オーシャンステークス2018の結果

 

オーシャンステークス2018の動画

 

レース回顧

 
ネロがスタートから押してハナへ、番手にレーヌミノルやラインスピリットが付けやや速めの展開も流れは前有利の展開となる。その直後を追走したキングハートがベストなポジショニングから直線抜け出すと、外から迫るナックビーナスやダイメイフジの追撃をギリギリ振り切って初重賞勝利を飾った。前走のシルクロードステークスはあくまで叩き台で、高松宮記念に向け究極の仕上げと完璧な騎乗でキングハートが10番人気の評価を覆す波乱を演出。ナックビーナスは相変わらずの中山巧者ぶりを発揮、1番人気ダイメイフジは大外から強烈な末脚で迫ったが前半戦のロスが響いて惜しくも本賞金を加算出来なかった。未だ短距離戦線は主役不在の混戦模様を断ち切れない。
 

勝ち馬キングハート

 
キングハート

キングハート

牡馬

父馬:オレハマッテルゼ
母馬:ラブハート
母父:マイネルラヴ
所属:星野忍厩舎(美浦)
生産:奥山博
馬主:増田陽一

通算成績:23戦5勝 (5-6-1-11)
主な戦績:オーシャンステークスなど
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昨年頭から徐々に頭角を現し、函館スプリントステークスで2着入線を果たしていたキングハート。そこから本来の安定感を崩し暫く凡走を繰り返していたが、このオーシャンステークスで見事復活。先行力から直線脚を伸ばすスタイルが完成すれば、今後も重賞戦線で上位入線を繰り返す存在になるだろう。GⅠクラスのメンバー相手になるとやや1枚格が落ちるのは否めない。高松宮記念でも穴人気はするだろうが過度な信頼は禁物。あくまで今回は展開がハマった部分もあっての勝利と見ておくのが賢明だ。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ダイメイフジ
◯ナックビーナス
▲レーヌミノル
ビップライブリー
アルティマブラッド
ネロ
△リエノテソーロ
スノードラゴン
ラインスピリット
キングハート
ロードクエスト
×ジューヌエコール
フミノムーン
エポワス
 

馬連:想定19点:◯勝利、三連単:想定720点:×不的中

 
拮抗した大荒れ想定でよかったが結果負けたものの強かったダイメイフジが本命。対抗単穴は、単勝10倍以下の5頭まで。連下に単勝35倍以下、紐に単勝100倍以下あたりまで想定が理想。キングハートが2着か3着で三連単とれた想定がもっともベストな範囲だろう。
 

全着順結果

 

RR:103.4 ※想定RR:104.3

 
                                   
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 田中 清水 大川結城 単勝オッズ
1 7 キングハート 56.0 北村宏 100.2 1:08.3 × × 31.3
2 13 ナックビーナス 54.0 横山典 102.4 アタマ × 5.0
3 10 ダイメイフジ 54.0 Mデム 106.0 1/2 5.0
4 9 ネロ 56.0 Fミナ 104.7 ハナ × 9.8
5 4 ビップライブリー 56.0 戸崎 104.2 クビ 6.5
6 15 レーヌミノル 55.0 和田 104.3 ハナ 5.1
7 16 ロードクエスト 56.0 三浦 105.6 3/4 × ×× 31.4
8 12 ラインスピリット 56.0 森一 100.7 アタマ × ×× 26.9
9 1フミノムーン 56.0 国分優 102.3 1/2 × 42.3
10 8 リエノテソーロ 54.0 吉田隼 106.0 3/4 ×× 13.8
11 11 スノードラゴン 57.0 大野 102.4 1 × × 18.9
12 5 ジューヌエコール 54.0 北村友 98.3 クビ × × 37.3
13 2 ラインミーティア 56.0 西田 99.8 クビ × 102.1
14 6 [地]ブレイズアトレイル 56.0 内田 ----- 1/2 505.4
15 14 エポワス 56.0 田辺 100.5 アタマ × 62.7
16 3 アルティマブラッド 54.0 津村 98.5 クビ × 9.4


 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑬⑮-③④⑧⑨⑲ 不的中
単勝 7 3,130円 枠連 4-7 2,240円
複勝 7 650円 ワイド 7-13 2,340円
13 180円 7-10 2,670円
10 230円 10-13 680円
馬連 7-13 7,530円 馬単 7→13 18,140円
三連複 7-10-13 13,740円 三連単 7→13→10 134,890円


 

危険な人気馬結果 レーヌミノル→6着(2人気)

 
結果的に勝ち馬のポジションを見ても、レーヌミノル自体の位置取りは悪くない。中山コースは初めてでも器用に走れていたし1200m戦の流れは同馬にとってもおあつらえ向き。その割に直線弾けず、逃げたネロも捕まえ切れない辺りがまだまだ読み辛い1頭だ。実力、実績はトップクラスだけに後はパフォーマンスの発揮に安定感を求む。
 

穴馬予想結果 キングハート→1着(10人気)

 
終わってみれば前走よりも更に+6kgの馬体重で出走したキングハート。それでも馬の中身が完全に出来上がった様子で、且つ鞍上の好騎乗も重なり見事に穴を開ける激走を見せてくれた。元々、昨年上半期の走りだけ見ればこれくらい走れて当然で、少し暖かくなって来た自分が走り頃なのだろう。
 

編集部の回顧

 
本命対抗のジャッジはOK。単穴もデムーロ込みでダイメイフジが正解。連下にもう少し手広く行っておいても良かったがさすがにキングハートまでは手を出せなかったのが本音か。いずれにせよ、勝ち切るまでは全くの想定外で的中には程遠い展望だった。(田中)
 
本命、対抗が飛んでしまい完敗です。実績劣るもデータ最上位のナックビーナスから入るべきでした。が、キングハートは休み明けの前走の結果に嫌気がさして切ってしまっていたのでいずれにしても取れなかったです。(清水)
 
結果は残念だがフォーメーションとしてはこれでよかったと考える。1着2着に紐がきてしまったが上位想定4頭がそれに続いて着差ないので惜しかった。しいていうならナックビーナスは連下にするべきだった。本番にはダイメイフジだけ想定かな。(大川)
 
1着△キングハートがきて倒れそうに。単穴まで評価を上げとけっちゅーの。2着◎ナックビーナスは中山適性と典ちゃんのこれ以上ない好騎乗で連確保。3着△ダイメイフジ。馬は確実に力をつけている。うーん、こういうレースを取りきらないと競馬ニュース.tv的に絶対あかん。(結城)
 

オーシャンステークス2018の予想

 

◎ナックビーナス

 
ナックビーナス

ナックビーナス

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:レディトゥプリーズ
母父:More Than Ready
所属:杉浦宏昭厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:小松欣也

通算成績:23戦6勝 (6-7-3-7)
主な戦績:カーバンクルステークスなど
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昨年の同レース2着という実績もさることながら、中山芝1200mは5戦2勝2着3回とパーフェクト。更に言えば、中山コース自体が8戦して3着以下無しという究極の巧者ぶりを発揮している。ここは無理に逆らわず軸として信頼すべきだろう。走りを見ても能力落ちも感じられない以上は印を下げる必要も無し、同馬にとっても初重賞勝利最大のチャンスだろう。
 

◯レーヌミノル

 
レーヌミノル

レーヌミノル

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ダイワエンジェル
母父:タイキシャトル
所属:本田優厩舎(栗東)
生産:フジワラファーム
馬主:吉岡實

通算成績:12戦3勝(3-2-1-6)
主な戦績:桜花賞など
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格という点ではメンバー中No.1のレーヌミノル。桜花賞も勿論だが、昨年末のマイルチャンピオンシップでも直線あわやのシーンで見せ場を作る走りはさすがのひと言。とは言え、安定してパフォーマンスを発揮するまでは行かず、ムラのある部分と上手く付き合わなければいけない。1200mは2戦2勝、小倉2歳ステークスの勝ち方から見るにベストな距離だろう。
 

▲ビップライブリー

 
ビップライブリー

ビップライブリー

牡馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:フローラルグリーン
母父:フォーティナイナー
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:鈴木邦英

通算成績:19戦5勝(5-7-1-6)
主な戦績:白秋ステークスなど
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若い頃からその素質には定評のあったビップライブリー。ジワジワと力を付け重賞クラスまで駆け上がって来たが、スワンステークスと阪神カップのGⅡ戦ではトップクラスのメンバー相手に接戦を演じる程。今回は正直それよりも1枚落ちる相手関係からすれば、一気の突き抜けで待望のタイトル獲得も十分に有り得るだろう。
 

▲アルティマブラッド

 
アルティマブラッド

アルティマブラッド

牝馬

父馬:シンボリクリスエス
母馬:アルティマトゥーレ
母父:フジキセキ
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:28戦6勝 (6-5-2-15)
主な戦績:ラピスラズリステークスなど
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ナックビーナスに劣らぬ中山巧者のアルティマブラッド。同1200mは5戦3勝3着以下無しという完璧な実績を誇り、それ以外のコースの不安定感と比較すれば相当な信頼感に足る相性ぶり。馬が変わったかの様な走りを見せるだけに、ここでも警戒は必要な1頭だろう。時計勝負にもある程度は対応出来る筈。
 

▲ダイメイフジ

 
ダイメイフジ

ダイメイフジ

牡馬

父馬:アグネスデジタル
母馬:ダイメイダーク
母父:ダンスインザダーク
所属:森田直行厩舎(栗東)
生産:横井哲
馬主:宮本昇

通算成績:14戦4勝(4-6-1-3)
主な戦績:斑鳩ステークスなど
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グングンと頭角を現しオープンクラスにまで登り詰めたダイメイフジ。特に前走の斑鳩ステークスは直線途中まで持ったまま先頭、追い出されるとあっと言う間に後続を突き放し役者の違う走りで完勝して見せた。元を辿れば、中山1200mのクリスマスカップでも度肝を抜く後方一気を決めているだけに、能力は相当なものを秘めている。今回はM.デムーロ騎手を配して勝負気配。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:104.3

 
少し差はあるもののメンツとしては手薄なメンツで下位馬まで十分可能性があるだろう。全馬可能性を考えて大穴狙いでもいいだろう。
 
                                                    
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 田中 清水 大川結城 予想オッズ
1 フミノムーン 牡6 56.0 国分優 102.3 × 62.7
2 ラインミーティア 牡8 56.0 西田 100.0 × 100.5
3 アルティマブラッド 牝6 54.0 津村 99.7 × 18.0
4 ビップライブリー 牝5 56.0 戸崎 105.3 6.0
5 ジューヌエコール 牝4 54.0 北村友 99.4 × × 50.6
6 [地]ブレイズアトレイル 牡9 56.0 森泰 ----- 960.0
7 キングハート 牡5 56.0 北村宏 98.8 × × 60.3
8 リエノテソーロ 牝4 54.0 吉田隼 106.3 × × 15.2
9 ネロ 牡7 56.0 Fミナ 105.7 × 7.9
10 ダイメイフジ 牡4 56.0 Mデム 97.0 8.0
11 スノードラゴン 牡10 57.0 大野 104.4 × × 17.6
12 ラインスピリット 牡7 56.0 森一 100.5 × × × 31.4
13 ナックビーナス 牝5 54.0 横山典 101.3 × 3.1
14 エポワス セ10 56.0 田辺 100.6 × 80.9
15 レーヌミノル 牝4 55.0 和田 104.3 4.0
16 ロードクエスト 牡5 56.0 三浦 104.7 × ×× 12.9


 

危険な人気馬 レーヌミノル(想定3人気)

 
共に中山コースが初めての想定2人気ビップライブリーと甲乙付けがたいものはあるが、それなら大外枠に入ったレーヌミノルの方が危険度は上がる。しかも、一定したパフォーマンスを出せないイメージもあり勝ち切るか馬券圏外のいずれかに収まるのではないだろうか。
 

穴馬予想 キングハート(想定12人気)

 
前走のシルクロードステークスは休み明けで+16kgという完全に余裕残しの作りだった。それでも勝馬から0秒7差の敗戦ならむしろ評価に値する。今回は高松宮記念出走に向け陣営も勝負を懸けているレースに違いなく、メイチの仕上げで上位争いに加わる可能性は大。
 

編集部の見解

 
中山は中山巧者に頼る他ない。同コースで安定感抜群、同レースの昨年2着馬ナックビーナスが不動の本命だろう。頭までというイメージも正直付かないものの、ここは先行抜け出しから格好は付けてくれる筈。対抗はビップライブリー、近3走の内レベルの高いGⅡ戦の走りは大したもの。レベルが落ちるここなら突き抜けまで。単穴にやはりM.デムーロ騎乗のダイメイフジを。(田中)
 
データ的には▲の2頭なんですが、◎〇にするまでの実績がなかったので、ここはこの距離で重賞勝ちがある若い4歳牝馬2頭に期待したいと思います。スタートセンス抜群のレーヌミノル、調教が良く巻き返し気配のあるジューヌエコール、そして面白いのはリエノテソーロ。4歳牝馬の競演に期待します。(清水)
 
重賞でも通用しており安定しているので本命はビップライブリー。対抗はレーヌミノル。単穴はムラがあるものの斤量楽になってこのメンツならネロといきなりで通用しそうなダイメイフジ。4頭でワンツーしてもらって3着で人気薄を拾えればベストという予想。(大川)
 
本命は昨年の2着馬ナックビーナス。中山千二はパーフェクト連体。対抗ビップライブリー。初の千二だった京阪杯で2着。前走阪神Cではハイレベルなメンバーを相手に0.5秒差。好勝負。単穴には、まともなら地力最上位のレーヌミノルと中山適性の高いアルティマブラッド。以下手広く。(結城)

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