藤岡康太『追って良い反応』

 

2019年1月20日 3歳新馬 芝2000m 中京競馬場

1着:クールウォーター 牝3 (藤岡康太)
2着:オメガダヴィンチ 牡3 (川田将雅)
3着:ネガイ 牝3 (ミナリク)

レースタイム:2:03.2(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.7
 
外枠から好スタートを切ったクールウォーター。上手く前のポジションを取って折り合いもスムーズ、淡々としたペースの中でリズム良く追走して4コーナーへ。手応え抜群のまま直線を迎えると、楽に先頭へ立ち後続を突き放す脚色。残り1Fを過ぎてムチを入れられるとグンと加速し、最後は2着の1番人気オメガダヴィンチに3馬身差を付ける内容で楽にデビュー戦を白星で飾った。鞍上の藤岡康太騎手もその反応の良さを絶賛、これは相当やれそうな1頭だろう。
 

初戦はほぼ確勝級の一族

 
これまでデビューした母クロウキャニオンのディープインパクト産駒は述べ8頭。その内、新馬勝ちしたのが5頭、その他に2着が2頭、3着が1頭とつまりまだ馬券圏内を外していないという事になる。仕上がり早で能力も高いとなれば当然の話ではあるが、とは言え8分の5が勝利を飾っているのは異常な数値だろう。重賞馬も2頭と、とにかく現役馬がいる一族では恐らく最高位のファミリーである。つまり、クールウォーターもいきなり勝ち負けという事だ。
 

クールウォーター

 
クールウォーター(クロウキャニオン2016)

クールウォーター(クロウキャニオン2016)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:1戦1勝 (1-0-0-0)
主な戦績:3歳新馬
via google imghp
 
金子真人所有馬でほぼ情報が皆無。デビュー時期なども未定で、POG的には少々リスクの高い1頭である。とは言え、母クロウキャニオンは日本屈指の繁殖牝馬であり、デビューまで漕ぎ着ければ基本的に勝ち上がりは濃厚。半数以上はオープンクラスまで行くという異常なまでのアベレージを叩き出している。“ディープインパクト×フレンチデピュティ”のニックス配合を確立させた代表例と言っても良く、金子氏を支える主軸の血統でもある。馬体重は春の段階で427kg。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
クロウキャニオン フレンチデピュティ Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
クロカミ Caerleon Nijinsky
Foreseer
ミルド Desert Wine
Margie Belle


 

兄弟馬

 
ボレアス(クロウキャニオン2008)

ボレアス(クロウキャニオン2008)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
所属:吉田直弘厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:34戦3勝(3-4-3-21)
主な戦績:レパードステークスなど
via google imghp
 
マウントシャスタ(クロウキャニオン2009)

マウントシャスタ(クロウキャニオン2009)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
所属:池江泰寿厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:20戦4勝(4-3-1-12)
主な戦績:白百合ステークスなど
via google imghp
 
カミノタサハラ(クロウキャニオン2010)

カミノタサハラ(クロウキャニオン2010)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:5戦3勝(3-0-1-1)
主な戦績:弥生賞など
via google imghp
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:3.4pt

 
母クロウキャニオンは説明不要の繁栄繁殖牝馬だが、カーリアン産駒の祖母クロカミの隔世遺伝なのか安定して重賞クラスの馬を出し続けており目指すはG1制覇のみだろう。ディープインパクト産駒でもいろんなタイプをだしており厩舎色なのか彼女がどういう競馬をするかは期待しかない。丈夫さのない産駒ばかりなので順調にいけば結果はついてくるだろう。
 

前評判

 
『基本的にこの一族は成長曲線が緩く、この馬も同様の傾向ですね。まだまだ緩さが残っておりこれからじっくりと進めて行きたいと思います。動き自体はディープインパクト産駒らしい素軽いフットワークですね、距離はある程度長い方が合っていそうなタイプ』と牧場関係者は語る。堀宣行厩舎という事もあり、無理にクラシックへ間に合わせるという事も無さそう。
 

馬名の意味

 

冷たい水

 
読んで字の如く、そのままのネーミング。金子真人氏らしいと言えばらしい。

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