チャレンジカップ直後
2019年11月30日 チャレンジカップ 芝2000m 阪神競馬場
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内枠からスタートするも、隣枠のベステンダンクに前のスペースを塞がれてしまいそれがキッカケで馬群の中に押し込められたギベオン。道中、トリオンフがスローペースで逃げ隊列も密集した馬群を形成し終始外に出せないまま勝負所に入って行った。直線で外へ持ち出そうとするもステイフーリッシュにスペースをカットされ一旦立ち上がる様にブレーキ。そこからもう一度強引に間を割って出るもまた窮屈なシーンがあり、結果として一度もまともに追う事なくそのまま9着に流れ込み消化不良の1戦となった。
チャレンジカップ直前
藤原英昭厩舎の素質馬ギベオンがチャレンジカップで復活の時を刻めるか。前走の毎日王冠でも、ダノンキングリー以下の強豪たち相手に0秒6差の7着なら復帰初戦としては上々の内容だっただろう。ひと叩きされて気配は上々、乗り替わる世界のデットーリが稽古を付け、その反応の良さを絶賛した程である。相手も楽になった今回は、厩舎サイドでも先行抜け出しの競馬から押し切る青写真が描かれているだろう。
鳴尾記念直後
2019年6月1日 鳴尾記念 芝2000m 阪神競馬場
1着:メールドグラース 牡4 (D.レーン)
2着:ブラックスピネル 牡7 (三浦皇成)
3着:ステイフーリッシュ 牡4 (藤岡佑介)
レースタイム:1:59.6(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
2着:ブラックスピネル 牡7 (三浦皇成)
3着:ステイフーリッシュ 牡4 (藤岡佑介)
レースタイム:1:59.6(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
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まさかまさかのスタートで大きく立ち遅れてしまったギベオン。キャリアでも初となる追い込みのポジションから追走となったギベオン。決して慌てずそこからでも競馬を組み立ててしっかりと巻き返しを狙って行った。前にメールドグラースを見つつ追い出しを図って行くと、外に出して直線は懸命に加速。それでも前が止まらない中、最後はステイフーリッシュに迫るものの差し切れず4着に終わっている。次回以降、きっちり立て直して来るだろう。
鳴尾記念直前
ここ2走の敗因がハッキリしているだけに、良馬場で戦えそうな今回の鳴尾記念は言い訳が効かない1戦となるギベオン。9頭立ての少頭数で先手を取りやすく、開幕週のキレイな馬場で前が止まらないのも味方に付けるだろう。福永騎手が乗ればスタートで後手を踏む事は考えにくく、3~4番手からサッと脚を伸ばして押し切る競馬が理想か。中日新聞杯以来となる重賞2勝目に最も近いのはこの馬かもしれない。
ダービー卿チャレンジトロフィー直後
2019年3月30日 ダービー卿チャレンジトロフィー 芝1600m 中山競馬場
1着:フィアーノロマーノ 牡5 (川田将雅)
2着:プリモシーン 牝4 (福永祐一)
3着:マイスタイル 牡5 (横山典弘)
レースタイム:1:31.7(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
2着:プリモシーン 牝4 (福永祐一)
3着:マイスタイル 牡5 (横山典弘)
レースタイム:1:31.7(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
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好スタートから前を意識して早め早めの競馬を心掛けたギベオン。フィアーノロマーノをマークする様に、ハイペースでもしっかりと4コーナーで動いて行きつつの直線コースへ。先に抜け出したフィアーノロマーノを捉える勢いがそのまま同じになってしまい、最後は後ろからプリモシーンにも差されての5着。やはり気にしていたトップハンデが災いした様だ。それでも一応の格好は付けており、今後は定量戦で力を発揮してくれるだろう。
ダービー卿チャレンジトロフィー直前
今回、蛯名騎手に乗り替わりとなり追い切りにわざわざ騎乗する意欲を見せる。ギベオンに跨った印象として『前向きな走りでスピードもある。上手くなだめつつ回って来れれば』と冷静に分析していた。400mの距離短縮なら幾分レースはしやすくなるだろうし、案外に使う脚は短く中山マイルは合っていそうなイメージ。トップハンデもそこは力でねじ伏せてくれる筈だ。
金鯱賞直後
2019年3月10日 金鯱賞 芝2000m 中京競馬場
1着:ダノンプレミアム 牡4 (川田将雅)
2着:リスグラシュー 牝5 (A.シュタルケ)
3着:エアウィンザー 牡5 (武豊)
レースタイム:2:00.1(稍重)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
2着:リスグラシュー 牝5 (A.シュタルケ)
3着:エアウィンザー 牡5 (武豊)
レースタイム:2:00.1(稍重)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
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好スタートからタニノフランケルの番手に付けていつもより前目のポジションを取ったギベオン。強豪馬相手にこの形で勝負しに行ったと思いきや、丸山元気騎手も誤算の位置取りだったらしい。壁も作れず脚が溜めれなかったのか、直線に入った時にはガス欠状態で後退。それでも大きく負けず、6着に粘りきったあたりは地力強化の表れだろう。しかし、やはりこのメンバーではまだ力が一枚も二枚も足りないというのは認めざるを得ないか。大きな舞台で戦うにはもう一段階上のギアを入れなければいけない。
ギベオン
母コンテスティッドはアメリカでGⅠ2勝をあげた活躍馬で、1つ上の全兄サトノルーラーは現役で3勝をあげている。2番仔として更に期待がかかったこのギベオンに関しては、社台レースホースで1億円という募集額が付けられる程の素質馬。デビューは少し遅かったがトントン拍子に勝ち上がり、4戦目ではNHKマイルカップであわや勝ち切る競馬で2着と想像以上の走りを見せている。まだ馬も若く、これからの成長に期待したい1頭だ。距離適性はマイル前後にあると推測する。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
コンテスティッド | Ghostzapper | Awesome Again | Deputy Minister |
Primal Force | |||
Baby Zip | Relaunch | ||
Thirty Zip | |||
Gold Vault | Arch | Kris.S. | |
Aurora | |||
Questress | Seeking the Gold | ||
Nahema |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:2.3pt
ファミリーに日本実績はないものの全兄同様3勝以上しており、安定していて結果を出しているので現時点だと兄弟にも期待が出来、血統構成も悪くないだろう。
前評判
前述にもある通り、社台レースホースで1億円募集。更に言えば、全兄サトノルーラーもセレクトセールで1億円超えの落札額と、馬自体の作りは相当に良い一族なのだろう。実際に、その2頭はいずれも8戦内に3勝をあげる走りを見せている事からも母の繁殖力も高い。但し、やや前進気鋭の強い産駒となり距離は持っても2000mまでが限界の様に見える。
馬名の意味
ナミビアで発見された隕石の名で、発見場所の名
響きからのネーミングだろう。
2着:ゴールドドリーム 牡6 (C.ルメール)
3着:インティ 牡5 (武豊)
レースタイム:1:48.5(良)
レース上がり3ハロン:35.7
勝ち馬上がり3ハロン:35.4