしまう。
ゴール前は差し返すも…
2018年07月07日 エクリプスステークス 芝2000m サンダウン競馬場
1着:ロアリングライオン 牡3 (O.マーフィー)
2着:サクソンウォリアー 牡3 (D.オブライエン)
3着:クリフスオブモハー 牡4 (S.ヘファーナン)
レースタイム:2:04.04(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
2着:サクソンウォリアー 牡3 (D.オブライエン)
3着:クリフスオブモハー 牡4 (S.ヘファーナン)
レースタイム:2:04.04(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
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中6日の強行軍でエクリプスステークスに出走したサクソンウォリアー。道中は先行集団の直後を追走、内枠からスムーズに外へ出し悠々と走る姿は非常に理想的なレース運びだったろう。直線に向いても持ったままの手応えで単独先頭に立つと、そこから追われていざゴールへ。しかし、外から同世代のロアリングライオンに並ばれわずかに前へ出られた所でフィニッシュとなった。最後は気持ち差し返している様にも見え非常に惜しい競馬だったが、それでもこのローテーションで見事なパフォーマンスと言える内容。2個目のタイトルも目前だ。
状態が良ければ意欲の挑戦も
アイルランドの名伯楽、A.オブライエン氏が仰天のプランを立ち上げた。先週の土曜日に愛ダービーで激走したばかりのサクソンウォリアーを、今週7日に行われるGⅠのエクリプスステークス(芝2000m、サンダウン競馬場)に連闘でチャレンジするというモノ。現地の取材に対して氏は、『状態を見極めた上でだがエクリプスステークスへの出走を検討している』とコメントしたとの事。これにはさすがの日本競馬ファンもビックリだろう。しかし、モズアスコットが連闘で安田記念を制した様に、馬自身が元気であれば問題なくパフォーマンスを発揮する可能性は高い。その真相や如何に。
前残りに泣くも距離も原因か
2018年06月30日 愛ダービー 芝2400m カラ競馬場
1着:ラトローブ 牡3 (D.オブライエン)
2着:ロストロポーヴィチ 牡3 (P.ベギー)
3着:サクソンウォリアー 牡3 (R.ムーア)
レースタイム:2:32.62(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
2着:ロストロポーヴィチ 牡3 (P.ベギー)
3着:サクソンウォリアー 牡3 (R.ムーア)
レースタイム:2:32.62(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
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前半から押して位置を取りに行ったサクソンウォリアー。前走の敗因も踏まえてポジションを前目にした作戦にしたのだろう。実際ペースも落ち着き絶好位での追走となったが、最後の直線では前にいた2頭が止まらず外から必死に追い上げるもそのまま流れ込む様にして3着入線。勝ったのは6月9日に初勝利をあげたばかりのラトローブ。やはり洋芝の2400mでは連勝時程の伸びは見せられないでいる。ディープインパクト産駒では2000mまでの距離が限界なのだろうか。
最後まで伸び切れず4着に敗退
2018年06月02日 英ダービー 芝2410m エプソム競馬場
1着:マサー 牡3 (W.ビュイック)
2着:ディーエックスビー 牡3 (S.デソウサ)
3着:ロアリングライオン 牡3 (O.マーフィー)
レースタイム:2:34.93(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
2着:ディーエックスビー 牡3 (S.デソウサ)
3着:ロアリングライオン 牡3 (O.マーフィー)
レースタイム:2:34.93(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
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最内枠からスタート、道中も中団のインを追走し完全に脚を溜めた状態で直線に向いたサクソンウォリアー。先に抜け出したマサーやディーエックスビーなどを追いかける様にして外目に出すも、2000ギニー程の伸びを見せられずジワジワと順位を上げての4着入線となった。結果的に、やはりエプソム競馬場の2410mはタフでディープインパクト産駒には距離が長かったという事だろう。洋芝は特に長さがありスピードだけでは押し切れない。競馬の内容を見てもまさに距離が原因でいつもの末脚を繰り出せなかったという走りっぷりだった。
無敗で英2000ギニーを圧勝
2018年05月05日 英2000ギニー 芝1600m ニューマーケット競馬場
1着:サクソンウォリアー 牡3 (D.オブライエン)
2着:ティップトゥーウィン 牡3 (D.プロバート)
3着:マサー 牡3 (W.ビュイック)
レースタイム:1:36.55(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
2着:ティップトゥーウィン 牡3 (D.プロバート)
3着:マサー 牡3 (W.ビュイック)
レースタイム:1:36.55(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
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スタートはやや立ち遅れ、道中も中団で脚を溜めるサクソンウォリアー。大きな坂を駆け上がってからいざ追われ出すと、一瞬の脚で先頭へ立ち後続を突き放す。最後まで脚を繰り出し、2着ティップトゥウィンの追撃を振り切ってデビューから無敗の4連勝で第一冠を制覇。ノーザンファーム生産でディープインパクト産駒がイギリスの地で偉業を達成した。続く英ダービーでもブックメーカーの事前オッズでは1番人気、もし優勝する様な事があればそれこそ日本競馬界においても記念すべき大記録となる。今後も同馬の動向を追って行きたい。
サクソンウォリアー
母メイビーはヨーロッパの2歳牝馬チャンピオンで、サクソンウォリアーと同じくA.オブライエン師が管理していた同厩舎ゆかりの血統だ。引退後は日本に持ち込まれディープインパクトと交配、そして生まれたのが同馬という事になる。クールモアスタッドが期待を込めて名付けた“戦士”が欧州の地で大活躍をしているのは非常に嬉しい事である。馬体などの情報は無いが、単純な良血として海外でも胸を張れる素質馬というのは間違いない。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
メイビー | Gallileo | Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
アーバンシー | Miswaki | ||
Allegretta | |||
Sumora | デインヒル | Danzig | |
Razyana | |||
Rain Flower | Indian Ridge | ||
Rose of Jericho |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
同じファミリーからドクターデヴィアス、シンコウキング兄弟とスズカフェニックスがでており欧米でも日本でも実績を出している血統。生産はノーザンファームとなっているが預かり馬の産駒だけにクールモアグループのディープインパクト×ガリレオという良血馬だが見事に欧米で結果を出したようだ。
前評判
一つ上の姉もサクソンウォリアー同様、A.オブライエン厩舎所属で欧州デビューを果たしている。しかし全く走らずにクールモアグループの期待を裏切ったばかりだった。そういう意味では同馬はある程度の走りで良かったくらいのものだろう。続けざまにディープインパクトが配合され2年目に輩出されたのはまさに奇跡のタイミング。事実、それ以後はディープインパクトを付けられていない。非常に貴重な1頭と言えるのではないだろうか。
馬名の意味
サクソン人の戦士
イギリス開拓に貢献をした部族サクソンの戦士という意。ヨーロッパ全土で活躍をして欲しいという想いを込めてのネーミングだろう。遠い日本の地からもそうなる様に願うばかり。日本競馬のレベルの高さを証明してもらいたい。
2着:サクソンウォリアー 牡3 (R.ムーア)
3着:ドーヴィル 牡5 (W.ローダン)
レースタイム:2:07.21(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明