外房ステークス直前
今年の3月に約1年半ぶりの休養を経て実戦復帰したエターナルフレイム。そこから2戦は叩き台といった感じだったが、2走前の勝利を皮切りに馬が完全復調した模様だ。連勝中も他馬を寄せ付けない完璧なレース運びで快勝。今の状態と勢いなら昇級戦の3勝クラスでも全く問題なく戦えるのではないだろうか。とにかくスタートを決めて逃げ馬の2~3番手をロス無く回って来れれば直線は見せ場を作ってくれる筈だ。
エターナルフレイム
血統を遡れば、アグネスフライトやアグネスタキオンにも分布する祖イコマエイカンの血を持つエターナルフレイム。本馬自身はそこからトウショウボーイ、ノーザンテーストの代重ねで構成されておりどちらかと言えば軽快さを強調された配合となっている。そこにフレンチデピュティ、言わば短距離のダート馬を産み出す為の布石とも言え、エターナルフレイム自身が短距離路線で活躍するのは必定だろう。
血統構成
フレンチデピュティ | Deputy Minister | Vice Regent | Northern Dancer |
Victoria Regina | |||
Mint Copy | Bunty's Flight | ||
Shakney | |||
Mitterand | Hold Your Peace | Speak John | |
Blue Moon | |||
Laredo Lass | Bold Ruler | ||
Fortunate Isle | |||
エターナルフレイム | ノーザンテースト | Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Lady Victoria | Victoria Park | ||
Lady Angela | |||
マークプロミス | トウショウボーイ | テスコボーイ | |
ソシアルバターフライ | |||
ヤングサリー | リマンド | ||
イコマエイカン |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
アグネスレディーの全妹から伸びるファミリーだが特に実績馬もいないので血統構成からの強調材料はない。
前評判
曾祖母ヤングサリーが、アグネスフローラを産んだアグネスレディーの全妹にあたる牝系の出自である。遠親にアグネスフライト、タキオン兄弟がいるもののあちらは本線。こちらは伏線の関係にあたり、本馬以外でこの一族から活躍した馬は重賞2~3着馬が数頭いる程度である。そう考えると本馬を見出した岡田牧雄氏の相馬眼を称賛するほか無いだろう。
馬名の意味
永遠の炎
母名から連想したネーミング。
父馬:フレンチデピュティ
母馬:エターナルシャイン
母父:ノーザンテースト
所属:高木登厩舎(美浦)
生産:折手牧場
馬主:岡田牧雄
通算成績:13戦4勝(4-0-4-5)
主な戦績:3歳上2勝クラスなど