最後の一完歩で栄冠逃す

 

2018年10月21日 菊花賞 芝3000m 京都競馬場

1着:フィエールマン 牡3 (C.ルメール)
2着:エタリオウ 牡3 (M.デムーロ)
3着:ユーキャンスマイル 牡3 (武豊)

レースタイム:3:06.1(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
1週目のスタンド前では定位置となる最後方の集団に位置したエタリオウ。しかし、向正面辺りではいつの間にか中団にまで位置を押し上げ、そこからスルスルと上がって行くと4コーナーではほぼ先行グループに並びかける競馬。直線入り口で早くも先頭へ立つと後続を引き離しそのまま押し切るかに見えたが、最後の1Fで内からフィエールマンに並びかけられ叩き合いのもつれる。ゴール前のクビの上げ下げで、不運にもハナ差かわされたエタリオウが無念の2着でクラシック戦線を終える事となった。しかし、ここに来ての急成長はさすがステイゴールド産駒。来年春の天皇賞では間違いなく本命候補だろう。
 

エタリオウ

 
エタリオウ(ホットチャチャ2015)

エタリオウ(ホットチャチャ2015)

牡馬

父馬:ステイゴールド
母馬:ホットチャチャ
母父:Cactus Ridge
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:Gリビエール・レーシング

通算成績:9戦1勝(1-6-0-2)
主な戦績:菊花賞2着など
via google imghp
 
母ホットチャチャはアメリカのGⅠホースで、エタリオウはその2番仔にあたる。2016年のセレクトセールでは、まだ産駒が走っていないにも関わらず約1億円もの高額取引をされている。その事からも馬そのもののデキが素晴らしく、それがオーナーを始めとする関係者の目に止まったという事なのだろう。母の方も辿ればStorm Cat系、サンデーサイレンス系との変則ニックス的な配合である。
 

血統背景

 
ステイゴールド サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ゴールデンサッシュ ディクタス Sanctus
Doronic
ゴールデンサッシュ ノーザンテースト
ダイナサッシュ
ホットチャチャ Cactus Ridge ヘネシー Storm Cat
Island Kitty
Double Park Lycius
Just Pretty
Reduced Sentence Broad Brush Ack Ack
Hay Patcher
Long Term Private Account
Infinite


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
Inside Information(Pure Pro...

Inside Information(Pure Profit1991)

牝馬

父馬:Private Account
母馬:Pure Profit
母父:Key to the Mint
所属:Claude McGaughey Ⅲ厩舎(米)
生産:Ogden Mills Phipps(米)
馬主:Ogden Mills Phipps

通算成績:17戦14勝(14-2-1-0)
主な戦績:ブリーダーズカップディスタフ、ラフィアンハンデなど
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
一族は、Educated RiskやInside Informationを出している一族で母自身もG1馬で産駒が活躍しても全くふしぎではないが母の今後の産駒に注目できる産駒がはやくも登場したという結果。兄弟も楽しみである。
 

前評判

 
母ホットチャチャの実績とステイゴールドの爆発力を加味しても、相応の期待値が持てそうな産駒と言える。遠い親戚に1990年代初頭のアメリカ最強牝馬インサイドインフォメーションがいる由緒ある血統馬でもある。しかし、当たり外れの大きい父を考えると1億円もの大枚を叩いて落札したGリビエール・レーシングの先見の明を讃えるほか無い。同年代にスクリーンヒーロー産駒のジェネラーレウーノを所有している辺り、同馬主のアドバイザーが相当な目利きの人間なのだろう。
 

馬名の意味

 

得たりおう

 
敵対する相手をうまく仕留めた時、応戦する時に発する言葉。

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