北村友『むしろ1800mは合う』

 
北村友一騎手を背に追い切るケイデンスコール

北村友一騎手を背に追い切るケイデンスコール

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初コンビとなる北村友一騎手が追い切りでケイデンスコールに跨がりその感触を掴んだ。Cウッドでラスト1Fを11秒台でまとめると、『良い動きでしたね、でも少し急かすとバランスを悪くするのでそこが課題です。そういう意味で1800mの方が道中ゆっくり進める分合っていそう』と冷静に同馬の分析をしていた。メンバーを見渡しても唯一のタイトルホルダー、ここで無様な競馬はしていられない立場にある。
 

現在3戦連続最速の上がり

 
大きなフットワークで軽快な走りをするケイデンスコール(右)

大きなフットワークで軽快な走りをするケイデンスコール(右)

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中間にあった挫跖の影響は心配いらないだろう。そう思わせる位に豪快な走りで坂路を駆け上がって来たケイデンスコール。新潟2歳ステークス以来、ぶっつけでの本番となるが大きな不安点にはならなさそうだ。今年大ブレイクした父ロードカナロア産駒、マイル前後の適性が一番高いのは言うまでもない。それに加えて自身はこれまで3レース全てで上がり最速を叩き出している決め手の持ち主。朝日杯フューチュリティステークスでもその自慢の末脚をフルに発揮する事が出来るか。
 

末脚は世代トップクラス

 

2018年08月26日 新潟2歳ステークス 芝1600m 新潟競馬場

1着:ケイデンスコール 牡2 (石橋脩)
2着:アンブロークン 牡2 (石川裕紀人)
3着:スティルネス 牝2 (三浦皇成)

レースタイム:1:35.5(稍重)
レース上がり3ハロン:34.0
勝ち馬上がり3ハロン:33.1
 
スタートはそこそこ、無理に前に行かず有力馬たちを見ながら後方待機策を取ったケイデンスコール。番手集団がまとまって追走していた事もあり、外目を回ってポジションを押し上げ直線では大外へ。そこから一気にスイッチが入るとグングン加速し、半ばで早くも先頭に立つ積極的な競馬。内のアンブロークンとスティルネスも懸命に抵抗するがそこは抜かせずクビ差ながら会心の差し切り勝ちを収めた。稍重馬場で上がり33秒1は優秀だろう、良ならもっとキレた筈。世代でも随一の末脚を誇る快速馬だ。
 

2戦連続で33秒台をマーク

 

2018年07月29日 2歳未勝利 芝1600m 新潟競馬場

1着:ケイデンスコール 牡2 (福永祐一)
2着:シャドウセッション 牡2 (内田博幸)
3着:ワイルドオーキッド 牝2 (柴田大知)

レースタイム:1:34.3(良)
レース上がり3ハロン:34.0
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
 
単勝1.1倍の圧倒的支持を受けたケイデンスコール。道中は外めの中団を追走し4コーナーで楽々と上がり抜群の手応えのまま直線コースへ。すると簡単に先頭へ躍り出し、そこから本格的に追われてグンと加速。2着のシャドウセッションが迫ると更にひと伸びして大楽勝の1戦となった。好タイムもそうだが、何より新馬&未勝利とレース最速の上がり33秒台をコンスタントに使えている事が特筆モノだろう。ここも勝てば一気に年末のGⅠが見えて来る。
 

ケイデンスコール

 
ケイデンスコール(インダクティ2016)

ケイデンスコール(インダクティ2016)

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:インダクティ
母父:ハーツクライ
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:4戦2勝 (2-1-0-1)
主な戦績:新潟2歳ステークスなど
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母インダクティはホールオブフェームの仔、近親に中長距離で活躍したバランスオブゲームやハーツクライがいる血統の出自である。そこにロードカナロアが配合され軽さとスピードをMIX、非常にバランスの良い血統構成と言えるだろう。母父ハーツクライでまだ確たる実績が残せていないが、本馬がその代表例になる可能性は大いに高い。
 

血統背景

 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
インダクティ ハーツクライ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス トニービン
ビューパーダンス
ホールオブフェーム アレミロード Tom Rolfe
Why Me Lord
ベルベットサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
バランスオブゲーム(ホールオブフェーム1999)

バランスオブゲーム(ホールオブフェーム1999)

牡馬

父馬:フサイチコンコルド
母馬:ホールオブフェーム
母父:アレミロード
所属:宗像義忠厩舎(美浦)
生産:ヤマダファーム
馬主:薗部博之

通算成績:29戦8勝 (8-3-2-16)
主な戦績:オールカマー、中山記念、毎日王冠など
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フェイムゲーム(ホールオブフェーム2010)

フェイムゲーム(ホールオブフェーム2010)

セン馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ホールオブフェーム
母父:アレミロード
所属:宗像義忠厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:29戦7勝 (7-3-1-18)
主な戦績:目黒記念、ダイヤモンドステークス、アルゼンチン共和国杯など
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血統評価:1.0pt

 
ダイナサッシュの一族でホールオブフェームのファミリー、フェイムゲームの全姉が母だが半姉は種牡馬がよくなかったと判断するとS級のロードカナロア産駒となれば一定水準以上が期待できる血統だろう。
 

前評判

 
安田隆行調教師は取材に対して、『牧場でも順調に乗り込めているみたいで、スピード感十分の走りはかなり期待出来そうですね。馬体の雰囲気も良いです』ときっちりと評価していた。マイル以下の名馬を育てさせれば関西ではNo.1の厩舎だけに行く行くは短距離の重賞戦線に名を連ねて来るだろう。
 

馬名の意味

 

軍隊で訓練時に唱和される行進曲、訓練歌

 
サンデーレーシングらしい響きと洒落っ気に富んだネーミング。

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