香港ヴァーズ直後
2019年12月8日 香港ヴァーズ 芝2400m シャティン競馬場
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好スタートから早々に前のインスペースを取りに行ったグローリーヴェイズ。道中はエグザルタントが逃げた縦長の展開、一列後ろの馬群内でジッと静かにレースを進めて行った。抜群の手応えで直線に入ると一気に加速し、外から追い上げたラッキーライラック以下をあっさりと突き放して独走のゴールイン。香港競馬を知り尽くすJ.モレイラ騎手だからこそ出来た芸当であり、グローリーヴェイズもそのエスコートに見事応えた人馬一体の勝利となった。
香港ヴァーズ直前
約半年ぶりとなった前走の京都大賞典では行きたがる素振りを見せるなどレースに集中出来ず6着に惨敗を喫したグローリーヴェイズ。今回はガス抜きも完了し絶好の状態で香港ヴァーズのタイトルを狙う。環境の変化にも対応し、現地でも難なく調整が出来ているとの事。キレる脚が無い分、早めの仕掛けでタフな流れを自ら作って粘り込みに持ち込みたいところ。香港の勝ち方を一番良く知っている鞍上のJ.モレイラ騎手に任せておけば問題ない。
京都大賞典直後
2019年10月6日 京都大賞典 芝2400m 京都競馬場
1着:ドレッドノータス セ6 (坂井瑠星)
2着:ダンビュライト 牡5 (松若風馬)
3着:シルヴァンシャー 牡4 (浜中俊)
レースタイム:2:23.5(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
2着:ダンビュライト 牡5 (松若風馬)
3着:シルヴァンシャー 牡4 (浜中俊)
レースタイム:2:23.5(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
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不利とされる外枠も好スタートからスッと先行して1コーナーまでにそのロスは解消したグローリーヴェイズ。しかし、その反面で前に壁が出来ず少々ハミを噛んで行きたがってしまった前半となった。ある程度落ち着かせて馬群の中に馬を入れるとそこからはしっかりと脚を溜め追走、4コーナーから狭い所を入って行く。直線コースではノーブルマーズにヨラれて進路が無くなってしまうなど、不運なシーンを見せるがいずれにせよ突き抜ける脚は既に無かった。6着と人気を裏切る結果となったが、次で巻き返しはあるのだろうか。
京都大賞典直前
今年に入って日経新春杯、天皇賞春と狙い撃ちの2戦しかしていないグローリーヴェイズ。その後はしっかりと休養を取ってリフレッシュと成長に時間を充てたのは非常に大きい。馬自体が疲れを知らず、ベストな状態で充実の秋を迎えるという臨戦過程はこれから化ける為の必要なプロセスとなるだろう。その為にも、ここは勝ってGⅠ戦線に駒を進めたい所。鞍上には主戦のM.デムーロ騎手へ手綱が戻る。日経新春杯と同じ舞台できっちりと結果を出して欲しい。
天皇賞春直後
2019年4月28日 天皇賞春 芝3200m 京都競馬場
1着:フィエールマン 牡4 (C.ルメール)
2着:グローリーヴェイズ 牡4 (戸崎圭太)
3着:パフォーマプロミス 牡6 (北村友一)
レースタイム:3:15.0(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
2着:グローリーヴェイズ 牡4 (戸崎圭太)
3着:パフォーマプロミス 牡6 (北村友一)
レースタイム:3:15.0(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
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スタートをゆっくり出て折り合い重視のレース運びとなったグローリーヴェイズ。前にフィエールマン、後ろにユーキャンスマイル、エタリオウを見る形となったが自分のリズム最優先で落ち着いた道中の進み。ペースが速くなった3~4コーナーでは、前のフィエールマンが動くと同時に付いて行って直線入り口では並びかける勢い。一時は先頭に立ったものの、最後は差し返されて2着に負けてしまったが、自身も3着に6馬身差を付け勝ちに等しい内容と言える。これは長距離戦になって母系の血脈が騒ぎ出した結果だろうか。
天皇賞春直前
今回の最大最注目のダークホースと言えばこの馬グローリーヴェイズ。日経新春杯で初重賞制覇を飾り勢いに乗って参戦する。思えば、大外枠から臨んだ菊花賞でも直線懸命に伸びて5着とそれなりの格好は付けているのだ。今回、川田騎手が騎乗停止のため、シャケトラで出走予定だった戸崎騎手へ急遽乗り替わり。この配置換えが何を意味するのかはレース後、真相が分かる事だろう。平成最後の天皇賞春を制すればまさに栄光の極みである。
日経新春杯直後
2019年1月13日 日経新春杯 芝2400m 京都競馬場
1着:グローリーヴェイズ 牡4 (M.デムーロ)
2着:ルックトゥワイス 牡6 (岩田康誠)
3着:シュペルミエール 牡6 (北村宏司)
レースタイム:2:26.2(良)
レース上がり3ハロン:37.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.8
2着:ルックトゥワイス 牡6 (岩田康誠)
3着:シュペルミエール 牡6 (北村宏司)
レースタイム:2:26.2(良)
レース上がり3ハロン:37.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.8
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内枠からしっかりとレースを冷静に見据えたグローリーヴェイズ。ハイペースからメイショウテッコンの捲りで一気にレースが動いた時も、インで脚を溜めつつジッと我慢。ポジショニングだけ間違わない様に直線コースへ入ると、前が開いた瞬間に一気に先頭へ躍り出る。そこから後続を振り切ってあっさりと重賞初制覇を飾って見せた。ブラストワンピース含め、明け4歳はやはりレベルが高いのだろう。新潟以来の騎乗となったM.デムーロ騎手も同馬の成長ぶりに目を細めていた。
菊花賞直前
前走を2000m=1分56秒6で走破したグローリーヴェイズ。幾ら高速馬場とは言え56秒台で走れるのは能力の高い証拠だ。加えて、母系は潜在的なスタミナ十分のメジロ血統。今回騎乗する福永騎手の中では既に菊花賞での戦い方も見えているのだろう。日本ダービーで不利と言われた大外枠を克服した様に、今回の18番枠も好スタートを決めて上手く運べれば上位争いも可能だろう。結果は鞍上の腕次第といったところだ。
佐渡ステークス直後
2018年07月28日 佐渡ステークス 芝2000m 新潟競馬場
1着:グローリーヴェイズ 牡3 (M.デムーロ)
2着:ベアインマインド 牝5 (大野拓弥)
3着:アッフィラート 牝5 (戸崎圭太)
レースタイム:1:56.6(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
2着:ベアインマインド 牝5 (大野拓弥)
3着:アッフィラート 牝5 (戸崎圭太)
レースタイム:1:56.6(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
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道中、先行集団から離れた4番手の位置に付けたグローリーヴェイズ。前が前半57秒台というハイペースで引っ張り縦長の隊列で4コーナーへ。それでもジッと脚を溜めギリギリまで動かなかったグローリーヴェイズだが、直線で最内に進路を取るとそこから一気に突き抜けて単独先頭に。余裕たっぷりの手応えで2着ベアインマインド以下を突き放し、最後はM.デムーロが股から後ろを除く程の楽勝だった。タイムも1分56秒6の好時計、手薄なメンバー構成になりそうな菊花賞に新たな有力馬が登場した。
プロフィール
2015年セレクトセールにおいて5000万円以上の高額取引をされたグローリーヴェイズ。メジロツボネの初年度産駒にあたり、近親にも目立った活躍馬がいない中でのこの高評価は素直に馬体の良さを強調している。遡ると曾祖母に初の牝馬三冠馬メジロラモーヌがいる生粋のメジロ血統とも言え、日本競馬の1つの象徴とも言うべき一族。そこにディープインパクトが配合されたとなると往年の競馬ファンには堪らない1頭だろう。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
メジロツボネ | スウェプトオーヴァーボード | エンドスウィープ | フォーティナイナー |
Broom Dance | |||
Sheer Ice | Cutlass | ||
Hey Dolly A. | |||
メジロルバート | メジロライアン | アンバーシャダイ | |
メジロチェイサー | |||
メジロラモーヌ | モガミ | ||
メジロヒリュウ |
兄弟馬
初仔
近親馬
血統評価:1.0pt
メジロラモーヌの直系になるわけだがこの血統によくディープインパクトをつけたなとおもうファミリー実績。血統背景からの強調材料はない。
前評判
前述にもあるが、セレクトセールにおいてシルクホースクラブが購入。それを自社クラブで募集をかけている様に、社台グループ外の生産馬をピックアップする事自体に価値がある。実際、その期待通りの走りを見せ3歳夏時点で募集額の80%を回収出来ているのだから当たりと言っても過言ではない。故障さえ無ければ、今後は重賞戦線で長く活躍してくれる筈だ。
馬名の意味
栄光のつぼ
母名より連想してのネーミング。
2着:ラッキーライラック 牝4 (C.スミヨン)
3着:エグザルタント セ5 (Z.パートン)
レースタイム:2:24.77(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明