東京盃直後

 

2019年10月2日 東京盃 ダート1200m 大井競馬場

1着:コパノキッキング セ4 (藤田菜七子)
2着:ブルドッグボス 牡7 (御神本訓史)
3着:サクセスエナジー 牡5 (松山弘平)

レースタイム:1:10.7(良)
レース上がり3ハロン:36.4
勝ち馬上がり3ハロン:36.4
 
好スタートから積極的に先手を主張し、外から押して出るクルセイズスピリツを制して単騎のハナに立ったコパノキッキング。そこからはスピードの違いで楽に先団を引っ張り悠々と道中を進めて行った。余裕の手応えで4コーナーに差し掛かって行くと、後は後続を待ちつつ追い出しを図るだけの競馬。直線に入って更に突き放す走りを見せ、最後は2着にあがったブルドッグボスに4馬身差を付けての圧勝だった。これで藤田菜七子騎手は重賞タイトル初制覇。今後は中央のタイトルを目指して邁進して欲しい。
 

フェブラリーステークス直後

 

2019年2月17日 フェブラリーステークス ダート1600m 東京競馬場

1着:インティ 牡5 (武豊)
2着:ゴールドドリーム 牡6 (C.ルメール)
3着:ユラノト 牡5 (福永祐一)

レースタイム:1:35.6(良)
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
 
外枠のスタートから無理せず後方でレースを進めたコパノキッキング。マイルの距離も考えて、陣営と相談した結果の形だろう。道中も自然な形で追走を促して行くと、4コーナーで徐々にエンジンをかけて上がって行く。直線入り口で大外へ持ち出すと、そこから一気に脚を伸ばして前との差を詰めて行く人馬。最後まで懸命に走り切るも、前残りの展開も影響してか5着に入線するのがやっとだった。それでも、オーナーのDr.コパ師は藤田菜七子騎手の騎乗内容に満面の笑みを浮かべ納得の表情を浮かべていた。
 

フェブラリーステークス直前

 
CWコースで軽快に追い切るコパノキッキング

CWコースで軽快に追い切るコパノキッキング

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いよいよ大一番がやって来た。コパノキッキングにとっても、鞍上の藤田菜七子騎手にとっても、初GⅠ制覇が懸かった重要な1戦。マイルの距離は長い、という大方の予想を裏切り、加えてGⅠ自体が初騎乗となる菜七子のエスコートも含めて全てが上手く噛み合わなければ勝ち切れないレースなのは間違いない。これまで戦って来た相手とは1枚も2枚も格が違う。それだけに勝てば本当の意味で快挙となるだろう。後方から大外一気のパフォーマンスで上位勢を撫で切るか。
 

根岸ステークス直後

 

2019年1月27日 根岸ステークス ダート1400m 東京競馬場

1着:コパノキッキング セ4 (O.マーフィー)
2着:ユラノト 牡5 (C.ルメール)
3着:クインズサターン 牡6 (四位洋文)

レースタイム:1:23.5(良)
レース上がり3ハロン:36.4
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
 
スッとスタートを出たコパノキッキングは無理のない感じで中団にポジショニング。これまで極端な競馬が続いていたが、O.マーフィー騎手が上手くレースの流れに乗せて競馬を教えながらの追走となった。前がゆったりとしたペースで若干勝負所から意識して外を上がって行くと直線コースでは前を射程圏内へ。絶好の手応えから楽々抜け出すと、内から伸びて来たユラノトとの叩き合いを制して重賞連勝をあっさりと決めた。レース後、オーナーから『フェブラリーは藤田菜七子騎手で行きます』との仰天発言。これは本番でも最注目の的だ。
 

根岸ステークス直前

 
単走で抜群の動きを披露したコパノキッキング

単走で抜群の動きを披露したコパノキッキング

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勢いだけなら今回のメンバーでも随一の存在がコパノキッキング。初重賞挑戦となったカペラステークスでは道中最後方からの競馬で、絶望的な位置から直線驚異の追い込みを決めたのが記憶に新しいところ。しかしながら、今回の根岸ステークスは抱える不安材料が多くこれまで通りの競馬とは行かないだろう。それでも、鞍上にO.マーフィー騎手を配したのは非常に心強い。天才が素質馬の能力を更に引き出して見せるか。
 

カペラステークス直後

 

2018年12月09日 カペラステークス ダート1200m 中山競馬場

1着:コパノキッキング セ3 (柴田大知)
2着:サイタスリーレッド 牡5 (北村友一)
3着:キタサンミカヅキ 牡8 (森泰斗)

レースタイム:1:10.2(良)
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
内枠から行き脚の付かないコパノキッキング。道中は腹をくくってほぼ最後方の位置から追走、4コーナーにかけて徐々にエンジンをかけて行きながら外を回って前に進出して行った。そこから大外へ持ち出すと、異次元の末脚を披露し逃げ粘るサイタスリーレッドをゴール前鮮やかに差し切って重賞初制覇を飾った。上がり34秒9と芝並の脚を使い昇級戦の重賞でもあっけなく連勝を達成。来年以降、ダート戦線の主役に成り得る器だろう。
 

カペラステークス直前

 
使い詰めでも元気いっぱいのコパノキッキング

使い詰めでも元気いっぱいのコパノキッキング

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コパノキッキングの真価が問われる1戦となるのがカペラステークス。何しろ、新設されてこの10年で1番人気の馬は一度も勝利していないレースなのである。強敵キタサンミカヅキが出て来るものの、血統や中央所属という点でほぼ1番人気は同馬になるだろう。これまで破竹の快進撃を続けて来たが、ここが一枚分厚い壁となって大きく立ちはだかるか。それともアッサリ連勝を決めてスター街道へひた走るか。
 

オータムリーフステークス直後

 

2018年11月25日 オータムリーフステークス ダート1200m 京都競馬場

1着:コパノキッキング セ3 (藤岡康太)
2着:ジューヌエコール 牝4 (北村友一)
3着:ワンダーリーデル 牡4 (松山弘平)

レースタイム:1:10.8(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
今回は前走と違いスタートを綺麗に決めてレースを進めたコパノキッキング。さすがにオープンの流れに戸惑っているシーンも見せつつ、4コーナーで押して行きながら進出となった1戦。先に抜け出したジューヌエコールをジワジワと追い詰め、最後のゴール前で際どくクビ差前に出て何とか勝利を飾った。とは言え、昇級初戦の競馬でこの内容なら文句無し。今の所実績が1200mに集中しているが、上手く控える競馬を覚えていけば1400mまでなら許容範囲か。
 

藤森ステークス直後

 

2018年10月14日 藤森ステークス ダート1200m 京都競馬場

1着:コパノキッキング セ3 (戸崎圭太)
2着:ヤマニンアンプリメ 牝4 (鮫島良太)
3着:スマートレイチェル 牝4 (武豊)

レースタイム:1:11.4(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
 
好スタートを切ったコパノキッキング、前へ進出しようとした所で馬に挟まれ躓く不利を受け後方まで下がってしまった。そこから安全を取って馬群から離れた外目を追走、レース的には普通ならこれで終わった展開だろう。それでも4コーナーでエンジンをかけて上がって行くと、直線では目の覚める様な脚を使って追い込みゴール前で粘るスマートレイチェル、差すヤマニンアンプリメと並んでゴールイン。ハナ差捉えたコパノキッキングがまさかの競馬で快勝するインパクトの強いレースとなった。追い込み脚質を手に入れて1200m戦もクリア。
 

藤森ステークス直前

 
おおぞら特別を圧逃、勢いに乗るコパノキッキング

おおぞら特別を圧逃、勢いに乗るコパノキッキング

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非常に分かりやすいコパノキッキングの成績。1200mまでなら無類のスピード力で先行しそのまま押し切れるが、それ以上の距離になると末が甘くなる。単純に距離適性の話だろうが、とは言え2月の時と今とでは馬も全く違って来るだろう。ひと夏越して馬が心身ともに成長した今回なら、1600万の昇級初戦とてあっさり逃げ切ってもおかしくはない。何より、鞍上がM.デムーロ騎手。きっちりと仕事を果たしてくれるものと信頼する。
 

おおぞら特別直後

 

2018年08月19日 おおぞら特別 ダート1000m 札幌競馬場

1着:コパノキッキング セ3 (藤岡康太)
2着:テイエムチェロキー 牡4 (丸山元気)
3着:クラシコ 牡6 (J.モレイラ)

レースタイム:0:57.6(稍重)
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
スタートは遅いがそこから押して押して強引にハナを奪ったコパノキッキング。1000mという事もあり、道中もペースを緩める事なくスピード全開で直線コースへ。そこから更に最速の上がりを繰り出し、2着テイエムチェロキーに0秒8差の快勝で連勝を飾った。走りっぷりにはまだまだ余裕が感じられ、距離も1ハロンなら優に延長しても問題無いだろう。オープンまでは楽々と行ける素材、後はダート短距離戦線に食い込んで行けるか。
 

コパノキッキング

 
コパノキッキング(Celadon2015)

コパノキッキング(Celadon2015)

セン馬

父馬:Spring At Last
母馬:Celadon
母父:ゴールドヘイロー
所属:村山明厩舎(栗東)
生産:Reiley McDonald(米)
馬主:小林祥晃

通算成績:13戦8勝(8-2-1-2)
主な戦績:カペラステークス、根岸ステークス、東京盃など
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実はこのコパノキッキング、デビュー前に米3冠やUAEダービーへ事前登録していた程の注目馬だった。その期待に応える様に2月の初陣では2着に8馬身差を付ける圧勝、2戦目は2着に敗れたもののその時の勝ち馬がグリム(後のレパードステークス勝ち馬)だった事を考えれば同馬の実力も相当なモノ。そして休養明けからの連勝で明らかに能力の高さを見せ付けている。距離がマイルまでは持たなさそうで、今後の最大目標はJBCスプリントになって来るだろう。
 

血統背景

 
Spring At Last Silver Deputy Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Silver Valley Mr.Prospector
Seven Valleys
Winter's Gone Dynaformer Roberto
Andover Way
Stark Winter Graustark
Winter Wren
Celadon ゴールドヘイロー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ニアーザゴールド Seeking the Gold
ニヤ
シャルナ Darshaan Shirley Heights
Delsy
Chalon Habitat
Areola


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
モエレジーニアス(シャルナ2005)

モエレジーニアス(シャルナ2005)

牡馬

父馬:フサイチコンコルド
母馬:シャルナ
母父:Darshaan
所属:堂山芳則厩舎(北海道)
生産:カナイシスタッド
馬主:中村和夫

通算成績:7戦3勝(3-2-1-1)
主な戦績:函館2歳ステークスなど
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血統評価:1.0pt

 
祖母は、日本で日本種牡馬をずっとつけていたが母を受胎した状態で米国で出産した産駒で米国種牡馬を種付けして生まれた産駒を持ち込んだ格好。ファミリーとしては特に日本実績もないが結果走った格好。今後兄弟が日本で走るようであれば注目したい1頭だろう。
 

前評判

 
前述した様に、デビューの事前に米3冠などへ登録する程の期待馬だったという事。これは紛れもなくダートで走る自信があった事の裏付けに他ならない。父Spring At LastはGⅠタイトルこそ1勝に留まっているが、当時の記録にはなるがダートマイルを1分33秒59というレコードで駆けたスピードの持ち主。そのDNAが十分に受け継がれている1頭だろう。近親にモエレジーニアスがいるという事実も見逃せない。
 

馬名の意味

 

冠名+キックする

 
冠名にシンプルなワードだが走ればそれなりの響きに聞こえて来るというもの。

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