前走は遊びながら走って4着
2018年06月09日 2歳新馬 芝1400m 東京競馬場
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デビュー戦は好スタートを切ったものの、無理に前へは行かず先行集団直後のインで追走したグラナタス。直線に入って外目に出したものの、ヨレたりしながらまだ走りに集中出来ず最後はジワジワ差を詰めて4着に入線となった。まだまだエンジンの掛かりが全開では無く今回の200m距離延長は歓迎だろう。そこから2ヶ月程の間隔を取って万全の状態で勝ち上がりを狙う。
グラナタス
母ガーネットチャームは、後のペルシアンナイトを輩出するオリエントチャームの初年度産駒。自身もGⅠ出走、キャリアで3勝をあげ活躍した馬で、その初仔にあたるのがこのグラナタスだ。遡れば社台レースホースの大黒柱でもあるニキーヤ一族の出身で、繁殖能力の高さは代々しっかり受け継がれているだろう。母父ファルブラヴで早期からしっかり動けるタイプの1頭か。父ロードカナロアの可能性を感じさせる走りに期待したい。
血統背景
ロードカナロア | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
レディブラッサム | Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
サラトガデュー | Cormorant | ||
Super Luna | |||
ガーネットチャーム | ファルブラヴ | Fairy King | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
Gift of the Night | Slewpy | ||
Little Nana | |||
オリエントチャーム | サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | |||
ニキーヤ | Nureyev | ||
Reluctant Guest |
兄弟馬
初仔
近親馬
血統評価:1.0pt
ニキーヤ一族の中で、母父SSのオリエントチャームの娘という点は良いが母父ファルブラヴという点で少し割引が必要。また世代重ねる毎に少しずつアベレージ下がっている印象なので可能性はあるものの血統背景からの強調材料としては弱い。
前評判
管理する鹿戸雄一調教師は、『今の所順調で特に難しい一面も見せていません。このまま行けば夏頃には使えると思います』とデビュー前に語っていた。気性面については問題なさそうだが、まだまだ性格が幼く走りに集中出来ていない模様。逆を言えば精神面で成長してくれば更にパフォーマンスは上がって来るという事だ。
馬名の意味
種(ラテン語)
連想では無いだろうが、やはりサンデーレーシングらしく響きは良い。
2着:エフティイリース 牝2 (蛯名正義)
3着:フェルシュテルケン 牡2 (C.ルメール)
レースタイム:1:23.7(良)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.2