牝馬限定戦で確実に1勝を

 
新馬戦で負けたワールドプレミアが次の重賞で3着に入った事を考えれば、牝馬限定の1戦では間違いなく確勝級と考えて良いエスポワール。今回、相手になりそうなオーロトラジェ(ミッキークイーンの妹)やモアナアネラ(ジェンティルドンナの娘)がいるものの、実際にレースである程度の結果を出している同馬が最も有力視されるべきだろう。M.デムーロ騎手も継続騎乗でやる気十分、サクッと勝ち上がって欲しい。
 

平均ペースから粘って3着

 

2018年10月21日 2歳新馬 芝1800m 京都競馬場

1着:ワールドプレミア 牡2 (武豊)
2着:メイショウテンゲン 牡2 (池添謙一)
3着:エスポワール 牝2 (M.デムーロ)

レースタイム:1:48.0(良)
レース上がり3ハロン:35.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
積極的にハナを奪いに行ったエスポワール。番手にビッシリ付けられる形からペースを落とせず、気がつけば1000m60秒4という平均的な流れを形成してしまった。初めて走るレースでは大抵、62~64秒台といった超スローペースになるだけにこれは新馬にとってハイペースと言って良いだろう。普通なら直線でズルズル後退して行くものの、エスポワールに関しては逆に一瞬抜け出す走りを見せて勝ち馬に必死に抵抗する内容で3着フィニッシュ。今後の活躍が期待出来そうな1頭だ。
 

母系+オルフェーヴルで化学反応?

 
バレークイーン→グレースアドマイヤの優秀かつ大物を輩出して来た牝系のスカーレット。そこへ現役時代さながらの一か八か的な能力遺伝が特徴的なオルフェーヴルを配合。ハズレを引いてもおかしくないが、この母系ならそれを上手くプラスに転じてくれるイメージしかない。実際に調教の動きも良く、実戦に行ってとんでもない化け物クラスだっとしても何ら不思議ではないだろう。
 

エスポワール

 
エスポワール(スカーレット2016)

エスポワール(スカーレット2016)

牝馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:スカーレット
母父:シンボリクリスエス
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤英子

通算成績:1戦0勝(0-0-1-0)
主な戦績:特になし
via google imghp
 
馬体は可もなく不可もなくといった印象か。この血統は半兄アドミラブルの様にクラシック前に急激な成長を遂げる一族、思えば祖母グレースアドマイヤも古馬になってから活躍が著しかった。そこに早くから仕上がり気性が勝ち気味のオルフェーヴルを掛け合わせる事で生まれる相乗効果に期待か。体調面も補える配合は良い方向に左右しそう。馬体重は春の段階で462kg。
 

血統背景

 
オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート ノーザンテースト
グランマスティーヴンス
スカーレット シンボリクリスエス Kris S. Roberto
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
グレースアドマイヤ トニービン カンパラ
Seven Bridge
バレークイーン Sadler's Wells
Sun Princess


 

兄弟馬

 
アドミラブル(スカーレット2014)

アドミラブル(スカーレット2014)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:スカーレット
母父:シンボリクリスエス
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤英子

通算成績:5戦3勝(3-0-1-1)
主な戦績:青葉賞など
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近親馬

 
リンカーン(グレースアドマイヤ2000)

リンカーン(グレースアドマイヤ2000)

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:グレースアドマイヤ
母父:トニービン
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤英子

通算成績:23戦6勝(6-5-3-9)
主な戦績:京都大賞典、阪神大賞典、日経賞など
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ヴィクトリー(グレースアドマイヤ2004)

ヴィクトリー(グレースアドマイヤ2004)

牡馬

父馬:ブライアンズタイム
母馬:グレースアドマイヤ
母父:トニービン
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:近藤英子

通算成績:16戦3勝(3-1-2-10)
主な戦績:皐月賞など
via google imghp
 

血統評価:3.5pt

 
バレークイーン一族の本線、グレースアドマイヤの娘の中で母父SSのグローリアスデイズが大本命でしたがこちらのスカーレットがここまでハズレなしで来ているので父はオルフェーヴルに代わって微妙かもしれないが引き続き期待できる母である。シンボリクリスエスは父としては、成功しなかったと言い切れるが母父といては、成功したとすでに言い切っていいだろう。
 

前評判

 
『ここに来て急に逞しくなり全体的に体が大きくなって来ていますね。性格は父に似て煩いですが、走る時はいたって真面目で扱いやすいのでそう心配要りません。柔らかい動きをしていますし、距離は長めで良さが出そうですね』とは担当スタッフのコメント。まだ焦らずゆっくりと調整し、今の所は秋頃にデビュー予定。アドミラブルよりも順調に進んでいる。
 

馬名の意味

 

希望(フランス語)

 
大きなタイトルに希望が持てる様な華々しい活躍を期待してのネーミング。

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