葉牡丹賞直後

 

2019年11月30日 葉牡丹賞 芝2000m 中山競馬場

1着:グランデマーレ 牡2 (藤岡佑介)
2着:エヴァーガーデン 牝2 (丹内祐次)
3着:ダーリントンホール 牡2 (W.ビュイック)

レースタイム:1:58.9(良)
レース上がり3ハロン:36.1
勝ち馬上がり3ハロン:36.0
 
好スタートを切ったグランデマーレは外からハナを主張するアマゾーヌを先に行かせて、自身単独2番手の好位でレースを進めて行った。道中淡々と淀みないペースで運ぶと前半1000m=59秒7のやや速い流れとなった。それでも4コーナーでは手応え良く逃げ馬を競り落として進出して行くと、直線では早め抜け出しから後続をシャットアウトし好タイムの内容で2連勝を飾った。この厳しいラップを前々で勝ち切るのは能力が高い証拠だ。来年の皐月賞が非常に楽しみな1頭だろう。
 

葉牡丹賞直前

 
来春の試金石に葉牡丹賞へ挑むグランデマーレ

来春の試金石に葉牡丹賞へ挑むグランデマーレ

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中2週で葉牡丹賞へと駒を進めて来たグランデマーレ。藤岡健一調教師も前走の内容でかなりの感触を掴んだのだろう。来年のクラシックを睨んで逆算すると、ここで2勝目を飾ればローテーション的にもだいぶ楽になって来るちょうど狭間のシーズンである。2戦目で初遠征の強行軍も裏を返せば早めに皐月賞の為に経験させておきたいという高い期待の表れか。越えるべき課題はそれ以外にも沢山あるが、まとめてクリアしてくれるだけの逸材かもしれない。
 

2歳新馬直後

 

2019年11月10日 2歳新馬 芝1800m 京都競馬場

1着:グランデマーレ 牡2 (藤岡佑介)
2着:オメガエリタージュ 牡2 (C.ルメール)
3着:エレヴァテッツァ 牝2 (北村友一)

レースタイム:1:49.7(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
好スタートからすんなりとハナに立ったグランデマーレ。取り分け、前を取りに行った訳でもなさそうだが枠順や行き脚、他馬との兼ね合いからそうなったのだろう。ペース自体は1000m=63秒のゆったりとした流れで進み、そのまま大きな動きもなく直線コースへ。余裕たっぷりの手応えで後続を突き放すと、見せムチ程度でほぼノーステッキの完勝という内容だった。距離はまだ延びても良さそうで、上手く行けば来年のクラシックを狙える素材か。ラストから2F目のラップはそうそう刻めるものではない。
 

グランデマーレ

 
グランデマーレ(グランデアモーレ2017)

グランデマーレ(グランデアモーレ2017)

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:グランデアモーレ
母父:ネオユニヴァース
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:白老ファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:葉牡丹賞など
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祖母ヒカルアモーレはデビューした5頭中3頭が3勝以上と、かなり安定した仔出しで定評のある優良な繁殖牝馬。その中で4勝した活躍馬グランデアモーレの初年度産駒と来れば期待せざるを得まい。父ロードカナロアが牝系に眠る奥底のポテンシャルを更に引き出してくれれば、重賞タイトルまで狙える競走馬が輩出されるのは時間の問題だろう。芦毛を受け継いでいる点からも母に似てダートもこなしてくれる可能性は高い。
 

血統構成

 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
グランデアモーレ ネオユニヴァース サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アグネスフローラ ロイヤルスキー
アグネスレディー
ヒカルアモーレ クロフネ フレンチデピュティ
ブルーアヴェニュー
グレイトフィーヴァー Kaldoun
My Great Hope


 

兄弟馬

 
初仔
 

近親馬

 
アーデント(グレイトフィーヴァー2009)

アーデント(グレイトフィーヴァー2009)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:グレイトフィーヴァー
母父:Kaldoun
所属:加藤征弘厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:34戦5勝(5-1-2-26)
主な戦績:リゲルステークスなど
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シャルール(グレイトフィーヴァー2012)

シャルール(グレイトフィーヴァー2012)

牝馬

父馬:ゼンノロブロイ
母馬:グレイトフィーヴァー
母父:Kaldoun
所属:松永幹夫厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:23戦4勝(4-5-2-12)
主な戦績:初音ステークスなど
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血統評価:1.0pt

 
遡ればアドマイヤサンデーのファミリーに分岐する牝系で、こちらはまだ重賞勝ちこそないものの重賞実績多数のグレイトフィーヴァーのファミリー、母の兄弟には重賞入線馬もおり母自身も4勝馬。安定した仔出しのファミリーのロードカナロア産駒となればそれなりに期待していいだろう。
 

前評判

 
幾ら実績を積んだロードカナロアとは言え、初年度産駒に4400万円という値付けはかなりの強気と考えても良いだろう。祖母の安定感など考えれば先ず持って走って来る牝系ではあるが、それでもこの産駒に関してはリスクの方が高く感じる。とは言え、結果的に安かったと思わされる投資に思えて来る活躍をするのが近年のキャロットファーム大躍進に繋がっているとも言えるのだが。
 

馬名の意味

 

壮大な海(イタリア語)

 
父名、母名より連想してネーミング。

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