戸崎『自分の競馬は出来ました』

 

2019年3月31日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着:アルアイン 牡5 (北村友一)
2着:キセキ 牡5 (川田将雅)
3着:ワグネリアン 牡4 (福永祐一)

レースタイム:2:01.0(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.2
 
果敢に攻めたというよりは、押し出される形で先手を取ったエポカドーロ。キセキも無理に前を主張しなかったため、自ずとペースはスローの流れになった。前半1000mが61秒台の遅い展開をじっくりとタメて逃げて行くものの、4コーナーから直線入り口で一気に後続が押し寄せペースアップした際に対応出来ず。そのまま波に飲まれてズルズルと後退して行っただけの競馬となった。戸崎騎手は納得の表情でコメントしていたが、正直不可解な敗戦。もっと飛ばして行った方が持ち味は活きた筈だが。
 

展開も味方しそうな予感

 
グンと動きも良くなり上昇気配のエポカドーロ

グンと動きも良くなり上昇気配のエポカドーロ

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やはり藤原英昭厩舎と言えば目標となるレースできっちり仕上げて来るイメージ。逆に休み明けの敗戦などは気にしなくて良く、ここ一番で結果を出すところが昨年のリーディングたる所以でもある。そして今回は、前に先導役のキセキがいるという事もあり流れ的に皐月賞の様な展開となりそうな公算が大。いつでも動ける態勢で4コーナーに入って行ければあっさりと押し切っても何ら驚かないが、さて果たして。
 

直線失速し能力に疑問符

 

2019年2月24日 中山記念 芝1800m 中山競馬場

1着:ウインブライト 牡5 (松岡正海)
2着:ラッキーライラック 牝4 (石橋脩)
3着:ステルヴィオ 牡4 (丸山元気)

レースタイム:1:45.5(良)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
 
皐月賞の再現とはならなかった。展開的には当時と全く同じ、戸崎騎手も『良い形のレース運びで直線もいけるかと思った』とコメントしており、競馬的には申し分ない内容だった。が、最後は内からスワーヴリチャードにすらかわされてしまい5着敗退を喫する。昨年秋の2走はともかく、今回の敗戦には言い訳が許されない条件での1戦だけに能力自体を疑ってしまわざるを得ない。
 

藤原英師『成長している、後は古馬だけ』

 
併せ馬できっちり先着を果たすエポカドーロ

併せ馬できっちり先着を果たすエポカドーロ

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オルフェーヴルが古馬になってから迫力を増した様に、エポカドーロもまだまだ伸びシロが十分。疲れやすかった体質も改善され、どんどん馬が良くなって来ているとの事。馬自身の動きが柔らかくしなやかになって来ており、これまで以上のパフォーマンスが期待出来そう。後は初めての古馬との戦いで、どこまで何時も通りの走りが見られるか。今年の活躍を占う、非常に重要な1戦となるのは間違いない。
 

戸崎『最後はきつくなってしまった』

 

2018年10月21日 菊花賞 芝3000m 京都競馬場

1着:フィエールマン 牡3 (C.ルメール)
2着:エタリオウ 牡3 (M.デムーロ)
3着:ユーキャンスマイル 牡3 (武豊)

レースタイム:3:06.1(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
スタート後、逃げるジェネラーレウーノの直後にうまく位置取ったエポカドーロ。道中はそのジェネラーレウーノが作るスローペースで完全な先行有利の展開。向正面から4コーナーでもスムーズに運び、直線も空いた内に切れ込む絶好の形で終盤を迎える。しかし、そこから思った様な伸びを見られず、ジワジワと脚を使うだけで終わり8着へと沈んでしまった。レース後、戸崎騎手から『馬がきつくなった』と明らかに距離不向きのコメントも見られている。やはり母系からしてベストは2000m前後なのだろう。
 

エポカドーロ

 
エポカドーロ(ダイワパッション2015)

エポカドーロ(ダイワパッション2015)

牡馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:ダイワパッション
母父:フォーティーナイナー
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:田上徹
馬主:ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

通算成績:10戦3勝(3-2-1-4)
主な戦績:皐月賞など
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母ダイワパッションは現役時代に重賞2勝、繁殖牝馬としては初年度から4頭ダイワメジャーを配合されるも実績が上がらず。そして種牡馬が変えられて初めて産まれたのがこのエポカドーロである。ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンで4500万円という高値の募集額が付けられた逸材。オルフェーヴルと相性抜群のフォーティナイナー系牝馬というのが良かったのだろう。スピード力の高い先行押し切りが特徴、キレよりも持久力で勝負するタイプだ。
 

血統背景

 
オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート ノーザンテースト
グランマスティーヴンス
ダイワパッション フォーティナイナー Mr.Prospector Raise a Native
Gold Digger
File Tom Rolfe
Continue
サンルージュ シェイディハイツ Shirley Heights
Vaguely
チカノヴァ Northern Dancer
Cairn Rouge


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
母は重賞馬とはいえファミリーや兄弟に目立った活躍馬はおらずオルフェーヴルの当たりを引いた産駒という印象。兄弟にも現時点だと過度な期待は禁物だろう。
 

前評判

 
2歳10月の新馬戦から3ヶ月後の3歳1月未勝利戦にかけて+14kgと大幅な成長を見せたエポカドーロ。この期間に馬体に身が入って馬が変わって来るというのは、まさにオルフェーヴルひいてはステイゴールドの急に覚醒する成長曲線と似ているところ。馬が突如としてスイッチが入った様になり、それまでのレースが参考にならない程に変化を遂げたが当馬もまさにその典型だろう。
 

エポカドーロ

 

黄金の時代(イタリア語)

 
父名、母父名より連想してのネーミング。

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