モレイラ『バランスの良い走り』

 

2018年9月30日 2歳新馬 芝1800m 中山競馬場

1着:エアジーン 牝2 (J.モレイラ)
2着:エクリリストワール 牡2 (戸崎圭太)
3着:アドマイヤレオ 牡2 (田辺裕信)

レースタイム:1:49.4(重)
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.7
 
スタートは出たものの無理に前には付けずスッと外へ進路を取るエアジーン。牝馬で小柄な馬体だけに揉まれるのだけは避けたい中、モレイラ騎手が上手く馬群に入れずに追走させるさすがの騎乗。3コーナー辺りから徐々にプッシュし位置を取りに行くと、直線入り口では既にトップスピードに乗った状態。そこからしっかりと最後まで駆け抜け、エクリリストワールやヴァイスカイザーなどの評判馬を一蹴して見せた。鞍上もイメージ通りの競馬が出来た様で、馬の能力の高さを褒めていた様だ。
 

『いきなり勝ち負け出来る仕上がり』

 
半姉に現役で4勝をあげているクィーンズベストがおり、近親には佐々木主浩オーナー所有のGⅠ馬がズラリと並ぶ繁栄ファミリー出身のエアジーン。当然ながらオーナー、厩舎からの期待値も大きくそれに伴った動きも見せている。動き自体は素軽く仕上がり早、担当する調教助手も自信の表情で新馬戦での活躍を明言していた。鞍上は“マジックマン”ことJ.モレイラ騎手がスタンバイだ。
 

エアジーン

 
エアジーン(ラスティングソング2016)

エアジーン(ラスティングソング2016)

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ラスティングソング
母父:フジキセキ
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:ラッキーフィールド

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
 
母ラスティングソングの繁殖実績も安定感があり、さすがのハルーワソング一族といった所。既にハービンジャーでもインヴィクタで一応の結果を残しているだけに、エアジーンも普通に走ればそれなりの形は付いて来るだろう。とは言え、爆発力という点では代重ねして行く中で薄れて来ているイメージもあり爆発力のある種牡馬を配合した方が良いかもしれない。ハービンジャーは牝馬の方が活躍しているだけにそこで期待したい。
 

血統背景

 
ハービンジャー Dansill デインヒル Danzig
Razyana
Hasill Kahyasi
Kerali
Penang Pearl Bering Arctic Tern
Beaune
Guapa Shareef Dancer
Sauceboat
ラスティングソング フジキセキ サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ミルレーサー Le Fabuleux
Marston's Mill
ハルーワソング Nureyev Northern Dancer
Special
Morn of Song Blushing Groom
Glorious Song


 

兄弟馬

 
クィーンズベスト(ラスティングソング2013)

クィーンズベスト(ラスティングソング2013)

牝馬

父馬:ワークフォース
母馬:ラスティングソング
母父:フジキセキ
所属:大久保龍志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:林正道

通算成績:20戦4勝(4-8-2-6)
主な戦績:4歳上1000万下など
via google imghp
 

近親馬

 
シュヴァルグラン(ハルーワスウィート2012)

シュヴァルグラン(ハルーワスウィート2012)

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:25戦7勝(7-6-6-6)
主な戦績:ジャパンカップなど
via google imghp
 
ヴィブロス(ハルーワスウィート2013)

ヴィブロス(ハルーワスウィート2013)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:13戦4勝(4-4-0-5)
主な戦績:秋華賞、ドバイターフなど
via google imghp
 

血統評価:1.7pt

 
けして成功しているとはいえないワークフォースで重賞健闘馬をだしているので2頭目のハービンジャー
産駒、期待してもよさそう。全兄も現時点で2勝しており、ファミリーはハルーワソングのファミリーで、世界屈指のBallade一族なので母父ものたりないが十分良血だろう。
 

前評判

 
堀厩舎に預けられている時点でかなりの好素質馬と見るべきだろう。“エア”でお馴染みのラッキーフィールドは馬主業における動向が余り見えないポジションにおり、デビュー前の情報は意外と少ない。しかしながら、ノーザンファーム経由の血統馬が多くほとんどが走る産駒と言っても良い程だ。今回も繁殖牝馬にあげる所まで考えての購入だろうが、こういった馬が突然走って来るものである。
 

馬名の意味

 

冠名+遺伝子

 
上記にもあるが、完全に繁殖用としても意識している様なネーミング。

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