絶望的な位置からゴール前差し切り

 

2018年12月09日 カペラステークス ダート1200m 中山競馬場

1着:コパノキッキング セ3 (柴田大知)
2着:サイタスリーレッド 牡5 (北村友一)
3着:キタサンミカヅキ 牡8 (森泰斗)

レースタイム:1:10.2(良)
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
内枠から行き脚の付かないコパノキッキング。道中は腹をくくってほぼ最後方の位置から追走、4コーナーにかけて徐々にエンジンをかけて行きながら外を回って前に進出して行った。そこから大外へ持ち出すと、異次元の末脚を披露し逃げ粘るサイタスリーレッドをゴール前鮮やかに差し切って重賞初制覇を飾った。上がり34秒9と芝並の脚を使い昇級戦の重賞でもあっけなく連勝を達成。来年以降、ダート戦線の主役に成り得る器だろう。
 

中1週で好調キープなるか

 
使い詰めでも元気いっぱいのコパノキッキング

使い詰めでも元気いっぱいのコパノキッキング

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コパノキッキングの真価が問われる1戦となるのがカペラステークス。何しろ、新設されてこの10年で1番人気の馬は一度も勝利していないレースなのである。強敵キタサンミカヅキが出て来るものの、血統や中央所属という点でほぼ1番人気は同馬になるだろう。これまで破竹の快進撃を続けて来たが、ここが一枚分厚い壁となって大きく立ちはだかるか。それともアッサリ連勝を決めてスター街道へひた走るか。
 

今回はスムーズなレースでV

 

2018年11月25日 オータムリーフステークス ダート1200m 京都競馬場

1着:コパノキッキング セ3 (藤岡康太)
2着:ジューヌエコール 牝4 (北村友一)
3着:ワンダーリーデル 牡4 (松山弘平)

レースタイム:1:10.8(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
今回は前走と違いスタートを綺麗に決めてレースを進めたコパノキッキング。さすがにオープンの流れに戸惑っているシーンも見せつつ、4コーナーで押して行きながら進出となった1戦。先に抜け出したジューヌエコールをジワジワと追い詰め、最後のゴール前で際どくクビ差前に出て何とか勝利を飾った。とは言え、昇級初戦の競馬でこの内容なら文句無し。今の所実績が1200mに集中しているが、上手く控える競馬を覚えていけば1400mまでなら許容範囲か。
 

ダートで上がり34秒5の鬼脚

 

2018年10月14日 藤森ステークス ダート1200m 京都競馬場

1着:コパノキッキング セ3 (戸崎圭太)
2着:ヤマニンアンプリメ 牝4 (鮫島良太)
3着:スマートレイチェル 牝4 (武豊)

レースタイム:1:11.4(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
 
好スタートを切ったコパノキッキング、前へ進出しようとした所で馬に挟まれ躓く不利を受け後方まで下がってしまった。そこから安全を取って馬群から離れた外目を追走、レース的には普通ならこれで終わった展開だろう。それでも4コーナーでエンジンをかけて上がって行くと、直線では目の覚める様な脚を使って追い込みゴール前で粘るスマートレイチェル、差すヤマニンアンプリメと並んでゴールイン。ハナ差捉えたコパノキッキングがまさかの競馬で快勝するインパクトの強いレースとなった。追い込み脚質を手に入れて1200m戦もクリア。
 

距離の壁を越えれば未来は明るい

 
おおぞら特別を圧逃、勢いに乗るコパノキッキング

おおぞら特別を圧逃、勢いに乗るコパノキッキング

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非常に分かりやすいコパノキッキングの成績。1200mまでなら無類のスピード力で先行しそのまま押し切れるが、それ以上の距離になると末が甘くなる。単純に距離適性の話だろうが、とは言え2月の時と今とでは馬も全く違って来るだろう。ひと夏越して馬が心身ともに成長した今回なら、1600万の昇級初戦とてあっさり逃げ切ってもおかしくはない。何より、鞍上がM.デムーロ騎手。きっちりと仕事を果たしてくれるものと信頼する。
 

楽々と逃げ切って5馬身差V

 

2018年08月19日 おおぞら特別 ダート1000m 札幌競馬場

1着:コパノキッキング セ3 (藤岡康太)
2着:テイエムチェロキー 牡4 (丸山元気)
3着:クラシコ 牡6 (J.モレイラ)

レースタイム:0:57.6(稍重)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
スタートは遅いがそこから押して押して強引にハナを奪ったコパノキッキング。1000mという事もあり、道中もペースを緩める事なくスピード全開で直線コースへ。そこから更に最速の上がりを繰り出し、2着テイエムチェロキーに0秒8差の快勝で連勝を飾った。走りっぷりにはまだまだ余裕が感じられ、距離も1ハロンなら優に延長しても問題無いだろう。オープンまでは楽々と行ける素材、後はダート短距離戦線に食い込んで行けるか。
 

コパノキッキング

 
コパノキッキング(Celadon2015)

コパノキッキング(Celadon2015)

セン馬

父馬:Spring At Last
母馬:Celadon
母父:ゴールドヘイロー
所属:村山明厩舎(栗東)
生産:Reiley McDonald(米)
馬主:小林祥晃

通算成績:8戦6勝(6-1-0-1)
主な戦績:コパノキッキングなど
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実はこのコパノキッキング、デビュー前に米3冠やUAEダービーへ事前登録していた程の注目馬だった。その期待に応える様に2月の初陣では2着に8馬身差を付ける圧勝、2戦目は2着に敗れたもののその時の勝ち馬がグリム(後のレパードステークス勝ち馬)だった事を考えれば同馬の実力も相当なモノ。そして休養明けからの連勝で明らかに能力の高さを見せ付けている。距離がマイルまでは持たなさそうで、今後の最大目標はJBCスプリントになって来るだろう。
 

血統背景

 
Spring At Last Silver Deputy Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Silver Valley Mr.Prospector
Seven Valleys
Winter's Gone Dynaformer Roberto
Andover Way
Stark Winter Graustark
Winter Wren
Celadon ゴールドヘイロー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ニアーザゴールド Seeking the Gold
ニヤ
シャルナ Darshaan Shirley Heights
Delsy
Chalon Habitat
Areola


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
モエレジーニアス(シャルナ2005)

モエレジーニアス(シャルナ2005)

牡馬

父馬:フサイチコンコルド
母馬:シャルナ
母父:Darshaan
所属:堂山芳則厩舎(北海道)
生産:カナイシスタッド
馬主:中村和夫

通算成績:7戦3勝(3-2-1-1)
主な戦績:函館2歳ステークスなど
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血統評価:1.0pt

 
祖母は、日本で日本種牡馬をずっとつけていたが母を受胎した状態で米国で出産した産駒で米国種牡馬を種付けして生まれた産駒を持ち込んだ格好。ファミリーとしては特に日本実績もないが結果走った格好。今後兄弟が日本で走るようであれば注目したい1頭だろう。
 

前評判

 
前述した様に、デビューの事前に米3冠などへ登録する程の期待馬だったという事。これは紛れもなくダートで走る自信があった事の裏付けに他ならない。父Spring At LastはGⅠタイトルこそ1勝に留まっているが、当時の記録にはなるがダートマイルを1分33秒59というレコードで駆けたスピードの持ち主。そのDNAが十分に受け継がれている1頭だろう。近親にモエレジーニアスがいるという事実も見逃せない。
 

馬名の意味

 

冠名+キックする

 
冠名にシンプルなワードだが走ればそれなりの響きに聞こえて来るというもの。

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