超スローで2馬身半差は秀逸

 

2018年07月08日 2歳新馬 芝2000m 中京競馬場

1着:カテドラル 牡2 (福永祐一)
2着:トーセンカンビーナ 牡2 (M.デムーロ)
3着:ブラヴァス 牡2 (武豊)

レースタイム:2:06.1(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
レースは新馬戦よろしく前半1分5秒台の超スローペース。内から逃げ馬の直後に付けたカテドラルは向正面まで終始クビを上げる仕草を見せ引っ掛かりながらの追走となった。それでも手応え抜群のまま4コーナーを迎えると、先に抜け出したダノンチェイサーの内を楽々とかわして行き直線コースへ。そこから更に最速の上がりを繰り出し、2着に入った評判馬トーセンカンビーナに2馬身半差を付ける内容でハイパフォーマンスの勝利。差が付きにくい遅い流れの中で決定的な差はお見事、レース後に福永祐一騎手も『大きい所を狙えるかも』とその高い能力を褒め称えていた。
 

カテドラル

 
カテドラル(アビラ2016)

カテドラル(アビラ2016)

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:アビラ
母父:ロックオブジブラルタル
所属:池添学厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
 
母アビラはその一族に海外の重賞馬がズラリと並ぶ繁栄ファミリーの出自。自身も、アグネスタキオンでジェベルムーサを出すなど不安定なものの大物を出す下地が揃っている血統構成と言えよう。3つ上のアルカサル(ドリームジャーニー産駒)がデビューから2連勝しクラシック候補に名を連ねた様に、仕上がり早で距離もこなせるタイプ。そこにハーツクライが上級種牡馬で配合されたとなれば、これは期待せざるを得ない1頭だろう。馬体重は春の段階で477kg。
 

血統背景

 
ハーツクライ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
アイリッシュダンス トニービン カンパラ
Severn Bridge
ビューパーダンス Lyphard
My Bupers
アビラ ロックオブジブラルタル デインヒル Danzig
Razyana
Offshore Boom Be My Guest
Push a Button
Animatrice Alleged Hoist the Flag
Princess Pout
Alexandrie Val de I'Orne
Apachee


 

兄弟馬

 
ジェベルムーサ(アビラ2010)

ジェベルムーサ(アビラ2010)

牡馬

父馬:アグネスタキオン
母馬:アビラ
母父:ロックオブジブラルタル
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:17戦7勝(7-2-2-6)
主な戦績:エルムステークスなど
via google imghp
 
アルカサル(アビラ2013)

アルカサル(アビラ2013)

セン馬

父馬:ドリームジャーニー
母馬:アビラ
母父:ロックオブジブラルタル
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:11戦2勝(2-0-1-6)
主な戦績:水仙賞など
via google imghp
 

近親馬

 
アドマイヤカイザー(Alexandrie1996)

アドマイヤカイザー(Alexandrie1996)

牡馬

父馬:Rainbow Quest
母馬:Alexandrie
母父:Val de l'Orne
所属:橋田満厩舎(栗東)
生産:N. P. Bloodstock Ltd(愛)
馬主:近藤利一

通算成績:26戦4勝(4-6-0-16)
主な戦績:エプソムカップなど
via google imghp
 

血統評価:1.6pt

 
ファミリーは海外重賞であと一歩が続くファミリーだが母の産駒も条件馬止まりの馬も素質の片鱗は見せており兄弟から大物の出現の可能性も十分あるだろうが、安定して信用出来る母ではないだろう。
 

前評判

 
『預かった当初から跨った背中の感じも良く、素軽いフットワークを見せています。成長も順調で、多少ナイーブな部分はありますが悪さはしない分レースでは問題ないでしょう。期待の大きい1頭です』とは牧場スタッフのコメント。当たりかハズレか差が激しそうな気もするが、良い方向に出ればビッグタイトルも目指せる器か。
 

馬名の意味

 

ロマネスク、ゴシック様式を兼ね備えるスペイン、アビラの大聖堂

 
母名からの連想、この一族の名前はどれも走りそうなネーミングで悩ましい。

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