府中牝馬ステークス直前

 
坂路で休み明けとは思えない動きを披露するカンタービレ

坂路で休み明けとは思えない動きを披露するカンタービレ

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元々、鉄砲はかなり効くタイプのカンタービレ。5ヶ月ぶりの競馬も余り気にする必要は無く、今回はラッキーライラックやプリモシーン、クロコスミアとの力関係だけを考えれば良さそう。とにかくスムーズに立ち回って出来るだけ前目での競馬が理想のレース運びだ。プリモシーンにも先着がある様にハマればここでも勝ち切るだけの実力はある。乗り替わりの松岡騎手がある程度良い形でエスコートしてくれるだろう。
 

ヴィクトリアマイル直前

 
体調は間違いなく上向きのカンタービレ

体調は間違いなく上向きのカンタービレ

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前走は久々のマイル戦に馬自身も仕上がり切っていなかった事が大きな敗因と見て良いだろう。ひと叩きされた今回は動きも良くなっており、何よりM.デムーロ騎手が乗ってくれるというのが一番のセールスポイント。勢いに乗り始めたら止まらない騎手だけに、先週のGⅠ勝利が更に追い風となって前に進めてくれる筈だ。相手も強化されているが、昨年の秋華賞レベルのパフォーマンスを出せればここでも十分頭まであって良い。
 

阪神牝馬ステークス直後

 

2019年4月6日 阪神牝馬ステークス 芝1600m 阪神競馬場

1着:ミッキーチャーム 牝4 (川田将雅)
2着:アマルフィコースト 牝4 (坂井瑠星)
3着:ミエノサクシード 牝6 (川島信二)

レースタイム:1:33.6(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
 
スタートも決めて道中は番手集団の一列後ろを追走したカンタービレ。馬群の中でしっかりと折り合い、脚もた溜まっている様に見えたがいざ追われると案外の伸び。確かにスローペースから前も止まらない展開だったが、あの競馬なら突き抜けて欲しかったのが本音だろう。それでも、次のヴィクトリアマイルに向けて上積みも見込めるだけに、ペースが流れて差しが決まる展開なら巻き返しもあり得るか。
 

阪神牝馬ステークス直前

 
虎視眈々と3つ目のタイトルを狙うカンタービレ

虎視眈々と3つ目のタイトルを狙うカンタービレ

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幾らか走りに前進気鋭の強いタイプのカンタービレ。春はクラシック戦線という事もあり、オークスから秋華賞、そしてエリザベス女王杯に参戦したが、本質的には1800m以下の方が確実に走りは良くなるタイプ。今回は牝馬限定の阪神マイル戦と、この上ない条件になるだけに無様な競馬はみせられない1戦となる。当面のライバルはラッキーライラック、ミッキーチャームとなるが先ずはリズム良く道中を展開したい。鞍上はM.デムーロ騎手。
 

エリザベス女王杯直前

 
軽快な動きで坂路を駆け上がるカンタービレ

軽快な動きで坂路を駆け上がるカンタービレ

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春とは見違える様に体質も強化されて来たカンタービレ。秋3戦目となるが激戦の披露も見られず、エリザベス女王杯に向けて好調をキープしている。オークスでは2400mの距離に泣いてしまったが、当時とは馬がまるで違う。秋華賞でもまだまだ伸びそうな中でフィニッシュしていた事を考えると、200mの距離延長はこなしてくれるのではないだろうか。乗り替わりが続くも、今回はC.デムーロ騎手がスタンバイ。そうそう下手な競馬はすまい。
 

秋華賞直前

 
軽快な動きで好調アピールのカンタービレ(奥)

軽快な動きで好調アピールのカンタービレ(奥)

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カンタービレにとって秋華賞はまさに絶好と呼べるコースだろう。京都内回りは先行馬有利の設定で、京都を熟知した武豊騎手が鞍上なら鬼に金棒。スタートも上手くスッと前に付けられるセンスの良さが最大限活かされるとあれば、追い込みが予想されるアーモンドアイを負かすチャンスも無くは無い。名手が秘策を引っさげ、週末の淀を舞台に勝利の凱歌を唄っているかもしれない。
 

武豊とタッグ結成

 
カンタービレとのコンビで秋華賞へ向かう武豊騎手

カンタービレとのコンビで秋華賞へ向かう武豊騎手

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秋華賞での鞍上が宙に浮いていたカンタービレ。しかし、ライバルと目されていたマウレアが故障を発症し本番に向かわない事が判明。その主戦だった武豊騎手をすぐさま確保し、急造ながら頼もしいコンビの結成が現実のものとなった。京都コースを知り尽くす名手を背に、最重要ステップを快勝した同馬が蹴散らすは怪物アーモンドアイのみ。相手はぶっつけで臨むだけにつけ入る隙はある筈だ。騎乗依頼を受けた後、武豊騎手の頭の中でも既に幾つかのシミュレーション済みだろう。
 

ローズステークス直後

 

2018年09月16日 ローズステークス 芝1800m 阪神競馬場

1着:カンタービレ 牝3 (C.ルメール)
2着:サラキア 牝3 (池添謙一)
3着:ラテュロス 牝3 (秋山真一郎)

レースタイム:1:45.7(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
 
外枠発走からレースの流れを見たカンタービレ。絶好の手応えで4コーナーを回って行くと逃げたゴージャスランチを抜かして単独先頭のまま直線コースへ。弾ける様に抜け出し、ゴールまで余裕の脚取りで駆け抜け完勝の重賞制覇。フラワーカップ以来となる2つ目のタイトルを引っさげ、堂々と秋華賞へ乗り込む事になる。距離適性は明らかにマイル~2000m、器用さが売りのレースセンスが本番でも活きて来るに違いない。
 

オークス直後

 

2018年05月20日 オークス 芝2400m 東京競馬場

1着:アーモンドアイ 牝3 (C.ルメール)
2着:リリーノーブル 牝3 (川田将雅)
3着:ラッキーライラック 牝3 (石橋脩)

レースタイム:2:23.8(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
 
オークスでは勝負を仕掛けて早めの抜け出しを狙ったカンタービレ。4コーナーで前へ出して行ったものの、既に脚が無くなっており外からアーモンドアイにスッとかわされる始末。結果的に2400mは長過ぎた。フラワーCのレースぶりを見る限り、持って2000m。ベストはマイルから1800mという所だろうか。今回のローズステークスでは絶好調のC.ルメール騎手が鞍上で勝負気配も抜群だ。ここで勝てば秋華賞制覇の目も見えて来る。
 

オークス直前

 
フラワーカップでは-6kgの馬体重で勝利したカンタービレ。428kgでのギリギリの体で好走しただけに、桜花賞をスルーして回復に努めたのは好判断だろう。とは言え、また輸送で減る可能性もあるだけに、カンタービレの馬体重が増えているかどうかで当日の気配を判断したい。前走より減っていればさすがに苦しく、重馬場予報もあるだけに少しでも馬体は大きくしておきたい所だ。田辺騎手自身は『乗りやすい馬』とコメント、出来ればベストな状態で臨んで欲しい。
 

フラワーカップ直後

 

2018年03月17日 フラワーカップ 芝1800m 中山競馬場

1着:カンタービレ 牝3 (M.デムーロ)
2着:トーセンブレス 牝3 (柴田善臣)
3着:ノームコア 牝3 (北村宏司)

レースタイム:1:49.2(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
 
先行集団の直後を追走、抜群の手応えで直線を迎えると鞍上のGOサインに反応し一気に先頭へ躍り出たカンタービレ。最後は外からトーセンブレスに詰め寄られたが、抜かせない勝負根性を見せて圧巻の重賞初勝利を飾った。格上挑戦の参戦ながら2番人気に支持されるという事はそれだけ未勝利での走りを評価してくれていたのだろう。これで堂々と本番へ駒を進められるが、まだまだ伸びシロは十分残っている1頭でチャンスは大いにある。
 

3歳未勝利直後

 

2018年1月27日 3歳未勝利(牝) 芝1800m 京都競馬場

1着:カンタービレ 牝3 (M.デムーロ)
2着:ウインルチル 牝3 (和田竜二)
3着:アドマイヤカラット 牝3 (岩田康誠)

レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
スタートから行きっぷりも良く鞍上が手綱を引っ張りきりで制御する形での追走。終始、先行勢の外を回って逃げ馬をマークする流れから直線入り口へ。そのまま馬なりで一気に先頭へ躍り出ると、懸命に追う後続を尻目に軽く促されただけで瞬時に突き放す圧巻の競馬。2着ウインルチルに3馬身差を付けゴールし、2着続きからようやく1勝目をあげた。フットワークも雄大で数字以上に馬体を大きく見せ、上のクラスでも十分に勝負出来る内容だった。
 

カンタービレ

 
カンタービレ(シャンロッサ2015)

カンタービレ(シャンロッサ2015)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シャンロッサ
母父:Gallileo
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:三嶋牧場
馬主:石川達絵

通算成績:10戦3勝(3-2-1-4)
主な戦績:ローズステークス、フラワーカップなど
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牝馬で薄手の馬体には映るが決して貧相と言う意味ではない。立ち姿は非常に伸びやかで凛としているし、背中からトモにかけての作りはディープインパクト産駒の中でも理想的に近いと言える。相当なキレ味を秘めた一方、母父Gallileoから来る底力も受け備わっている筈だ。距離は牝馬の若い内ならマイルさえこなせればクラシックディスタンスも対応可能だろう。楽しみで仕方がない。馬体重は春の取材時点で445kg。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
シャンロッサ Gallileo Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
アーバンシー Miswaki
Allegretta
Palacoona ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Palavera Bikala
ポーリスタナ


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
Polytain(Paulistana1989)

Polytain(Paulistana1989)

牡馬

父馬:Bikala
母馬:Paulistana
母父:Pretense
所属:Antonio Spanu厩舎(仏)
生産:J.Legadere(米)
馬主:Mme Bernard Houillon

通算成績:14戦3勝(3-1-2-8)
主な戦績:フランスダービーなど
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血統評価:1.0pt

 
ガリレオ×ディープインパクトの配合は、まだヴァンキッシュランくらいしか活躍しておらず、ファミリーや兄弟に活躍馬がいないとなると強調材料としては全くないと言える。
 

前評判

 
『動きに高い素質を感じますし、気持ちも前向きで強くセンスを感じる1頭です。前肢が発達しているのかピッチ走法が特徴でマイル前後に適性がありそう。成長次第ではかなり走ってくれると期待しています』との事。現状はまだ具体的に始動しておらず、デビューは秋以降の見込みだ。
 

馬名の意味

 

歌うように(音楽用語)

 
牝馬でそれっぽいイメージの名前をネーミング。歌姫がステージで歌うように、走って人々を魅了して欲しいという願いを込めて。

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