エリザベス女王杯2018の結果

 

エリザベス女王杯2018の動画

 

レース回顧

 
クロコスミアが前年同様に逃げてレースの主導権を握る展開、道中ペースを完璧に落としてキレ勝負に持ち込み直線コースへ。内からモズカッチャンが抜け出しにかかるも前との差が詰まらない中、外に持ち出したリスグラシューが末脚を爆発させて一気に先頭へ。クロコスミアも盛り返し、最後はクビ差の接戦になるも外のリスグラシューが態勢有利で嬉しいGⅠ初勝利を達成した。3着にレッドジェノヴァの追撃を振り切ったモズカッチャンが入線。期待されたノームコア、カンタービレの3歳勢は古馬の壁にぶち当たり敗退を喫している。
 

勝ち馬リスグラシュー

 
リスグラシュー

リスグラシュー

牝馬

父馬:ハーツクライ
母馬:リリサイド
母父:American Post
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:16戦4勝(4-6-3-3)
主な戦績:エリザベス女王杯など
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道中は中団待機で前をじっくり見る形で折合い専念のリスグラシュー。ペースはスローだったが、瞬発力には長けており4コーナーも慌てず外の出を窺う形で直線コースへ。前が一気に開けその末脚が爆発すると、逃げ粘るクロコスミアにあっさりと並びかけねじ伏せる様にして1着でゴール。鞍上のJ.モレイラ騎手がテン乗りながら鮮やかにエスコートし、惜敗続きだった当馬に悲願のGⅠ初勝利をプレゼントして見せた。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎モズカッチャン
◯ノームコア
▲リスグラシュー
レッドジェノヴァ
△カンタービレ
×コルコバード
フロンテアクイーン
スマートレイアー
クロコスミア
 

馬連:想定7点:×不的中、三連単:想定112点:×不的中

 
本命対抗単穴は、単勝5倍以下の4頭からカンタービレは連下でもOKで紐は単勝50倍以下が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:109.0 ※想定RR:109.2

 
                   
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 河本 浜野 道永 単勝オッズ
1 12 リスグラシュー 56.0 Jモレ 111.9 2:13.1 4.7
2 9 クロコスミア 56.0 岩田 108.6 クビ × 41.8
3 7 モズカッチャン 56.0 Mデム 112.2 3 3.6
4 5 レッドジェノヴァ 56.0 池添 110.5 クビ 5.7
5 13 ノームコア 54.0 Cルメ 107.8 クビ 3.8
6 8 カンタービレ 54.0 Cデム 107.6 クビ × 7.7
7 2 フロンテアクイーン 56.0 蛯名 104.9 ハナ × × 25.8
8 16 コルコバード 56.0 浜中 106.0 クビ 23.5
9 11 スマートレイアー 56.0 武豊 109.2 1/2 × × 30.1
10 10 ヴァフラーム 56.0 川又 102.0 クビ 221.0
11 14 ワンブレスアウェイ 56.0 津村 101.5 クビ × 202.2
12 17 ミスパンテール 56.0 横山典 104.5 クビ × 61.4
13 3 レイホーロマンス 56.0 福永 101.4 1/2 × 110.7
14 6 アドマイヤリード 56.0 藤岡康 106.2 アタマ × 62.1
15 15 エテルナミノル 56.0 四位 100.8 1.1/4 306.2
16 1 ハッピーユニバンス 56.0 松若 97.9 3.1/2 352.7
17 4 プリメラアスール 56.0 藤岡佑 94.8 2 311.6


 

危険な人気馬結果 リスグラシュー→1着(3人気)

 
結果としてハーツクライ産駒が2200mで苦しむという事自体有り得ない要素だったのだろう。スローペースになりヨーイドンの勝負で更に持ち味が活きたリスグラシューが、モレイラマジックも加わって見事な差し切り勝ち。思えば牡馬相手に互角以上の走りをして来た強さが如実に表れた。
 

穴馬予想結果 クロコスミア→2着(9人気)

 
想定通りの逃げでしっかりと昨年同様の走りを見せたクロコスミア。リピーターが活躍する顕著なレースだが、注目すべきはモズカッチャンよりもこちらの方だったのだろう。プリメラアスールが絡んで来なかった分、楽に立ち回れてあわや逃げ切りまで見せてくれた。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑦⑬-⑤⑧⑫ 不的中
単勝 12 470円 枠連 5-6 7,480円
複勝 12 170円 ワイド 9-12 2,360円
9 570円 7-12 360円
7 150円 7-9 1,590円
馬連 9-12 9,800円 馬単 12→9 12,450円
三連複 7-9-12 8,660円 三連単 12→9→7 56,370円


 

編集部の回顧

 
クロコスミアの実力は重々理解した上での予想だったわけだが、それ以上にスローでながれてしまった。その中でリスグラシューは抜群に強かったしモレイラすげ~なの一言。あまり地力決着の展開でなかったわりには上位に人気馬まとまっているのでそれはよかった。ノームコアは思ったよりだったがなんとかカンタービレより先着できたのは救いだった。(大川)
 
◎リスグラシューはトゥザヴィクトリーをイメージさせる、なんて書いたら、レープロの裏表紙がトゥザヴィクトリー。「これは!」と思って単勝ガツンは良かったのですが、2着クロコスミアが抜けて予想はハズレ...。福島記念に出ていたトゥザヴィクトリーの仔トーセンビクトリーが9番枠、サインはこっちでしたね。去年の2着馬、府中牝馬ステークスの着差と斤量を考えれば当然アリの馬ですが、非社台系かつ日本人騎手は買わないと決めていたので仕方がないです。それにしても、またしても◎〇1着3着って、今週はどうなっているんでしょうホントに...。(浜野)
 
クロコスミアのマイペースの逃げの中◎のモズカッチャンを含め人気先行馬達の怪しい鞍上とのやり取りをみて、不安が過ぎる。その中で途中でピタッと脚を溜めたリスグラシューにも不安が過ぎる。不安は見事に的中し、中途半端に折り合えなかった馬達の伸び脚がない。モレイラ騎手の折り合いが最後の脚をもたらした名騎乗。そして今回はクロコスミアでの岩田Jにも拍手を送りたい。(道永)
 

エリザベス女王杯2018の予想

 

◎ノームコア

 
ノームコア

ノームコア

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:クロノロジスト
母父:クロフネ
所属:萩原清厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:池谷誠一

通算成績:5戦3勝(3-0-2-0)
主な戦績:紫苑ステークスなど
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モズカッチャンが一番手として考えるべきだが、唯一対抗出来る存在なのがノームコア。紫苑ステークスで見せた走りがとにかく秀逸だった。先行から最速上がりで抜け出し好時計勝ち、今回斤量差もあるが単純な力勝負でも十分やれるだけの力を付けて来ている様に思える。C.ルメール騎手が鞍上なら最上位に推しても問題ない。
 

○モズカッチャン

 
モズカッチャン

モズカッチャン

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:サイトディーラー
母父:キングカメハメハ
所属:鮫島一歩厩舎(美浦)
生産:目黒牧場
馬主:キャピタル・システム

通算成績:12戦4勝 (4-1-3-4)
主な戦績:エリザベス女王杯、フローラステークスなど
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ディフェンディングチャンピオンのモズカッチャン。前走の札幌記念では直線絶望的な位置から怒涛の追い込みを見せ、サングレーザーとマカヒキを差し切る勢いで入線。結果3着に終わってしまったが、スムーズなら突き抜けていた。それだけ強豪牡馬と張り合える存在だけにここは頭1つ抜けた存在だろう。
 

▲レッドジェノヴァ

 
レッドジェノヴァ

レッドジェノヴァ

牝馬

父馬:シンボリクリスエス
母馬:コロンバスサークル
母父:ホワイトマズル
所属:小島茂之厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:14戦5勝 (5-3-2-4)
主な戦績:京都大賞典2着など
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急激に力を付けて来たレッドジェノヴァだが、前走の京都大賞典ではあのサトノダイヤモンドをゴール前で差し切る勢いで2着入線を果たした。単純な物差しだけなら、ここでも1番人気に支持されて良いレベルのポテンシャルと言えよう。モズカッチャン、ノームコアをまとめて差し切るなら当馬が一番手か。
 

▲リスグラシュー

 
リスグラシュー

リスグラシュー

牝馬

父馬:ハーツクライ
母馬:リリサイド
母父:American Post
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:15戦3勝(3-6-3-3)
主な戦績:ヴィクトリアマイル2着など
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Mrs.シルバーコレクターのリスグラシュー。これまでGⅠで4度の2着とあと一歩の所まで来ているだ、それだけオールラウンダーという証拠。今回の距離延長も不安視されているが、難なくこなしてくれるだろう。それよりまた2着になるのかどうか。そこは鞍上のJ.モレイラが見事な騎乗でジンクスを打ち破ってくれると信じたい。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:109.2

 
古馬牡馬ともやれるモズカッチャン、レッドジェノヴァ、リスグラシュー対斤量楽な3歳馬といったところだろうが紐は十分下位馬まで可能性があるので中心馬から人気下位馬へのフォーメーションが理想だろう。
 
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 河本 浜野 道永 予想オッズ
1 ハッピーユニバンス 56.0 松若 98.0 799.2
2 フロンテアクイーン 56.0 蛯名 105.8 × × 19.8
3 レイホーロマンス 56.0 福永 99.0 × 202.6
4 プリメラアスール 56.0 95.0 616.6
5 レッドジェノヴァ 56.0 池添 112.0 5.8
6 アドマイヤリード 56.0 藤岡康 106.2 × 81.1
7 モズカッチャン 56.0 Mデム 114.3 3.0
8 カンタービレ 54.0 Cデム 107.5 × 6.5
9 クロコスミア 56.0 岩田 105.3 × 34.8
10 ヴァフラーム 56.0 川又 94.0 324.5
11 スマートレイアー 56.0 武豊 109.2 × × 34.6
12 リスグラシュー 56.0 Jモレ 109.7 4.3
13 ノームコア 54.0 Cルメ 108.7 3.7
14 ワンブレスアウェイ 56.0 津村 99.1 × 161.6
15 エテルナミノル 56.0 四位 100.7 744.1
16 コルコバード 56.0 浜中 106.0 31.9
17 ミスパンテール 56.0 横山典 103.3 × 49.4


 

危険な人気馬 リスグラシュー(想定3人気)

 
強いて挙げればレベルにはなるが、2200m以上ではまだ連対した事が無いリスグラシュー。距離不安説を唱えるファンがいてもおかしくはなく、その微妙な距離の壁を壊せるかどうか。モズカッチャン、ノームコアにはそのファクターは全く通用しない為、ここで消去法ながら当馬をピックアップ。
 

穴馬予想 クロコスミア(想定9人気)

 
昨年モズカッチャンと大接戦を演じたクロコスミア。その後のレースでも超一流の牡馬相手にそこまで大きく負けていない。前走の府中牝馬ステークスは究極の上がり勝負になっての敗戦なだけで、今回は自らレースの主導権を握れれば前残りで面白い競馬が見れるかもしれない。
 

編集部の見解

 
本命はノームコア。2歳から大物感あったが春は結果はそこまで、ただ夏超えて前走は強かった。さすがハービンジャーの牝馬という印象。ここは斤量騎手込で本命に。対抗はモズカッチャン。牡馬とも勝負できる地力あるので古馬斤量でも中心。単穴は実績馬リスグラシューと上がり馬レッドジェノヴァとコルコバード。レッドジェノヴァは前走直線前ふさがってあの強さ。まだそこがみえていない。コルコバードは条件レベルの相手でのパフォーマンスだが大物感はある一発期待したい。(大川)
 
ベタベタな予想ですが逆らわずに、予想のテーマは4歳馬と3歳馬、外国人騎手です。印をつけるのはその4頭(4人)のみでいきます。その中で4歳馬を優位にとり、ノーザンファームのリスグラシューが◎です。去年は8着とはいえ、出遅れて上がり最速の0.4差ですから着順ほどは負けていないとみます。牝馬の横綱級がいないメンバー構成ですし、なんとなく、トゥザヴィクトリーをイメージさせるんですよね。もう1頭の4歳馬モズカッチャンが〇になります。中間熱発がありましたが、札幌記念を考えればここでは上位になります。▲ノームコアは紫苑ステークスが高レベルでした。レースレベルとしてはローズステークスよりも上ですから△カンタービレよりも上にみます。(浜野)
 
どの馬から入るかで大きく変わりそうな今年のエリ女。外国人騎手に人気が偏りそうなのでここはあえて◎レッドジェノヴァから入る。前回一流牡馬に混ざり堂々の2着。3〜4角でズルズル位置を落としたところから終わったかと思いきや、巻き返して2着は強さを感じた。○モズカッチャンは海外帰りで後方から。このまま終わるかと思ったところ圏内まで伸ばしてきた。今回位置を上げればここでも頭候補の一頭。▲カンタービレは前走スタートで終了かと思ったところ、最後までしっかりと伸びてきた。あの競馬が出来たのも1つ収穫で本来の先行に戻れば改めて強さを見せてくれるだろう。(道永)

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