兄と同じく長く良い脚を使う

 

2018年11月17日 フルーツラインカップ 芝2600m 福島競馬場

1着:ゴールドシップ 牡3 (荻野極)
2着:ミルトプレスト 牡4 (柴田善臣)
3着:ヒメタチバナ 牝5 (丸田恭介)

レースタイム:2:38.6(良)
レース上がり3ハロン:36.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.2
 
スタートから行き脚は付かず、もっさりとした前半戦を後方で進めたゴールドフラッグ。向正面辺りから騎手の手が動き始め徐々にエンジンをふかすイメージで追走。4コーナーで縦長の隊列が一気に凝縮された時には集団にようやく取り付けた形で直線コースへ。大外に持ち出すとジワジワ前との差を詰め、ゴール前でギリギリ粘るミルトプレストをかわした所がゴール。ゴールドシップと毛色は違えど、長距離での走りは瓜二つと言える。今後もそのスタミナと持続性の高い脚を武器にステイヤー路線で活躍して欲しい。
 

鞍上は絶好調男、北村友一騎手

 
迫力ある馬体でまた兄とは違った雰囲気

迫力ある馬体でまた兄とは違った雰囲気

via google imghp
 
本来は先週デビュー予定だった所を、稽古での動きが悪く一週延ばしての登場となったゴールドフラッグ。しかし、その出走する筈だった新馬戦では僚馬のクリノクーニングが驚異的なレコードでV。併せた調教もクリノクーニングが良過ぎた為に遅れたものであって致し方ない。が、怪我の功名かデビューをズラした事で動きはグンと良化して来た。兄が持っていたレコード記録を破られ、それをもう一度弟が塗り替えればまさにドラマチックな初戦となるだろう。鞍上は先週の日曜日に7騎乗7連対の記録を作ったばかりの北村友一騎手。
 

馬体診断

 
ゴールドフラッグ(ポイントフラッグ2015)

ゴールドフラッグ(ポイントフラッグ2015)

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ポイントフラッグ
母父:メジロマックイーン
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:出口牧場
馬主:小林英一ホールディングス

通算成績:13戦3勝(3-2-1-7)
主な戦績:フルーツラインカップなど
via google imghp
 
稀代の名馬ゴールドシップの全弟にあたるゴールドフラッグ。兄と同じキャラクターで、キレないもののとにかくバテずしぶとい脚を長く使えるのが特徴。距離も延びれば延びる程良さそうで、バテるという概念が無さそうな1頭。“ステイゴールド×メジロマックイーン”という黄金配合を事実上、最後に体現した産駒とも言えるだけに自らのフィールドで重賞を勝つなど大いに活躍して欲しい。
 

血統背景

 
ステイゴールド サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ゴールデンサッシュ ディクタス Sanctus
Doronic
ダイナサッシュ ノーザンテースト
ロイヤルサッシュ
ポイントフラッグ メジロマックイーン メジロティターン メジロアサマ
シエリル
メジロオーロラ リマンド
メジロアイリス
パストラリズム プルラリズム The Minstrel
Cambretta
トクノエイティー トライバルチーフ
アイアンルビー


 

兄弟馬

 
ゴールドシップ(ポイントフラッグ2009)

ゴールドシップ(ポイントフラッグ2009)

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ポイントフラッグ
母父:メジロマックイーン
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:出口牧場
馬主:小林英一ホールディングス

通算成績:28戦13勝(13-3-2-10)
主な戦績:皐月賞、菊花賞、有馬記念、宝塚記念、天皇賞春など
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:2.6pt

 
黄金配向において重要なのは、母の地力だと考えるがメジロマックイーン産駒で数少ない成功馬の母からゴールドシップがでたのは必然だったかもしれない。全兄弟がそれ以外に2頭いるがふるっていないのでそこまで期待できる状況ではない。
 

前評判

 
『毛色は真逆ですが、動きや性格などはお兄さんと似てますね。それこそゴールドシップと同じ感じで、ビシっと追った時にグッと沈んでくれれば楽しみになって来ます』との事。偉大過ぎる兄弟と比較されるのはいささか可愛そうな気もするが、残り少ないステイゴールド産駒の代表馬になれる様に頑張って欲しい所だ。
 

馬名の意味

 

黄金の旗

 
父名と母名の一部を取っての命名。文字通り、ステイゴールド×メジロマックイーンの“黄金配合”を最終的に確立させたのはこの血統だ。

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