カペラステークス直前
9月のながつきステークスでは前半から飛ばしまくって、後半も上がり2位の脚でまとめダート1200m=1分9秒0の好時計で快勝したゴールドクイーン。当時よりも2kg軽くなるという事は、単純にそれ以上のパフォーマンスが引き出せる計算となる。そうなれば、さすがに人気のコパノキッキングも持ち時計で一歩及ばず太刀打ち出来ない可能性が高い。スタートが決まればゴールドクイーンの独壇場となるだろう。
ゴールドクイーン
母サザンギフトは地方で何勝も勝ち星をあげる活躍馬を輩出しているが、ゴールドクイーンはその中でも特にシニスターミニスターで当たった印象1頭。芝・ダートいずれもでタイトルを獲得している様に距離は限定されるものの汎用性は高い。但し、スタートから行き切って粘り込むスタイルは変わらず。それでも型にハマった時の走りは重賞でも時にレベルの高いパフォーマンスを披露する。
血統構成
シニスターミニスター | Old Trieste | A.P. Indy | Seattle Slew |
Weekend Surprise | |||
Lovlier Linda | Vigors | ||
Linda Summers | |||
Sweet Minister | The Prime Minister | Deputy Minister | |
Stick to Beauty | |||
Sweet Blue | Hurry Up Blue | ||
Sugar Gold | |||
サザンギフト | タイキシャトル | Devil's Bag | Halo |
Ballade | |||
ウェルシュマフィン | Caerleon | ||
Muffitys | |||
モーニングミラー | ヘクタープロテクター | Woodman | |
Korveya | |||
クインモーニング | トウショウボーイ | ||
ゴーオンワード |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
血統構成が地味でファミリー、兄弟に実績馬がいないので血統背景からの強調材料はない。
前評判
兄弟馬のほとんどが門別デビューから一度は中央に挑戦している馬がいる中、本馬は当初から栗東入りさせておりそれだけでも期待値の高さが窺い知れるというもの。実際、そこからデビュー2連勝を飾り、3歳には芝の重賞を制するなど想像以上の活躍を見せている。シニスターミニスター産駒らしい一本調子のスピード先行型である。
馬名の意味
黄金+女王
響きから来るネーミングだろう。
父馬:シニスターミニスター
母馬:サザンギフト
母父:タイキシャトル
所属:坂口智康厩舎(栗東)
生産:浦河土肥牧場
馬主:加藤充彦
通算成績:15戦6勝(6-2-1-6)
主な戦績:かきつばた記念など