予定を1週延ばして稽古積む
本来なら先週のデビュー予定だったクルージーンだが、稽古量が足りないために1週送遅らせての初陣となった。その分、動きも素軽くなり陣営も満足の行く仕上がりで出走させられるだろう。母父デュランダルの産駒実績は乏しいが、それを補って余りあるロードカナロアの血の力をとくと見せてもらいたい。日曜の京都5R芝1800m戦、鞍上は藤岡佑介騎手が騎乗する。
クルージーン
母エリンコートは2011年のオークス勝ち馬。一発屋というイメージではあるが、母系を辿ればバレークイーン一族とも同系譜を引く超優秀なファミリーの出自である。そういう意味では繁殖牝馬で第二の成功を収めても何らおかしくないが、デュランダルの肌というのがそこをグレーにさせる一番の要因。既にデビュー済みの上2頭は勝ち上がっているものの大した結果は出ていない。ある意味でロードカナロアの種牡馬としての資質が問われる1頭とも言える。
血統背景
ロードカナロア | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
レディブラッサム | Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
サラトガデュー | Cormorant | ||
Super Luna | |||
エリンコート | デュランダル | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
サワヤカプリンセス | ノーザンテースト | ||
スコッチプリンセス | |||
エリンバード | Blue Bird | Storm Bird | |
Ivory Dawn | |||
Maid of Erin | Irish River | ||
Dancing Shadow |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
一族としては、サンプリンセス、バレークイーンへ続く血統と同族。ただこちらはコンデュイットが登場しているも日本実績はほとんどなく母自身の血統と地力も今一歩という印象。兄弟も走っていないので父ロードカナロアにかける。期待値は低い。
前評判
『動きにはキラリと光るものが見られますし、調教量を増やしてもしっかりとこなしてくれます。成長が遅い部分はありますが、もう一回り成長すれば更に良くなって来るでしょう』とのスタッフのコメントだ。母エリンコートはオークスを勝っているものの、本質的にはマイラーで本馬も両親の影響から距離適性は短距離になって来るだろう。
馬名の意味
ケルト神話の英雄クーフリンの光の剣
祖父デュランダルからの連想でネーミング。
父馬:ロードカナロア
母馬:エリンコート
母馬:デュランダル
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース
通算成績:0戦0勝(0-0-0-0)
主な戦績:特になし