八王子特別直後
2019年6月8日 八王子特別 ダート2100m 東京競馬場
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好スタートから先行集団の直後を付けたエルデュクラージュ。前半はじっくりと進め、脚の使い所を見極めつつ前の動向に目を向けていた。徐々にペースが上がって行くとジワジワ脚を使う様にして進出、直線入り口で上手く外のスペースを確保すると大きな完歩で一歩ずつ前に進み先行勢を捉える走り。坂を駆け上がってからは独走態勢に入り、気が付けば2着に2馬身差を付ける圧勝の内容で4勝目を飾った。この内容なら上位クラスで頭打ちになる事は無いだろう。
エルデュクラージュ
お馴染み、POG鉄板繁殖牝馬エルダンジュの第6番仔にあたるエルデュクラージュ。全兄タイセイクルーズもある程度結果を出している点を鑑みて、やはり駄馬ではない事がデビュー前から分かる非常に有り難い産駒。走りも父クロフネと似た大飛びのゆったりとしたフットワークで、如何にも長く脚が使えるタイプというのがすぐに分かる。長距離仕様で、どれだけ距離が延びてもバテ無さそう。
血統背景
クロフネ | フレンチデピュティ | Deputy Minister | Vice Regent |
Mint Copy | |||
Mitterand | Hold Your Peace | ||
Laredo Lass | |||
ブルーアヴェニュー | Classic Go Go | Pago Pago | |
Classic Perfection | |||
Eliza Blue | Icecapade | ||
コレラ | |||
エルダンジュ | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ガゼルロワイヤル | Garde Royale | Mill Reef | |
Royal Way | |||
Beautywal | Magwal | ||
True Beauty |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:2.3pt
デビューした兄弟7頭中5頭が3勝以上と抜群の安定感があるので兄弟の期待値も高い。ファミリーには日本実績はなくこの兄弟が特質して結果を出している印象。母父サンデーのあたり母だろう。
前評判
母エルダンジュは、本馬含めて初年度産駒から6頭続けて3勝以上と相当なハイアベレージを誇る優良繁殖牝馬である。1つ下のパルマリアも3戦して1勝2着2回と基本的にハズレ無しの一族と考えて良さそうだ。そう考えると、クロフネ産駒で芝・ダート兼用という事を含めると事前募集で3600万円というのもそこまで高い値付けでは無いと思われる。
馬名の意味
勇敢な翼(フランス語)
母名より連想してネーミング。
2着:ワンダーウマス 牡5 (松岡正海)
3着:ジェミニズ 牡5 (横山典弘)
レースタイム:2:08.8(重)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.9