エルムステークス直後
2019年8月11日 エルムステークス ダート1700m 札幌競馬場
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前半からある程度は出して行ったグリム。前の4頭がかなりのハイペースで飛ばした為、ややいつもより控える形で5番手に落ち着いた前半となった。札幌の3~4コーナーは緩急がきつく、グッと後方から有力馬が押し上げて行く時に対応できず置いて行かれて直線コースへ。さすがに短い直線では巻き返しもきかず、ジワジワ脚を使っただけで7着と久々に掲示板を外してしまった。コースの相性もあるだろうし、今回の敗戦はそこまで悲観する必要は無い。
エルムステークス直前
前走のマーキュリーカップも力で捩じ伏せる強い内容で、あっさりと3つ目の地方重賞を手にしたグリム。中央ではレパードステークス以来のタイトルとなるが、脚質的にも札幌競馬はピッタリ合っていそうで、早め先頭から押し切る形のレース運びが濃厚だろう。ここで連勝を飾る事が出来れば、秋のダートGⅠ戦線に堂々と有力馬として参戦出来る事となる。鞍上は引き続き武豊騎手。
アンタレスステークス直後
2019年4月13日 アンタレスステークス ダート1800m 阪神競馬場
1着:アナザートゥルース セ5 (大野拓弥)
2着:グリム 牡4 (浜中俊)
3着:ロンドンタウン 牡6 (吉田隼人)
レースタイム:1:50.8(稍重)
レース上がり3ハロン:37.6
勝ち馬上がり3ハロン:37.2
2着:グリム 牡4 (浜中俊)
3着:ロンドンタウン 牡6 (吉田隼人)
レースタイム:1:50.8(稍重)
レース上がり3ハロン:37.6
勝ち馬上がり3ハロン:37.2
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内からジワッと前のポジションに付けレースの進境を見つめる様にしてポジションを取ったグリム。前が少し速いと感じたのか、いつもより上がって行くのもワンテンポ遅く仕掛けて行った様に思える4コーナーの攻防。それでもヒラボクラターシュと一緒に直線入り口では早くも先頭に立つと、外から迫るアナザートゥルースとの叩き合いに応じた。僅かに勢いが勝ったアナザートゥルースに甘んじてしまったが、内容的には十二分と言える走り。これからのダート戦線を引っ張って行く存在として引き続き注目すべきだろう。
アンタレスステークス直前
2019年3月14日 名古屋大賞典 ダート1900m 名古屋競馬場
1着:グリム 牡4 (武豊)
2着:ヒラボクラターシュ 牡4 (福永祐一)
3着:アナザートゥルース セ5 (大野拓弥)
レースタイム:2:02.1(稍重)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:38.1
2着:ヒラボクラターシュ 牡4 (福永祐一)
3着:アナザートゥルース セ5 (大野拓弥)
レースタイム:2:02.1(稍重)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:38.1
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レースの主導権を握りに行かんとする様な番手の位置取りでレースを進めたグリム。4コーナーでは早くも逃げるマイタイザンを捕まえてしっかりと直線入り口先頭の構え。内からヒラボクラターシュが迫って来るも、楽に振り切って白山大賞典以来との地方重賞2勝目。しかし、グリムが欲しいのは中央のタイトルだろう。今回は主戦の武豊騎手が皐月賞に騎乗するため、浜中俊騎手に乗り替わる。
プロフィール
母ブランシュネージュは現役時代4勝をあげた活躍馬。少し遡れば重賞馬もチラホラ輩出する牝系の出自である。サクラバクシンオーの肌にゼンノロブロイという配合からは適正にも予想の付かないイメージ。とは言え、スピードというよりはパワー先行型という大枠の作りは想定出来る事から芝の短距離かダート短~中距離のいずれかには絞れるのではないだろうか。
血統背景
ゼンノロブロイ | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ローミンレイチェル | マイニング | Mr. Prospector | |
I Pass | |||
One Smart Lady | Clever Trick | ||
Pia's Lady | |||
ブランシュネージュ | サクラバクシンオー | サクラユタカオー | テスコボーイ |
アンジェリカ | |||
サクラハゴロモ | ノーザンテースト | ||
クリアアンバー | |||
フックライン | シャーディー | Danzig | |
Unfurled | |||
Hooked Bid | Spectacular Bid | ||
バーブスボールド |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
一族としては、シーキングザパールを出しているがファミリーに目立った活躍馬はいない、半兄の1頭に4勝馬がいるものの他未勝利で、ゼンノロブロイ産駒となれば血統構成からの強調材料はない。
前評判
躍進著しいカナヤマホールディングスの所有馬グリム。地味めの血統でもしっかりと走って来る馬を当て続けている同馬主なら、ゼンノロブロイ×サクラバクシンオーという一見ミスマッチに見える配合で重賞クラスを輩出する。アドバイザーの腕が凄いのだろうが、それにしても同世代の所有馬ラインナップが凄い。同馬の他に、カツジ、グレイル、カシアスと重賞馬を4頭。これは恐れ入った。
馬名の意味
人名より
恐らくグリム童話から引用したネーミングだろう。
2着:ハイランドピーク 牡5 (横山和生)
3着:サトノティターン 牡6 (藤岡佑介)
レースタイム:1:41.9(良)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.0