展開も鞍上も全てが好転

 
軽快な動きで好調アピールのカンタービレ(奥)

軽快な動きで好調アピールのカンタービレ(奥)

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カンタービレにとって秋華賞はまさに絶好と呼べるコースだろう。京都内回りは先行馬有利の設定で、京都を熟知した武豊騎手が鞍上なら鬼に金棒。スタートも上手くスッと前に付けられるセンスの良さが最大限活かされるとあれば、追い込みが予想されるアーモンドアイを負かすチャンスも無くは無い。名手が秘策を引っさげ、週末の淀を舞台に勝利の凱歌を唄っているかもしれない。
 

急造の最強コンビで打倒怪物へ

 
カンタービレとのコンビで秋華賞へ向かう武豊騎手

カンタービレとのコンビで秋華賞へ向かう武豊騎手

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秋華賞での鞍上が宙に浮いていたカンタービレ。しかし、ライバルと目されていたマウレアが故障を発症し本番に向かわない事が判明。その主戦だった武豊騎手をすぐさま確保し、急造ながら頼もしいコンビの結成が現実のものとなった。京都コースを知り尽くす名手を背に、最重要ステップを快勝した同馬が蹴散らすは怪物アーモンドアイのみ。相手はぶっつけで臨むだけにつけ入る隙はある筈だ。騎乗依頼を受けた後、武豊騎手の頭の中でも既に幾つかのシミュレーション済みだろう。
 

積極的な競馬で強豪馬を完封

 

2018年09月16日 ローズステークス 芝1800m 阪神競馬場

1着:カンタービレ 牝3 (C.ルメール)
2着:サラキア 牝3 (池添謙一)
3着:ラテュロス 牝3 (秋山真一郎)

レースタイム:1:45.7(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
 
外枠発走からレースの流れを見たカンタービレ。絶好の手応えで4コーナーを回って行くと逃げたゴージャスランチを抜かして単独先頭のまま直線コースへ。弾ける様に抜け出し、ゴールまで余裕の脚取りで駆け抜け完勝の重賞制覇。フラワーカップ以来となる2つ目のタイトルを引っさげ、堂々と秋華賞へ乗り込む事になる。距離適性は明らかにマイル~2000m、器用さが売りのレースセンスが本番でも活きて来るに違いない。
 

オークスは完全な距離の壁

 

2018年05月20日 オークス 芝2400m 東京競馬場

1着:アーモンドアイ 牝3 (C.ルメール)
2着:リリーノーブル 牝3 (川田将雅)
3着:ラッキーライラック 牝3 (石橋脩)

レースタイム:2:23.8(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
 
オークスでは勝負を仕掛けて早めの抜け出しを狙ったカンタービレ。4コーナーで前へ出して行ったものの、既に脚が無くなっており外からアーモンドアイにスッとかわされる始末。結果的に2400mは長過ぎた。フラワーCのレースぶりを見る限り、持って2000m。ベストはマイルから1800mという所だろうか。今回のローズステークスでは絶好調のC.ルメール騎手が鞍上で勝負気配も抜群だ。ここで勝てば秋華賞制覇の目も見えて来る。
 

馬体重が好走のキーポイント

 
フラワーカップでは-6kgの馬体重で勝利したカンタービレ。428kgでのギリギリの体で好走しただけに、桜花賞をスルーして回復に努めたのは好判断だろう。とは言え、また輸送で減る可能性もあるだけに、カンタービレの馬体重が増えているかどうかで当日の気配を判断したい。前走より減っていればさすがに苦しく、重馬場予報もあるだけに少しでも馬体は大きくしておきたい所だ。田辺騎手自身は『乗りやすい馬』とコメント、出来ればベストな状態で臨んで欲しい。
 

2番人気の支持に応える勝利

 

2018年03月17日 フラワーカップ 芝1800m 中山競馬場

1着:カンタービレ 牝3 (M.デムーロ)
2着:トーセンブレス 牝3 (柴田善臣)
3着:ノームコア 牝3 (北村宏司)

レースタイム:1:49.2(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.1
 
先行集団の直後を追走、抜群の手応えで直線を迎えると鞍上のGOサインに反応し一気に先頭へ躍り出たカンタービレ。最後は外からトーセンブレスに詰め寄られたが、抜かせない勝負根性を見せて圧巻の重賞初勝利を飾った。格上挑戦の参戦ながら2番人気に支持されるという事はそれだけ未勝利での走りを評価してくれていたのだろう。これで堂々と本番へ駒を進められるが、まだまだ伸びシロは十分残っている1頭でチャンスは大いにある。
 

能力の違いを見せつけ圧勝

 

2018年1月27日 3歳未勝利(牝) 芝1800m 京都競馬場

1着:カンタービレ 牝3 (M.デムーロ)
2着:ウインルチル 牝3 (和田竜二)
3着:アドマイヤカラット 牝3 (岩田康誠)

レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
スタートから行きっぷりも良く鞍上が手綱を引っ張りきりで制御する形での追走。終始、先行勢の外を回って逃げ馬をマークする流れから直線入り口へ。そのまま馬なりで一気に先頭へ躍り出ると、懸命に追う後続を尻目に軽く促されただけで瞬時に突き放す圧巻の競馬。2着ウインルチルに3馬身差を付けゴールし、2着続きからようやく1勝目をあげた。フットワークも雄大で数字以上に馬体を大きく見せ、上のクラスでも十分に勝負出来る内容だった。
 

カンタービレ

 
カンタービレ(シャンロッサ2015)

カンタービレ(シャンロッサ2015)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シャンロッサ
母父:Gallileo
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:三嶋牧場
馬主:石川達絵

通算成績:6戦3勝(3-2-0-1)
主な戦績:ローズステークス、フラワーカップなど
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牝馬で薄手の馬体には映るが決して貧相と言う意味ではない。立ち姿は非常に伸びやかで凛としているし、背中からトモにかけての作りはディープインパクト産駒の中でも理想的に近いと言える。相当なキレ味を秘めた一方、母父Gallileoから来る底力も受け備わっている筈だ。距離は牝馬の若い内ならマイルさえこなせればクラシックディスタンスも対応可能だろう。楽しみで仕方がない。馬体重は春の取材時点で445kg。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
シャンロッサ Gallileo Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
アーバンシー Miswaki
Allegretta
Palacoona ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Palavera Bikala
ポーリスタナ


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
Polytain(Paulistana1989)

Polytain(Paulistana1989)

牡馬

父馬:Bikala
母馬:Paulistana
母父:Pretense
所属:Antonio Spanu厩舎(仏)
生産:J.Legadere(米)
馬主:Mme Bernard Houillon

通算成績:14戦3勝(3-1-2-8)
主な戦績:フランスダービーなど
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血統評価:1.0pt

 
ガリレオ×ディープインパクトの配合は、まだヴァンキッシュランくらいしか活躍しておらず、ファミリーや兄弟に活躍馬がいないとなると強調材料としては全くないと言える。
 

前評判

 
『動きに高い素質を感じますし、気持ちも前向きで強くセンスを感じる1頭です。前肢が発達しているのかピッチ走法が特徴でマイル前後に適性がありそう。成長次第ではかなり走ってくれると期待しています』との事。現状はまだ具体的に始動しておらず、デビューは秋以降の見込みだ。
 

馬名の意味

 

歌うように(音楽用語)

 
牝馬でそれっぽいイメージの名前をネーミング。歌姫がステージで歌うように、走って人々を魅了して欲しいという願いを込めて。

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