伊勢崎特別直後
道中は2番手から一旦後方に下げて先行集団の直後で脚を溜めたウラノメトリア。ペースはやや遅い流れで進んで行くも、前の出し入れ自体は激しくどちらかと言えば差し有利の展開となった1戦。4コーナーから徐々に押し上げて行くと、直線コースではR.ムーア騎手が豪快な追い出しで先に抜け出したテトラルキアを目標にグングン加速。ゴール前で捉えるとアタマ差きっちりと抜け出して快勝を飾った。休み明けに+14kgの馬体増と条件は悪かったが、昇級戦を力で捻じ伏せる内容は今後も上のクラスで戦って行けるだろう。
伊勢崎特別直前
デビューから暫く勝ち星に恵まれなかったウラノメトリアも、ダート路戦に転向してから3戦して2勝2着1回と安定した走りを披露している。ダート適性の高い配合だけにある程度潰しが効く事は分かっていたが、想定以上に活躍を見込めそうな雰囲気は早くも感じる。その3戦で全て上がり最速を叩き出している事からも、直線の長い東京コースに替わる事はプラスとなる筈。鞍上はR.ムーア騎手で一気に強化と来れば目指すは連勝のみ。
3歳上1勝クラス直後
単勝1.6倍の支持を受けたウラノメトリア。道中は後方から追走して3コーナーから一気にポジションを押し上げて行く。レースの流れを自ら作って直線では前を射程圏内に捉える内容のレース運びとなった。そこから前をかわして単独先頭へ立つと、ゴール前で後方から迫ったサングラスを凌いで2勝目をゲット。着差以上に力差のあるパフォーマンスで、まだまだ上を目指せる素材だろう。
3歳上1勝クラス直前
前走はただ相手が悪かったとしか言い様が無い1戦だった。逃げたロードリバーサルがそのまま直線粘り込んで、上がり35秒9でまとめるのだから後ろから行った馬にはどうしようもなかっただろう。ウラノメトリアはそれ以上の脚で上がっており、3着以下も突き放している事からやはり同クラスでは明らかな地力上位。今回のメンバー構成なら圧勝まであって良い、とにかくこのレベルのクラスで足踏みしている馬でない事だけは確かである。
3歳上1勝クラス直後
2019年7月14日 3歳上1勝クラス ダート1900m 中京競馬場
1着:ロードリバーサル 牡3 (川田将雅)
2着:ウラノメトリア セ3 (川須栄彦)
3着:シホノフォルテ 牡3 (浜中俊)
レースタイム:1:55.9(重)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.9
2着:ウラノメトリア セ3 (川須栄彦)
3着:シホノフォルテ 牡3 (浜中俊)
レースタイム:1:55.9(重)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.9
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スタートで行き脚が付かず内目の後方待機を余儀なくされたウラノメトリア。道中縦長になると外目に持ち出してジワジワとポジションを上げて行く積極的な競馬を見せた。4コーナーで再び上手く内に潜り込むと、直線では馬群を割って逃げるロードリバーサルに迫って行く。ゴール前まで必死に追い上げるも、僅かに差し届かず2着に敗戦。それでも、レース内容としては自ら流れを動かして見せ場を作るのだから次は確勝級となるだろう。
3歳上1勝クラス直前
半兄コズミックフォースのダービー3着という実績が強調されているが、その上アンティノウスや近親ウェスタールンドなどダートの活躍馬も多い一族。そういう意味で、砂適性もそこそこ高いルーラーシップ産駒であればダート路線という選択肢も十分にあったのだろう。実際、矢作芳人調教師はUAEダービーに予備登録していたり、ジャパンダートダービーでも補欠馬に入っていたりと期待値は予想以上に大きい。それならここで足止めを食らっている暇は無い。
3歳未勝利直後
3ヶ月ぶりの実戦も仕上げはきっちり。ダートに新活路を見出したウラノメトリアは血統からも2番人気評価となった。前半3番手で追走し1番人気ニホンピロハビアーを見る形でレースを進め、向こうが仕掛けると同時に進出。直線ではそれを楽々と競り落とし後は独走態勢に。最後まで脚を緩める事なく、3馬身差を付ける内容で待望の初勝利を飾っている。ダート路線では良い所を目指せそうな雰囲気だ。
3歳未勝利直前
22日の新馬戦以降、毎週の様に未勝利戦の番組に登録。そして回避を繰り返しては、今回の1戦に出走となったウラノメトリア。陣営が緻密に相手を選んでレースを決めた感じも含め完全に勝負気配しか無い。実際、メンバーを見渡しても前走2着は同馬しかおらず、3着馬も1頭だけとほぼタダもらいの勝負となりそう。ここを楽勝してダメージ無く次走に繋がる競馬をしたいところ。
2歳新馬直後
2018年12月22日 2歳新馬 芝1800m 阪神競馬場
1着:グラディーヴァ 牝2 (M.デムーロ)
2着:ウラノメトリア セ2 (C.ルメール)
3着:アルテラローザ 牝2 (C.デムーロ)
レースタイム:1:49.9(稍重)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
2着:ウラノメトリア セ2 (C.ルメール)
3着:アルテラローザ 牝2 (C.デムーロ)
レースタイム:1:49.9(稍重)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.6
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好スタートから押して前の位置を取りに行ったウラノメトリア。逃げたタイヨウトチキュウの直後を付け、絶好位で競馬を展開した。4コーナーで外からグラディーヴァが上って行くとそこで前が壁になり、直線も上手く外に出せないシーン。ようやくエンジンが掛かった時には既に遅く、先に抜け出したアルテラローザを捉えて2着に上がるのが精一杯の内容だった。とは言え、セン馬らしくまだ子供っぽさが抜けておらず、経験を積んで行く事で全てのパフォーマンスが上って行くだろう。
2歳新馬直前
既に7月にはゲート試験も合格していたウラノメトリア。しかし、気性難で8月に去勢手術を受けておりその影響でデビューがここまでズレ込んだ模様である。が、血統馬らしく動きはやはり絶好。坂路、CW共に好時計を楽にマークするなど実戦に行っても期待出来そうな動きをしている。鞍上はC.ルメール騎手を配置。阪神最終週の新馬戦で大物候補の1頭が満を持して新馬戦を迎える。
ウラノメトリア
2018年の日本ダービーで3着に入ったコズミックフォースの半弟にあたるウラノメトリア。その上のアンティノウスもダートながら4勝をあげオープン級と、常に安定した活躍馬を輩出する母ミクロコスモスはさすがのひと言だろう。今回のウラノメトリアはルーラーシップ産駒で、父と同じく豊富な筋肉量と雄大な馬格を誇る1頭だ。大きなフットワークでクラシック戦線を賑わせるか、馬体重は春の段階で494kg。
血統背景
ルーラーシップ | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
エアグルーヴ | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ダイナカール | ノーザンテースト | ||
シャダイフェザー | |||
ミクロコスモス | ネオユニヴァース | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing well | |||
ポインテッドパス | Kris | ||
Silken Way | |||
ユーアンミー | Marquetry | Conquistador Cielo | |
Regent's Walk | |||
Archimillionnaire | Medaille d'Or | ||
Conqueluche |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:2.0pt
母は競走実績そこそこの馬だったが産駒は母以上の地力水準でここまで来ている。母父ネオユニヴァースが良い方向に出ている厳しい展開での継続スピードがある程度出せていると考える。父がキングカメハメハからルーラーシップにかわるのでよりその方向にシフトすることになるがそれがプラスにでるかどうかだろう。
前評判
『ルーラーシップ産駒独特の重たさが全く無く、素軽さとフットワークの大きさと稽古の動きからもかなり能力は高そうですね。心肺機能も良くかなり期待出来そうです』との事。早めデビューを目指し既にトレセン入り、ゲート試験にも合格し初陣の準備は万端だ。POGでもダークホース的存在。
馬名の意味
17世紀にドイツで出版された星図書名
母名から連想の宇宙シリーズによるネーミング。響き的に和名っぽさもあったがこれは走って来そう。
2着:テトラルキア セ4 (石橋脩)
3着:カナシバリ 牝3 (江田照男)
レースタイム:2:13.4(良)
レース上がり3ハロン:36.4
勝ち馬上がり3ハロン:36.0