オールカマー2019の結果

 

オールカマー2019の動画

 

レース回顧

 
上位人気2頭が揃って中団後ろからの競馬となった1戦。スンナリとハナに立ったのはスティッフェリオで、前半62秒近いペースで完全にレースに主導権を掌握した。4コーナーでは更に加速して行くと、直線で後続を寄せつけない圧逃の内容で重賞勝利を飾った。2着に大外から追い込んだミッキースワロー、3着にはレイデオロを内から鋭く差し切ったグレイルが入線。レイデオロ、ウインブライトの2頭は馬券圏外から外れるまさかの結末となった。
 

勝ち馬スティッフェリオ

 
スティッフェリオ

スティッフェリオ

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:シリアスアティテュード
母父:Mtoto
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:23戦8勝(8-3-2-10)
主な戦績:小倉大賞典、福島記念、オールカマーなど
via google imghp
 
ステイゴールド産駒らしい成長曲線を描き、着実に力を付けて来たスティッフェリオ。今回も人気馬が牽制し合う流れの中、意表を突く逃げで見事な逃げ切り勝ちを収めて3つ目のタイトルを獲得。中山コース、展開、鞍上の好騎乗と全てが上手く噛み合いオールカマーを勝利したのはお見事である。GⅠではさすがに力及ばずのシーンはあるものの、今回の様な紛れのあるレースでは上位争いも夢ではない。暮れの有馬記念ではかなり面白い存在となるだろう。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎レイデオロ
◯ウインブライト
△ミッキースワロー
スティッフェリオ
クレッシェンドラヴ
×グレイル
ゴーフォザサミット
 

馬連:想定7点:×不的中、三連単:想定40点:×不的中

 
本命対抗は結果どうあれ人気2頭で単穴不要。連下は単勝20倍未満、紐は単勝30倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:110.9 ※想定RR:110.3

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 石川 道永 坂入 田中 単勝オッズ
1 9 スティッフェリオ 56.0 丸山 111.8 2:12.0 × 11.2
2 1 ミッキースワロー 56.0 菊沢 113.3 1.3/4 4.9
3 4 グレイル 56.0 戸崎 107.4 1/2 21.4
4 8 レイデオロ 58.0 福永 117.6 ハナ 2.2
5 3 クレッシェンドラヴ 56.0 内田 111.0 3/4 × × 14.6
6 2 ゴーフォザサミット 56.0 石橋 107.8 ハナ 25.6
7 10 ショウナンバッハ 56.0 吉田豊 105.6 3/4 79.2
8 6 エンジニア 56.0 津村 102.0 1.1/4 286.6
9 7 ウインブライト 58.0 松岡 111.9 4 3.0
10 5 トニーファイブ 56.0 藤田 90.0 大差 171.2


 

危険な人気馬結果 ミッキースワロー→2着(3番人気)

 
結果的に、一番らしい競馬をしたのはミッキースワローか。道中はショウナンバッハと並んで最後方、4コーナーからエンジンを吹かして上がって行くと直線は大外から一気に先行集団を飲み込んで2着に上がった。展開や条件に関係なく能力を発揮できるという点では今回の舞台に最も相応しかったのかもしれない。
 

穴馬予想結果 該当馬なし

 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑦⑧-①③④⑨ 的中
単勝 9 1,120円 枠連 1-9 730円
複勝 9 320円 ワイド 1-9 730円
1 200円 4-9 1,780円
4 370円 1-4 1,000円
馬連 1-9 2,240円 馬単 9→1 4,660円
三連複 1-4-9 8,450円 三連単 9→1→4 54,310円


 

編集部の回顧

 
勝ち馬スティッフェリオについて、今レースに関しては鞍上のレース運びも素晴らしいが馬の出来の面も素晴らしい。次走にお釣りがあるかどうかだが渾身の仕上げだった様に感じる。4コーナーでの手応えが素晴らしく、この形になれば押し切るだけの実力はある馬。今後も的コースでは注目していきたい。2着馬ミッキースワローについて、負けはしたが強いレース内容であった。人気どころを見ながらきっちりと差しているし、展開の差で前が残ったがじゅうぶん強いところは見せている。力関係が一気に上がるがG1でも今の状態なら楽しみ。馬券外からはレイデオロについて、今レースは8割仕上げの印象だったが4着は少し負けすぎか。これで次走に向けて気合いは入ったと思うがどう変わり身があるか注目していきたい。変わり身がなければ少し疑ってかかりたい。(石川)
 
今回のメインは両レースとも見る必要もないくらい二頭が抜けていると思っていたが、そこが競馬の面白いところ。位置取りは悪くない様に見えた二強も結局直線に入り手応えなく圏外へ。マイペースなスティッフェリオがそのまま逃げ切る強い内容。ミッキースワローとグレイルが最後まで脚を伸ばし2.3着を確保。海外帰りにしては負け過ぎなウインブライト、叩きのはずが本番不安になってしまったレイデオロ。馬券的にも挙げた馬は全部入っていたものの、この順番じゃお手上げ。(道永)
 
勝ったスティッフェリオは予想通りの逃げだった。最後はミッキースワローの追い込みがあったが全く危なげない逃げきりだった。今回は丸山騎手の好騎乗が目立ったレースだった。ウインブライトはやはり外回りが響いたのか。レイデオロは使って次はよくなるだろう。(坂入)
 
スティッフェリオはまさに展開の利を活かした鞍上の好騎乗。ミッキースワローに関してはこれだけの能力はある馬、いつ何時もGⅠですら警戒しなくてはならない1頭だろう。グレイルはようやく本調子に戻った印象か。レイデオロに関してはもはやピークは過ぎており、ウインブライトに関しては距離が大敗の原因と見て良いだろう。(田中)
 

オールカマー2019の予想

 

◎レイデオロ

 
レイデオロ

レイデオロ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:13戦7勝(7-2-1-3)
主な戦績:日本ダービー、天皇賞秋など
via google imghp
 
今年の春はドバイシーマクラシック、宝塚記念と精彩を欠いたレイデオロ。とは言え、ドバイはナイター競馬でテンションが上り、宝塚記念は海外帰りの関西遠征。共に敗因はハッキリしており、今回は負けなしの関東圏内におけるGⅡ戦。しっかり乗り込まれある程度の臨戦態勢は整っているだけに、ウインブライト以下とは実績と貫禄の差で完勝まで考えておきたい。鞍上は福永祐一騎手に乗り替わり。
 

○ウインブライト

 
ウインブライト

ウインブライト

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:サマーエタニティ
母父:アドマイヤコジーン
所属:畠山吉宏厩舎(美浦)
生産:コスモヴューファーム
馬主:ウイン

通算成績:18戦8勝(8-2-0-8)
主な戦績:クイーンエリザベスⅡ世カップなど
via google imghp
 
今年に入り、中山金杯、中山記念、そして香港のクイーンエリザベスⅡ世カップを優勝し悲願のGⅠ制覇を達成したウインブライト。ステイゴールド産駒らしく、古馬になってグングン成長し一気の本格化。特に中山コースは鬼適性を誇る絶好の舞台。現在の勢いならレイデオロとの差を逆転する可能性も十分にあり、こちらはデビュー以来ずっと手綱を取る松岡正海騎手が鞍上。人馬一体で秋初戦に挑む。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:110.3

 
今年は海外G1含めてかなり強い競馬をしているウインブライトと今年はいいところの内、元現役最強馬の対決だろう。片方崩れる可能性は高いので2番手候補は3,4頭いるので馬券構成としてはあまり迷わない内容だろう。
 
   
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 石川 道永 坂入 田中 予想オッズ
1 ミッキースワロー 56.0 菊沢 113.2 5.1
2 ゴーフォザサミット 56.0 石橋 107.7 60.9
3 クレッシェンドラヴ 56.0 内田 112.0 × × 13.3
4 グレイル 56.0 戸崎 103.0 21.4
5 トニーファイブ 56.0 藤田 90.0 388.9
6 エンジニア 56.0 津村 98.5 125.7
7 ウインブライト 58.0 松岡 114.2 2.6
8 レイデオロ 58.0 福永 117.6 2.8
9 スティッフェリオ 56.0 丸山 109.4 × 16.0
10 ショウナンバッハ 56.0 吉田豊 105.5 41.7


 

危険な人気馬 ミッキースワロー(想定3人気)

 
前走の七夕賞はトップハンデを背負いながらも、自身でレースを作りあっさりと差し切る強さでさすがの走りを見せたミッキースワロー。ハマったら相当なパフォーマンスを見せる反面、まだムラ感のあるイメージは否めない。加えて、4月から休み無く連戦続きという点においても、見えない疲れが残っている可能性は高い。
 

穴馬予想 該当馬なし

 

編集部の見解

 
本命はレイデオロ、前走は内で包まれて不完全燃焼。少しドバイの疲れもあるかなという印象だったが、今走に向けては休養を挟みしっかりとリフレッシュしているように見える。渋った馬場でもしっかりと上がりを使えている馬だし、道悪でも対応できるであろう。次の舞台に向けて余裕残しの出来なのは確かだが、このメンバーなら良いパフォーマンスを見せてほしいところ。対抗はスティッフェリオ、一週前、当週と追い切りの動きが素晴らしく、ここをしっかりと狙った良いつくり。メンバーをみてもこの馬のペースで運べそうな印象だし今の中山の馬場も合いそうでプラス。スムーズに運べたら非常に面白い存在。▲はウインブライト、距離と斤量の面で少し評価を落とす形。コース適性は文句なしだが、この2点と先を見据えたつくりなのがどうか。(石川)
 
今回は小頭数ながらなかなかのメンバー構成。この中なら◎レイデオロが筆頭。春の2戦はピリッとしなかったが、去年と同じ秋のローテで立て直、秋はまた盛り返すだろう。◯ウインブライトが対抗。晴れて海外GⅠを制し勢いに乗る当馬。そもそも中山は大得意で、この舞台なら当然上位。▲ミッキースワローを単穴に。少しムラはあるが、実力は高い。考えてみればJCの過去のレコード更新組の中にいた馬でもある。(道永)
 
本命はウインブライト。休み明けだが仕上がっている。1ハロン延長がカギだが、この頭数ならばうまく立ち回れるのではないか。対抗はレイデオロ。宝塚記念は消化不良のレースだった。天栄でもしっかり乗り込んできたのでほほ万全の仕上がり。最後の秋へいいスタートがきれるのではないか。(坂入)
 
勢いを考えればウインブライトが本命か。レイデオロは福永祐一騎手への乗り替わり含めて勝ち切るイメージが持てないが、それ以外に対抗馬がいない。唯一、ハマればの単穴にミッキースワロー。後はクレッシェンドラヴとスティッフェリオのステイゴールド産駒2頭をヒモに。(田中)

関連記事

関連タグ

著者