ファイナルSは取りこぼした1戦
2017年12月28日 ファイナルステークス 芝1400m 阪神競馬場
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最後の直線で内を突いたクライムメジャーだったが、半ばまで全く前が開かず立ち往生。ようやくスペースを確保し一気の伸びを見せるも、既に外からまとめて差し切っていたスマートカルロスの2着に甘んじてしまった。あそこがスムーズなら間違いなく勝っていたレースと言え、能力はやはりオープンクラスという認識で間違いないだろう。今回の岩清水ステークスではまともな競馬で正攻法から勝負して欲しい。
デビュー戦はアドマイヤミヤビに楽勝
2016年07月24日 2歳新馬 芝1600m 中京競馬場
1着:クライムメジャー 牡2 (M.デムーロ)
2着:アドマイヤミヤビ 牝2 (川田将雅)
3着:ピスカデーラ 牝2 (松山弘平)
タイム:1:35.6(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
2着:アドマイヤミヤビ 牝2 (川田将雅)
3着:ピスカデーラ 牝2 (松山弘平)
タイム:1:35.6(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
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新馬戦には文句なしの内容で快勝。直線で若干フラツく場面を見せてはいるが、これはレース数を消化して行く事で矯正出来るものだろう。それ以上に末脚のキレは抜群で、鞍上のデムーロ騎手も納得したのかゴール前には本馬の首を撫でる様な手振りで満足の表情を見せている。それだけ期待されている証拠だ。2着アドマイヤミヤビはその後、オークスで3着に入る活躍を見せた実力馬。
クライムメジャー
見た目からしてまさにダイワメジャー産駒の雰囲気。如何にも短距離が得意そうな筋骨隆々のスプリンター体型である。母の産駒は兄のサトノノブレス含め長距離も走れる馬が出ているのでその点がどうかだが、それでもやはり2000m以下が主戦場となりそう。あくまで推測でしかないが、脚元はかなり頑丈なイメージ。
血統背景
ダイワメジャー | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
スカーレットブーケ | ノーザンテースト | Nothern Dancer | |
Lady Victoria | |||
スカーレットインク | Crimson Satan | ||
Consentida | |||
クライウィズジョイ | トニービン | カンパラ | Kalamoun |
State Pension | |||
Seven Bridge | Hornbeam | ||
Priddy Fair | |||
クライングフォーモア | Always Run Lucky | What Luck | |
Big Puddles | |||
オールドスタッフ | Irish River | ||
アンティックヴァリュー |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:2.2pt
サトノノブレス、ヒカルオオゾラと重賞級を2頭出している母は繁殖牝馬としては、十分優秀といえる。父SS系の牡馬にかぎるとある程度あたり確率が高く本馬もある程度期待していいのではないだろうか。
前評判
既に7月24日の新馬戦でデビュー済み。各厩舎の有力馬が集まった中、1番人気の支持に応えての圧勝だった。牧場の頃から調教も順調に消化し、この春先からグングンと良化して行ったのだとか。走る馬の典型的な成長曲線を描く辺りは、さすが母方の豊富な血統力の影響か。新馬戦を見る限りではマイル前後がベスト、持って2000mという印象ではある。今後のローテーションにも要注目だ。
馬名の意味
よじ登る+父名の一部
母名のクライと掛けて、世代の頂点へ一気に駆け上がって欲しいという想いを込めてのネーミングだろう。如何にも走りそうな名前である。現時点での判断は少し早い気もするが、怪我さえなければ重賞の一つや二つは取れる器だと予想する。
2着:クライムメジャー 牡3 (川田将雅)
3着:エントリーチケット 牝3 (松若風馬)
タイム:1:21.3(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.5