蚊帳の外で回って来ただけの8着

 

2018年06月24日 宝塚記念 芝2200m 阪神競馬場

1着:ミッキーロケット 牡5 (和田竜二)
2着:ワーザー セ7 (H.ボウマン)
3着:ノーブルマーズ 牡5 (高倉稜)

レースタイム:2:11.6(稍重)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.8
 
ゲートを出た直後、隣のゼーヴィントに馬体をぶつけられたキセキ。この時点で後方からの競馬を余儀なくされたが、懸念していた折り合いは問題なし。とは言え、いつもの持って行かれる様な行きっぷりは無くただ後ろから付いて行くだけの走り。1つ前にいたサトノダイヤモンドが動いた時にも上がっては行かず、直線は開いたインを突いてジリジリと伸びるも大した追い込みでもなく8着に入線となった。全盛期の能力ならこの条件下でも見せ場くらいは作れただけに、やや不可解な敗戦とも言えるだろう。
 

前走は負けて尚強しの内容

 

2018年03月24日 日経賞 芝2500m 中山競馬場

1着:ガンコ 牡5 (藤岡佑介)
2着:チェスナットコート 牡4 (蛯名正義)
3着:サクラアンプルール 牡7 (田辺裕信)

レースタイム:2:33.9(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.6
 
今年初戦となった日経賞で1番人気に支持されたキセキ。外枠から出負け気味で暫く後方待機策を取ったものの、1コーナー手前で持って行かれる様に一気の捲りを見せた。向正面では完全にハナへ立ち、鞍上の意図では無く馬自身の抑えが効かない状況で4コーナーへ。直線入り口で先頭に立つも、さすがに脚が上がって坂上で馬群に飲み込まれての9着敗退となってしまった。しかし、あのレースぶりで一瞬の見せ場を作れる同馬の走りはさすがのGⅠホース。今回はデムーロ騎手に乗り替わり、上手くエスコート出来れば圧勝まであるのではないだろうか。
 

香港ヴァーズは不完全燃焼

 

2017年12月10日 香港ヴァーズ 芝2400m シャティン競馬場

1着:ハイランドリール 牡5 (R.ムーア)
2着:タリスマニック 牡4 (M.ギュイヨン)
3着:トーセンバジル 牡5 (J.モレイラ)

レースタイム:2:26.23(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
 
動画でも分かる様にスタートで出遅れ1コーナーでは最後方追走、3コーナー付近から一気に捲って上がり中団に進出する。直線入り口では外目を懸命に伸びるも、競馬にならないと思ったのかM.デムーロ騎手が半ばで追うのをやめるレースだった。明らかに消化不良の内容と言え、海外競馬含めて完全にノーカウントの1戦と言える。今回、調教でも本来の動きを取り戻している様で復帰初戦から全開の走りを期待したい。鞍上は1戦1勝、相性も良さそうなC.ルメール騎手がスタンバイ。
 

角居師『菊花賞へは向かわかないでしょう』

 
明らかな能力の違いで古馬勢を圧倒したキセキ

明らかな能力の違いで古馬勢を圧倒したキセキ

via google imghp
 

2017年08月05日 信濃川特別 芝2000m 新潟競馬場

1着:キセキ 牡3 (M.デムーロ)
2着:ブラックプラチナム 牡4 (戸崎圭太)
3着:サーレンブラント 牡3 (岩田康誠)

レースタイム:1:56.9(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:32.9
 
レースでは道中ほぼ後方から。直線に入っても先頭とは大きく差を開けられていたが、そこから勢いを付けられると何とほぼ馬なりで全馬をかわす驚愕の競馬を見せるキセキ。追いすがる2着ブラックプラチナムを横目に最後は軽く仕掛けられると再び加速し悠々とフィニッシュした。デムーロ騎手もレース後に絶賛し次走の動向に早速注目が集まったが、管理する角居調教師は『恐らく菊花賞へは行かないと思います』と中距離路線へ進む事を示唆。すぐにでも重賞へ挑戦して欲しい。
 

春の雪辱を誓って夏に成長を見せる

 
毎日杯ではアルアイン、サトノアーサー相手に肉薄するキセキ

毎日杯ではアルアイン、サトノアーサー相手に肉薄するキセキ

via google imghp
 
前走で覚醒した様に見えたキセキだが、これまでのムラのある成績を考えると2戦続けて好走出来ればもう本物だろう。真面目に走れば毎日杯で世代を代表する強豪馬相手にも力差の無いところを見せれるだけに、希望的観測含めてここは楽々と勝ち切って欲しいところだ。デビュー前から距離は長い程良いという感触があっただけに、1600万クラスの立場であれば菊花賞出走も現実的なものとなって来る。デムーロ騎手を鞍上に是が非でも賞金を加算して今後のローテーションを楽にしたいところだ。
 

福永祐一騎手がキセキで2000勝を達成

 
上がり33秒2の末脚で他馬を一蹴

上がり33秒2の末脚で他馬を一蹴

via google imghp
 

2017年07月15日 3歳上500万下 芝2000m 中京競馬場

1着:キセキ 牡3 (福永祐一)
2着:スズカディープ セ5 (岩崎翼)
3着:コメットシーカー 牡7 (川田将雅)

レースタイム:1:59.1(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
 
スタートからの出脚はややひと息のキセキ。それでも福永祐一騎手は慌てずに道中ほぼ最後方の位置からレースを進めた。直線の入り口でもまだ先頭からはだいぶ離れたポジションだったが、そこから目の覚める様な脚で前を行く馬をまとめてかわし最後は余裕の脚色で1着入線を果たした。番手から粘ったスズカディープが2着に入っている様に決して展開が向いた訳ではなく、完全な地力の違いで押し切った競馬だった。福永祐一騎手はこの勝利で武豊騎手に次ぐ史上2番めの速さで2000勝を達成。人馬共に秋への益々の飛躍が期待される。
 

2000勝まであと2勝の福永騎手が手綱

 
新馬を勝利した時は一躍クラシック候補に名乗り出たキセキ

新馬を勝利した時は一躍クラシック候補に名乗り出たキセキ

via google imghp
 
昨年末の新馬戦で躍動したキセキの姿を久しく見れていない。当時は“大物現る!!”といった感じで注目を集めたキセキだったが、その後2戦は全く見せ場も無い敗退を喫する。しかし、前走の毎日杯では7番人気の低評価ながら後にダービーへ駒を進める上位2頭(アルアイン&サトノアーサー)と遜色の無い競馬を見せて面目躍如。改めてその能力の高さを認識すると共に、心身が整って来るであろう秋には大きな活躍が期待出来る内容だった。先ずはその為にもこの500万クラスはあっさりと勝ち上がる必要がある。中京リーディング1位の福永祐一騎手を配して背水の陣で挑む。
 

馬体診断

 
キセキ(ブリッツフィナーレ2014)

キセキ(ブリッツフィナーレ2014)

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場
馬主:石川達絵

通算成績:11戦4勝(4-1-2-4)
主な戦績:菊花賞など
via google imghp
 
馬体を見る限りではそこまでルーラーシップ産駒らしい筋骨隆々な馬体でも無い。どちらかと言えば、母父ディープインパクトの方がより強く出ている感じではあるものの、全体的な作りはまだ緩い印象。本格化は来年の春以降になるかもしれないだろう。角居厩舎だけに、クラシックに間に合わなければかなりゆっくり育てそうでそこがかなりのポイントとなる。
 

血統背景

 
ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
エアグルーヴ トニービン カンパラ
Severn Bridge
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー
ブリッツフィナーレ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
ロンドンブリッジ ドクターデヴィアス Ahonoora
Rose of Jericho
オールフォーロンドン Danzig
Full Card


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ダイワエルシエーロ

ダイワエルシエーロ

牝馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
所属:松田国英厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場
馬主:大城敬三

通算成績:13戦5勝(5-1-1-6)
主な戦績:オークスなど
via google imghp
 
ビッグプラネット

ビッグプラネット

牡馬

父馬:ブライアンズタイム
母馬:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
所属:南井克巳厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場
馬主:田中八郎

通算成績:13戦3勝(3-0-0-10)
主な戦績:アーリントンカップ、京都金杯など
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
ロンドンブリッジ一族の伏線血統も母父ディープインパクトで今後のPOGの為に母父ディープインパクトの印象を判断する候補の1頭だろうか。上2頭がからっきしなので血統背景からの強調材料は少ない。
 

前評判

 
牧場関係者のコメントでは、『うちのルーラーシップ産駒の中では1番動きが素軽いですね。上と比較しても手応えはありますよ。踏み込みに力強さが見られ、中距離を主戦に活躍してくれそうです』との事。11月末に入厩し、年明けデビューを目処に調整中だ。
 

馬名の意味

 

奇跡

 
文字通りの奇跡。久々にこういった直球な馬の名前を見た気がするが、キズナ以来あまり違和感が無くなった気がする。普通なら変なネーミングと思うのだが。

関連記事

関連タグ

著者